発達障害のある一人っ子の思春期は対応をガラっと変えよう!子どもの自立を促す親子関係作りの秘訣とは?

休校中、発達障害のある思春期の一人っ子さんとの生活には工夫がいりますよね。子どもの言動に反応し、喧嘩が増えていたら今までの子育てをガラッと変える必要があります。目に見えない心・思春期の特徴を知って子どもの自立を促す関係性作りをお伝えします!
 

【目次】

 

1.発達障害のある思春期の子どもと上手くいっていますか?

 
 
休校にGWもあり、ますます自宅待機が長引いていますよね。今、思春期のお子さんを持つお母さん達からは、
 
 
・親の指示、提案が通らない。
 
・親である私自身が、子どもの態度に反応し、感情的な対応をしてしまう。
 
・子どもと喧嘩が増えてしまっている。
 
・親子関係が悪くなってしまったことで、お互いに会話がない…
 
といったお声が上がっています。
 
 
お母さんは、我が子が困らないように、少しでも力になりたいもの。ついつい大丈夫なの?勉強しているの?と聞きたくなるし、拒絶されたらショックですよね。
 
 
頑張って育ててきたわが子が、変わってしまった。そこに悲しみを感じていると私たち母親は子どもの言動に振り回されがちになってしまうものです。
 
 
思春期の対応に難しさを感じたときこそ、お子さんにあった対応に変えるチャンスです。
 
 
 
 
思春期には幅があり年齢にもよりますが、まだまだ自己管理能力は未熟な時期。特に発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向のあるお子さんだと、自らスケジュールを組み立て、学校からの課題に集中して取り組み、適度に運動を取り入れるといった生活リズムの形成は難しいです。
 
 
そのために、お母さんが口を出したくなってしまう行動が目立つのです。
 
 
表面上は強気な発言をしていても心の状態は目に見えません。だからこそ思春期の特徴を理解し、お子さんの状態にあった育てにチェンジする必要があります。そして学校が休校中の今がチャンスです!
 
 
そこで今回は、私の経験から思春期の発達障害の子どもと良好な親子関係を築く秘訣についてお話しします。
 
 
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2.思春期の特徴を知り、対応を変えなければならない理由とは?

 
 
子供の心はどのようにして発達していくのか?それは一言でいうと依存(甘え)と自立(反抗)の繰り返しです。
 
 
人の心は生まれてからずっとこの繰り返しで発達していきますが、思春期の特徴として、この振れ幅が大きいといわれています。
 
 
あるときは、親へ反抗したり批判をし、激しい場合は攻撃をしてくる。またあるときは気兼ねなく親を頼って甘えてくる
 
 
しかも自分のペースで!暴言を言われている親としては、急に都合よく頼られるのは受け入れがたいですよね。
 
 
 
 
思春期ならではの自立したい気持ちと、親への甘えの両方を併せ持ちながら、今後の自分に不安も抱えています
 
 
その感情を一人では対処しきれずに、一番身近にいる親へ怒りをあらわすことも。このような目に見えない心の特徴があります。
 
 
わが子の反抗的な態度を、抑えつけようとしたり改善させようとすると、関係は悪くなるばかりです。
 
 
子どもにとっては、甘える相手がいなくなったと感じられてしまい、さらに不安になって、怒りが出てきてしまうことになるのです。
 
 
これは発達障害ADHD傾向のある子どもに限らず、思春期のお子さんに当てはまることです。親が子どもの心の発達に合わない対応を続けていくと、次のような行動が出る場合があります。
 
 
・挑戦的な行動をする
 
・故意に大人をイラ立たせる
 
・口論を長引かせる
 
・不従順さがより目立つようになる
 
・暴力を振るうようになる
 
 
また、気分の浮き沈み頭痛、腹痛、食欲不振、睡眠の問題といった本人の心身の症状が出てくる可能性があります。
 
 
心の状態が悪化すると、元に戻るためにはたくさんの時間とエネルギーがかかります。
 
 
思春期のお子さんの様子が変わってきたと感じたら今までの子育てからチェンジするときがきたといえます。
 
 
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3.子どもの自立を促す思春期対応の具体策

 
 
今回の新型ウィルスによる休校が始まったとき、私は親子関係を大切にする!と決意しました。一つ屋根の下、自粛モードで気分が落ち込む時期だからこそ、絶対に息子の心を守るという強い意志で過ごしました。
 
 
2月末からの2ヶ月半。私は思春期ならではの依存(甘え)と自立(反抗)をとことん受け入れました。私が取り組んだ対応は私からの息子への要求を9割減らすことです。
 
具体的には
 
・部屋はぐちゃぐちゃ
 
・課題をしていないのにゲーム
 
・食べたものはテーブルに置きっ放し
 
・野菜はほとんど食べない(食べたとしてもほうれん草1枚)
 
・歯磨きしないで寝る
 
・炭酸ジュースをがぶ飲み…
 
これらを全て受け入れました。
 
 
夜中に電気がついていたら消してあげたらいい。脱ぎっぱなしの服は私が拾えば気になりません。私の作った料理はまずいと文句を言ってお惣菜を食べますが、食べないよりマシです。暴言もひどかったですが反応しませんでした。
 
 
いろいろと息子に言いたい気持ちはありますが、今の息子を否定的に注目すると、親子関係の悪化に繋がります。
 
 
この休校中、息子は明らかにピリピリしていました。先が見えない状況や新学期を前に見えない不安をかかえているのだろうといっさい突っ込まず、スルーしていました
 
 
すると新学期のクラス分けの情報が届いたときに、息子は私にホッとした表情を向け「今まで、新しいクラスで知り合いが居なかったらどうしようかと不安だったんだよ」と事情を話してくれました。
 
 
待っていた甲斐がありました。息子は自分の気持ちを打ち明けてくれました。そして知り合いがクラスにいてよかったね!と二人で喜び合いました。
 
 
要求を一切減らし、ガミガミ言わずに、息子を見守ってきたことで、私たちは今では、何かあったら話し合える関係です。好きなYouTubeの動画をシェアしてくれたり一緒に映画を観る仲になっています。
 
 
 
 
子どもが思い切り甘えたり反発できるということは、お母さんとの信頼関係ができている証拠!だからこそ乗り越えていける発達のステージなのです。結構な大仕事ですが、今までの対応からガラッと変えてみてください。
 
 
子どもが安心して自立に向かえるために、この休校中を利用してくださいね。お母さん自身の心を整えながら、一緒に乗り越えていきましょう!
 
 
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執筆者:秋村若菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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