繊細で感受性が強い子どもは、まわりの変化によく気づく力を持っています。この記事では、反応が大きく出る理由をやさしく解説し、安心を育てながら関われる4つの対応ステップを紹介します。
【目次】
1.繊細で感受性が強い子どもに見られる反応とは
2.なぜ反応が大きく出やすいのか
3.逆効果になりやすいNG対応
4.繊細で感受性が強い子どもへの対応4ステップ
①起きたことをそのまま言葉にする
②今の状態として伝える
③感じたことを許す
④次に目を向けるきっかけを出す
1.繊細で感受性が強い子どもに見られる反応とは
毎日の生活の中で、少しぶつかっただけなのに「痛い!」と大きな声を出したり、小さな音にびっくりして動きが止まったりする子どもに、どう関わればいいのか迷うことはありませんか?
まわりから見ると、
「そんなに大げさにしなくても」
「ちょっと気にしすぎじゃない?」
と言われてしまうこともあります。
でもこうした反応は、わざと困らせようとしているわけでも、甘えているわけでもありません。
繊細で感受性が強い子どもは、まわりの音の動き、ちょっとした変化にとてもよく気づく力を持っています。
そのため、感じたことが、声や体の動きとしてすぐに出やすいのです。

まずは、「困った行動」ではなく「よく感じ取っているからこその反応」として見てあげることが大切です。
2. なぜ反応が大きく出やすいのか
繊細で感受性が強い子どもは、目で見たこと、耳で聞いたこと、体で感じたことを、とても細かく受けとっています。
そして多くの場合、「どう思ったか」を考える前に、体や気持ちが先に動きます。そのため、ビックリしたり、怖くなったりすると、思わず声が出たり、体が固まったりするのです。
これは、性格の問題ではありません。その時の、状態として起きているのです。
反応が出ているときに、
「大したことないでしょ」
「気にしすぎだよ」
と言われると、子どもは「わかってもらえなかった」と感じてしまいます。

すると、安心するどころか、余計にドキドキしたり、反応が大きくなったりすることがあります。
だからこそ、まずは、仕組みを知り、反応を責めないことが大切です。
3. 逆効果になりやすいNG対応
繊細で感受性が強い子どもに対して、ついやってしまいがちな関りの中には、かえって逆効果になるものがあります。
一つ目は、
「大したことないよ」と感じ方を打ち消してしまうことです。
子どもは、「自分の感じたことは間違っているんだ」と思ってしまいやすくなります。
二つ目は、
「どうしてそんなふうに思ったの?」と理由を聞きすぎることです。
反応が出たばかりの時は、子ども自身もよくわかっていないことが多く、聞かれるほど困ってしまいます。
三つ目は、
すぐに直そう、強くしようと思うことです。「泣かない」「我慢しなさい」と言われ続けると、感じたことを出してはいけない、と覚えてしまいます。

これらの対応は、子どもが落ち着く助けにはなりにくいのです。
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4. 繊細・感受性が強い子どもへの対応4ステップ
繊細さ感受性の強さを、困りごとではなく力として育てるためには、反応が出た時の関わり方がとても大切です。
ここでは、家庭ですぐに使える4つのステップを紹介します。
◆①起きたことをそのまま言葉にする
まずは、今起きたことを、そのまま言葉にします。
「痛いって言ったね」
「びっくりした声が出たね」
良い・悪いの判断は入れません。ただ、見たまま、聞いたままを伝えます。「わかってもらえた」と感じることで、子どもは少しづつ落ち着いていきます。
◆②今の状態として伝える
次に、それが性格ではなく、今の状態だと伝えます。
「今日は音に気づきやすかったのかもね」
「まわりをよく見ていたんだね」
こう伝えることで、「ずっとそうなんだ」と思い込まずにすみます。反応は、ずっと続くものではない、という安心につながります。

◆③感じたことを許す
三つめは、感じたことをそのまま認めることです。
「声が出ても大丈夫だよ」
「そう感じたんだね」
無理に止めなくても、受け止めてもらえると、子どもの気持ちは自然と落ち着いていきます。
◆④次に目を向けるきっかけを出す
最後は、子どもが落ち着いてから、次のことに目を向ける声かけをします。
「今はもう大丈夫そうかな?」
「ちょっとまわりを見てみようか」
直そうとするのではなく、気づくきっかけをそっと出すことがポイントです。この積み重ねが、自分の気持ちを整える力を育てていきます。
繊細さや感受性が強いことは弱さではありません。
大人がどう関わるかで、安心する力にも自分を守る力にもなります。感じたことを大切にしながら、少しづつ整える方法を伝えていく。
その積み重ねが、子どもが自分らしく成長する土台になります。
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執筆者:松沢多花子
(発達科学コミュニケーション アンバサダー)
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