子どもが「学校に行きたくない」と言って学校を休んだ日に、何をさせればいいのかわからず、モヤモヤしていませんか?本記事では、子どもの成長を促すことのできる、小学生にオススメのお家での活動を3つ紹介します。
1.学校を休んだ日の過ごし方に悩んでいませんか?
子どもが「学校に行きたくない」と言って休んだ時、1日どうやって過ごさせるのがいいんだろうと思ったことはありませんか?
「このまま学校に行けなくなってしまうのでは…」
「家で何もせずダラダラ過ごしてばかりで大丈夫?」
「何をさせたらいいのかわからない」
そんな風に、不安やモヤモヤで胸がいっぱいになることもあると思います。
子どもが不登校や登校しぶりの状態になると、学校を休んだ日の過ごし方が本当に悩ましいですよね。
勉強をさせるべき?
遊ばせていい?
動画ばかり見ていて大丈夫?
その葛藤、痛いほどわかります。
学校に行っていないという事実だけで、「何かしなくちゃ」と焦ってしまう。
そして、子どもがテレビを見たりゴロゴロしていたりすると、「このままでいいの?」とついイライラしたり、心配になったり…。
でも実は、「家でどう過ごすか」は、子どもの心と体の回復、そして未来を左右する大切なポイントなんです。

2.お家時間が楽しいと学校にいかなくなるのでは、と心配していた過去
私自身も、自分の娘が不登校になったとき、同じような不安を感じていました。
娘は、小学3年生のときに登校しぶりが悪化し、ついにはほとんど学校に行けなくなってしまいました。
朝は「学校行きたくない」と言って布団にこもるように。
表情は暗く、少しでも自分の気に入らないことがあると、癇癪をおこすことが増えました。
そんな娘に対して、私は「せめて家ではしっかりさせないと」と思い、外出やアニメを制限したり、学校と同じ時間割で勉強をさせようとしました。
娘も少しは勉強をしようとするのですが、元々学校の勉強が苦手なため、すぐに集中力を切らして、床に寝転んだりダラダラするようになりました。
あのときの私は、「楽をさせたらもっと学校に行かなくなるかも…」と思っていたのですが、実はそうではなかったのです。

3.学校を休んだ日の過ごし方で子どもの成長が変わる
子どもが不登校や登校を渋るようになる背景には、発達の特性が影響していることが少なくありません。
・大きな音やにぎやかな環境が苦手
・一つのことに集中しすぎて切り替えが苦手
・感情のコントロールがうまくいかない
こうした特性を持つ子どもたちは、学校という環境に適応することがとても難しいのです。
そして、周囲と比べられたり、怒られたりしているうちに、自信をなくしてしまいます。
さらに、家でも「勉強しなさい」「またダラダラして!」と怒られてしまうと、子どもは心の居場所を失い、エネルギーが切れてしまいます。
このように、不安を感じる状況や、苦手なこと・やりたくないことを無理に頑張らなければならない状態では、子どもの脳はストレスを感じやすく、本来の力を発揮しにくくなります。
反対に、「楽しい」「面白い」「できた!」と感じながら取り組める活動では、脳は活発に働くと言われています。
そうした経験を重ねることで、子どもは少し苦手なことにも挑戦できるようになり、結果として脳の発達にもつながっていくのです。
つまり、無理に何かをやらせるよりも、楽しいことや興味のあること、少し頑張ればできそうなことをした方が子どもの成長につながるのです。

4.学校を休んだ日にオススメのお家活動3選
では、どんな過ごし方が子どもにとっていいのでしょうか?
ここでは、ママにもメリットのあるお子さんと一緒にできる3つの活動を紹介します。
①料理(お手伝いでもOK)
料理は、五感をたっぷり使う活動。
切る・混ぜる・焼くといった工程があることで、達成感を得やすく、「できた!」という成功体験につながります。
自分でレシピをみたり、分量を計ったりすることで理解力を鍛えることもできます。
簡単なことからでOKです。
「上手にできたね」「ありがとう」と声をかけることで、自己肯定感もぐっと高まります。
やがて、「今日は自分で朝ごはん作る!」と、自発的な行動が見られるようになるかもしれませんね。
②散歩
気分が落ち込みがちな子どもには、外に出て太陽の光を浴びることもとても大切です。
散歩は、適度な運動でありながら、心のリラックスにもつながる活動です。
歩きながらゆっくりと子どもと会話をするいい機会にもなりますし、ママの運動不足解消にもなり一石二鳥です。
③家事のお手伝い
洗濯物をたたむ、机を拭く、靴をそろえるなど、ちょっとしたお手伝いも脳を育てる活動のひとつです。
「ありがとう、助かるよ」と感謝の言葉をかければ、子どもは「自分は役に立ってる」と感じることができます。
こうした活動を通して、「できた」「やれた」という体験を積み重ねていくことで、少しずつエネルギーが戻り、再び「やってみようかな」という気持ちが芽生えてくるのです。
いかがですか?
私の娘も、こうした過ごし方を取り入れるようになってから、自分でお菓子を作ってみたり、一人で自転車で買い物に行くなど、どんどん行動力が上がっていきました。
それと同時に少しずつ学校に行ける日が増えていきました。
ぜひ、お子さんがやりたいと思えるものから少しずつ取り組んでみてください。
学校を休んだ日も、「休んでしまった」としょんぼり過ごすだけではなく、小さな活動を取り入れることで、子どもの成長につながる時間にしていけるといいですね!

執筆者:中川 まさみ
発達科学コミュニケーション トレーナー






