今日は
不登校と病院について
考えてみましょう!
お子さんの登校しぶりが始まり
お子さんが
✅「行きたくない」と泣き叫ぶ
✅朝、起きられない
✅身体症状に現れる
このような状態になると
今まではどうにか登校させなければ・・・
と思っていた方も
登校させることへの
抵抗感が出てくると
次には
病院に行った方が
良いのではないか?
と考える方が多いかと思います。
厚生労働省の報告によると
不登校による
心の問題やストレスで、
小児精神科や
心療内科を受診する割合は
約20~30%と言っています。
実際に私も
まずは、担任の先生
次に、スクールカウンセラー
そして、病院
というように
どうすればいいのかを求めて
相談をし続けた時期がありました。
今は、
不登校外来という
病院も増えてきましたね。
じゃあ、病院に行けば
再登校できるようになるかどうか?
といえば
うーん
難しい・・・
というのが正直なところです。
病院は、お薬の治療が
メインとなりますので
不安が強い子が受診をすれば
「不安を和らげるお薬を
出しましょう」
と言われることがほとんどです。
実際に息子もそうでしたし
個別セッションにいらっしゃる方も
そう言われたご経験がある方が
とても多いです。
病院での不登校の治療は
対処療法なのです。
じゃあ、お薬を飲んだら
学校生活を送る自信が育つのか?
というと
不安が多少は和らぐかも
しれませんが
残念ながら
自信が育つわけではありません。
そしてもうひとつ
思春期のお子さんに対しては
通院は慎重にしてほしい
理由があります。
それは
医療機関を受診することで
不登校=「病気」として
ラベル付けされることで
お子さんが
「自分は何か
おかしいのではないか」
と感じる場合があるからです。
特に思春期のお子さんは
ガラスのハートを
持ち合わせています。
病院に行くこと自体が
ストレスになってしまうことも
あることを知ってください。
もちろん
起立性調節障害や
過敏性腸症候群など
身体症状に出ている場合は
通院が必要なこともありますので
臨機応変に
対応していく必要はあります。
一番、大切なことは
学校に行けなくなって
失われてしまった
お子さんの自信を
取り戻してあげることです。
それは、すなわち
脳を育てていくこと
なのです。
お薬を飲むよりも
何倍も効果があります。
私自身はもちろん
受講してくださった生徒さんも
皆さん、おっしゃっていますよ。
「私の声かけで
子どもってこんなに
変わるのですね!」って。
お母さんの肯定の声かけが
お薬以上の効果があること
ぜひ、知ってくださいね!