今日は
不登校の子が
一歩踏み出す瞬間
についてお話します。
先日、メルマガ読者さんから
こんなご相談をいただきました。
「娘は不登校でしたが
最近少し前向きになってきています。
4月から学校に行くと言っています。
繊細な娘なので
どのようなサポートをすれば
いいでしょうか?」
▲ここまで▲
不登校だったお子さんが
「学校に行く」と言ってくれた。
とても嬉しいですよね。
でも同時に
本当に大丈夫かな。
また行けなくなったらどうしよう。
そんな気持ちが
よぎることもあるのではないでしょうか。
不登校の子は
「行きたい気持ち」と
「怖い気持ち」
両方を抱えています。
だから
前に進みそうになったと思ったら
また止まる。
そんなことが
実はよく起きます。
不登校の子が動けなくなる理由は
やる気でも性格でもありません。
多くの場合
学習性無力感
という状態です。
「どうせできない」
「私には無理」
と脳が覚えてしまうのです。
すると
まだ何も起きていないのに
朝になると動けない
学校の話だけで不安になる
そんなことが
起きてしまいます。

でも、この状態は
ずっと続くわけではありません。
今日、生徒さんから
こんなメールをいただきました。
2ヶ月間
学校に行けなくなってしまった
Aちゃん。
ある日の夜
「明日、学校の前まで
自転車で行ってみようかな」
と
ぽつりと話したそうです。
そして実際に
学校の前まで行くことができました。
するとその夜
「実は今
計画を考えているんだけど
聞いてくれる?」
と
ママに話してくれたそうです。
火曜日は
学校にテストを取りに行く。
テストは家で解く。
それをまた
学校に届けに行く。
そしてその計画を
自分で紙に書いて
冷蔵庫に貼ったそうです。
当日の朝
「7時に起こしてね」
と言って寝て
本当に7時に起きました。
朝ごはんを食べ
自分で準備をして
学校へ行き、テストを
受けることができました。
帰り道では
緊張が解けたのか
鼻歌を歌っていたそうです。

ここで大事なのは
ママが
「学校行こう」
と言ったわけではない
ということです。
ママがしていたのは
✔ 小さな「できた」を見つける
✔ 子どものペースを信じる
✔ 焦って前に進ませない
という関わりでした。
不登校の子が動き出すとき
必ず起きる変化があります。
それは
「どうせできない」
という感覚が
「できるかも」
に変わることです。
この自信を
自己効力感
と言います。
この自信が育つと、子どもは
言われて動くのではなく
自分から動き出します。
脳はコミュニケーションで
発達するからです♪
もし今
「この子の一歩を支えたい」
そう思っているのであれば
登校させなければ!
と背中を押すことではなく
今日ひとつだけ
お子さんの小さな
「できていること」を見つけて
言葉にしてみてください。
その言葉が
止まっていた子どもの脳を
少しずつ動かし始めます。
この春休み、お子さんの
「できた」を見つけて
言葉にして
脳に届けてあげられるか。
それが
4月からのお子さんの
エネルギーに変わります。


