6歳になっても思い通りにならないと怒るお子さんに、困っていませんか?もしかすると、感情のコントロールが苦手なのかもしれません。間違えた対応を続けることで、エスカレートすることも。小学生にも効果あり!今すぐ使えるこの方法をぜひ使ってみてくださいね!
【目次】
1.思い通りにいかないと怒る子どもへ怒っていませんか?
6歳にもなったお子さんが、自分の思い通りにならないとすぐに怒ってパニックを起こす。
兄弟一緒にいるとき些細なことでもすぐ怒り、毎日兄弟喧嘩ばかり…
自分の思い通りにならないと癇癪を起してしまい、なかなかおさまらない…
指示したり指摘すると、すぐに怒って言い返してくるので親子喧嘩になる…
こんなことで困っていませんか?
そんなとき、
なんでこんなこともできないの?
喧嘩ばかりしないで仲良くしなさい!
お母さんの言うこと聞きなさい!
6歳にもなって思い通りにならないと怒るなんていい加減にして!
とつい怒りの感情がうまれてくることもあると思います。私もそうでした。
まだ2・3歳くらいでしたら、思い通りにならなくて怒ることもあってもしかだがないか…と思えそうなことも6歳ともなると、小学生なんだからそんなことで怒らないでよ!と自分もイライラして怒ってしまっていました。
子どもが苦しんでいる姿を見るのは本当につらいですよね。できることならすぐにやめてほしくて、つい強い口調になってしまうこともありますよね。
ただ、思い通りにいかないと怒るお子さんは、感情のコントロールが苦手という特性があるのかもしれません。
そんなタイプのお子さんに絶対にやってはいけない、やると状況が悪くなっていく対応があります。それが怒るということです。
特に、発達障害・グレーゾーンの子が怒りっぽくなる原因は、衝動性が強かったり、周りの大人の対応が子どもの特性にあっていなかったり、 様々です。
けれど怒りっぽい子に怒ったり、攻撃的な対応をすると、もっと怒りっぽくなったり、二次障害が出てきてしまったりするので、NGです。
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2.我が子が怒りっぽいのは私のせいだったかも…
実は、私はとても後悔していることがあります。それは長男の怒りっぽさに対して感情的に対応してしまっていたということです。
うちの発達障害・グレーゾーンの長男は衝動性が強いタイプです。長男の調子が悪いときは、怒りっぽさがちらほら顔を出します。
調子の悪い時はストレスが溜まっているときが多いです。そしてストレスがたまった状態なので、少しのことでスイッチが入って激しく怒ってしまったりすることがありました。
それを学校でやってしまうと息子はアクションが派手なので、お友達からも引かれてしまうし、先生たちからも一気に問題児扱いされてしまいます。
怒りっぽさがピークになっていた小学校2年生の1学期、授業に参加させてもらえないことがありました。個別で先生と違う教室で授業を受けていました。
そんなある日「今日はみんなと一緒にクラスに入れたからうれしかった!」と言ってきたんです。
発達科学コミュニケーションをはじめたばかりだった私はそれを聞いて、涙が出そうになりました。
なぜかというと、本当はみんなと一緒にいたいのに、友達とのトラブルが続き、教室に入れてもらえない原因となった怒りっぽさは私が作ったものだと思ったからです。
息子の怒りっぽさにイライラしてしまい、怒る息子に私が怒るという対応で反応してしまっていたのです。
もともと発達障害・グレーゾーンの子どもで、衝動性が強いタイプでも、対応をしっかりしてあげれば特性で困ることはあまりないといわれています。
つまり、お母さんが適切じゃ対応をしてあげることが大切なのです。ですから、なるべく早くその方法をお母さんに知って欲しいんです!
3.6歳以上も効果あり!思い通りにならないと怒る子どもへの対応
では、思い通りにならないと怒ってしまうときにどうしたらいいのか?答えはとってもシンプルで、放っておくことです!
思うままにキレさせておいてください。小学生にもなって思い通りにならないと怒る子どもにそんなことできるわけないじゃん!と思うかもしれませんが、トライしてみてください。
もちろん、お子さん自身や周りの安全や迷惑は配慮して、怒りたいなら怒りたいだけやらせておく。
そうすれば、そのうち収まるので、収まったときに「自分で落ち着けたね」と声をかけてあげてください。この落ち着けたことを認めてあげることが大事です。
怒って物にあたってしまったことは目をつぶってください。ひとまず自分で落ち着けたことに注目しましょう。
そして「ごはん食べよっか?」なんて、何もなかったようにお子さんが好きな活動に誘ってあげてください。それだけで大丈夫です!
これを続けていれば、思い通りにいかないときに怒ることが減って行きます。ぜひやってみてくださいね!
私のように対応を知らずに怒ってばかりだと、子どもがもっと怒りっぽくなったり、脳の発達が遅くなったり、困りごとのせいで子どもがやりたいことができない状況を作ってしまうかもしれません。
そうではなくて、お子さんの困りごとは減らして、得意なことを伸ばしていく対応を一日も早く知って欲しいと思います。改善していく方法があるということ、知ってくださいね。いつから始めても遅くはないですよ!
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)