わが子が不登校になると「なんで?どうして?」と気持ちを聞きたくなることありませんか?もし、ママが質問しすぎていたら、勇気をもって「不登校の子にかける言葉」を見直してみましょう。本記事では子どもの気持ちを引き出す3ステップをお伝えします!
【目次】
1.不登校の子にかける言葉で悩む…「なんで?」と聞きたくなるママはいませんか?
2.なぜ「不登校の子にかける言葉」が逆効果になってしまうの?
3.子どもの気持ちを引き出すママの関わり3ステップ
1.不登校の子にかける言葉で悩む…「なんで?」と聞きたくなるママはいませんか?
わが子が不登校になると、どうしても「気持ちを知りたい!」「助けてあげたい!」と思ってしまうママはいませんか?
実は、質問を封印し、“聞く”ことで子どもの心が開き、解決へ近づけます!
「何があったの?」「どうして行けないの?」「どんな気持ちなの?」
どれも子どもを心配しての優しい言葉のはずなのに、言えば言うほど、子どもが黙り込んでしまう…そんな経験ありませんか?
私もまさにそうでした。
子どもが不登校になった当初は、「話してくれないと分からない!」と焦って、気づけば「なんで?」「どうして?」「明日は行けそう?」と質問ばかり、繰り返していました。

でも、ある日ハッと気づいたんです。
私の声かけは、まるで“尋問”のようだと。
子どもを追い詰めるつもりはなかったのに、結果的に「質問」と「命令」のオンパレードになっていました。
その背景には、母親である私自身の“心配”と“不安”があったのです。
だから、私は「言葉を減らす勇気」を持つようにしました。
そして試してみたのが、このあと紹介する3つのステップです。
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2.なぜ「不登校の子にかける言葉」が逆効果になってしまうの?
では、なぜ「不登校の子にかける言葉」が逆効果になるのでしょうか?
それは、ママの心配が“プレッシャー”として子どもに伝わってしまうからです。
子どもが学校に行けないとき、ママは当然、不安になりますよね。
「このままでいいの?」
「どうしたら行けるようになるの?」
その焦りが言葉に乗ると、どんな優しい言葉も“追及”に聞こえてしまいます。
脳の仕組みから見ても、これは自然な反応です。
子どもの脳は不安やストレスを感じると、“守りモード”に入ります。
この守りモードは、脳の思考や言葉の出力を止めてしまいます。
つまり、ママが一生懸命“インプット(言葉や質問)”を増やしても、子どもは“アウトプット(話す・考える)”できる状態ではないのです。
だからこそ、ママができる最初の一歩は「話させる」ではなく「安心させる」こと。

そのためには、ママの心配は一旦横に置いて、聞く姿勢にチェンジすることが大切です。
焦って言葉を増やすより、『安心の沈黙』を増やすほうが、ずっと強い信頼関係を育てられるので、結果的には上手くいくのです!
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3.子どもの気持ちを引き出すママの関わり3ステップ
不登校の子どもは、実は「自分の気持ちをうまく言葉にできない」ことに困っています。
「分かってほしいけど、うまく言えない」
そのジレンマの中で黙り込んでいるのです。
そんなとき、ママができることはとてもシンプルです。
質問をやめて、“聞く側”に回ること。
私はこれを3つのステップで意識しました。
ステップ①:自分の声のかけ方を客観視する
まずは、自分の言葉を“外側”から見てみましょう。
「私は今、質問してる?命令してる?共感してる?」と意識してみるのです。
そして、「どうして行けないの?」と質問していたら、「行くのがしんどいんだね」と言い換えてみる。
この小さな変化が、子どもの“安心”を作り、脳が守りモードになるのを防げます。
言葉を変えると、空気が変わりますよ!
ステップ②:子どものアウトプットが少なければ『聞く側』に徹する
子どもが話さないとき、ママはつい「何か言ってよ!」と思ってしまいます。
でも、“話さない=心を閉ざしている”ではありません!
むしろ、まだ“安心して話せるほど落ち着いていない”状態なのです。
だからこそ、今は焦らず“聞く側”にまわりましょう!
例えば、「うんうん」「そう思ったんだね」と相づちを返すだけでOK。
子どもは「話を遮られない」「否定されない」ことに安心できると、少しずつ自分のペースで話し始めます。

ステップ③:質問は封印して、ニコニコ聞く
そして3つ目のステップは、「質問を封印する」こと。
質問をやめて、ただニコニコしながら相づちを打ち、沈黙を受け入れます。
沈黙は“拒絶”ではなく、“安心”のサインです。
ママが落ち着いて微笑んでいるだけで、子どもの中では「大丈夫だ、いま話しても平気なんだ」と安心できるのです。
すると、ぽつり、ぽつりと気持ちが言葉になっていく瞬間がおとずれます。
「不登校の子にかける言葉」は、“話す”より“聴く”ことから始まります。
「不登校の子にかける言葉」は、実は増やすことよりも、減らすことの方が届きやすいのです。
焦って言葉をかけるよりも、安心できる沈黙を一緒に過ごせることのほうが、ずっと子どもの心に響くのです!
ママが心配を一旦横に置いて、家を“アウトプットの脳を伸ばす場所”にする。
たったそれだけで、子どもが自分を表現する一歩を取り戻せるのです。
不登校の子にかける言葉にお悩みのママはコレ!関わり方をご紹介しています。
執筆者:浜山 いづみ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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