発達障害とは言わせない!こだわりの強さを「才能」に変える魔法の言葉かけ

 

発達障害アスペルガータイプの子どもの理解しがたいこだわりを無理にやめさせていませんか?こだわりの強さは、将来成功すると才能と呼ばれますが、この成功の鍵はお母さんの対応次第!今回は、こだわりの強さを才能に変える言葉かけを紹介します。
 

【目次】

1.発達障害・アスペルガーのこだわりはAI時代に必要な力
2.こだわりが厄介に思われている現実
3.こだわりの強さを才能に変える魔法の言葉かけ

 
 

1.発達障害アスペルガーのこだわりはAI時代に必要な力

 
 
 発達障害アスペルガーの子どものこだわりの強さに悩んでいませんか?
 
 
・興味のあることには何時間でも集中する
 
・興味のないことにはまったく取り組まない
 
・今していることから次の行動に切り替えられない
 
・人の意見を聞かずに自分のやり方にこだわる
 
・体調不良でも習い事を休まない
 
・完璧にこなすことにこだわって失敗を極度に嫌がる
 
 
このように「こだわり」と聞くと厄介に思われがちですが、世の中にはエジソンやジョブズのように「こだわり」を突き詰めて成功した人たちもいます。
 
 
時間を忘れて一つのことに集中する力や、人の意見に流されず自分のやりたいことを続ける力は、とても貴重なものです。
 
 
 
 
これからのAI時代は、みんなと同じことができる子どもよりも、何かに特別な才能を持っていたり、新しいことを考え出せる子どもの方が、社会で活躍できる可能性か高くなります。
 
 
子どもたちのこだわりは、好きなことにとことん打ち込むことで、得意から才能に変わっていきます。
 
 
だからこそ、そのこだわりを伸ばしてあげることが大切になってきます!
 
 
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2.こだわりが厄介に思われている現実

 
 
こだわりを突き詰めて成功する大人がいる一方で、発達障害の子どもたちの「こだわり」は、現実には厄介なものとみなされることが多いですよね。
 
 
・自分の興味のあることにしか取り組まないと心配される
 
・学校でやりたくないことに参加しないと「集団行動ができない」と指摘される
 
・人と違う行動をしないで、みんなと同じ行動をするように指導される
 
・親が理解しがたいものにこだわると「そんなことはいいから…」と怒られる
 
 
自分のこだわりを理解してもらえないまま指摘されたり否定され続けたりすることで、不安が増したり、自信を失って挑戦しない子になってしまうこともあります。
 
 
 
 
そのようにならないためには、こだわりの特徴を理解し、こだわりがあることで子どもが本当は何に困っているのかを知ることが大切です。
 
 
そして、お母さんがそれを見極め、「やめさせるべきこだわり」か「とことん付き合うべきこだわり」かを判断できる力が必要になってくるんです。
 
 
私は親子のコミュニケーションを通じて、こだわりは弱みではなく強みであることを証明したいと思っています。
 
 
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3.こだわりの強さを才能に変える魔法の言葉かけ

 
 
子どもが話している言葉には、お母さんの言葉遣いや口調が反映されています。子どもは聞いた言葉で育つからです。
 
 
たとえば、ある有名な漫画家は、学校の教科書に絵を描き続けて先生に注意されても、お母さんだけは「あなたの絵は面白い」と言い続けました。
 
 
そのおかげで彼は自分の絵を信じることができて、有名なアニメ制作者として成功を収めています。
 
 
もしこのお母さんが先生と一緒になって「絵なんて描かずに、ちゃんと勉強しなさい!」と言って絵を描くことをやめさせていたら、どうだったでしょうか?
 
 
きっと才能は開花せず、成長する機会を失っていたかもしれないですよね。
 
 
親が子どもの特性やこだわりを否定せずに理解したこと、才能を信じる言葉をかけ続けたこと、才能を伸ばす環境を整えることで、こだわりの強い子は自分の才能を信じて集中して取り組むことができるんです!
 
 
・「あなた〇〇(こだわっているもの)素晴らしいよ!」
 
・「好きなことに集中できるのは素晴らしい才能だよ!」
 
・「持ち前の集中力で□□したら、もっといい結果が出そうだね!」
 
 
このような肯定的な言葉かけが大切です。
 
 
お母さんの言葉次第で、子どものこだわりは「厄介なもの」から「才能」に進化していきます。
 
 
 
 
こだわりを才能に変えるための具体的な言葉かけをまとめると以下の3つです。
 
 
①肯定的な言葉を使う
「あなたの集中力はすごいね」
「それができるのは素晴らしいことだよ」
 
 
成功体験を記憶に残す
「昨日の○○、とても上手だったね」
「君のアイデアは本当に素晴らしい」
 
 
③挑戦を応援する
「どんどん挑戦してみよう」
「お母さんが信じてるよ」
 
 
お母さんがこだわりを排除するような言葉をかけると、それは厄介な特性になる一方、肯定的な言葉をかけることで、子ども自身も自分の才能を信じられるようになります。
 
 
つまり、こだわりの強さが「発達障害の厄介な特性」になるか、「将来が楽しみな才能」になるのかはお母さんの言葉次第ということです。
 
 
ぜひ、子どもの未来を明るく照らすために、今日から魔法の言葉を使ってみてくださいね。
 
 
 
 
こだわりを才能に育てる魔法の言葉とは

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執筆者:中井春菜
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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