「ママは将来何になりたい?」子どもに聞かれた時、あなたは自分の夢を語ることができますか?子どもを持つ母親は、自分の時間すら持てないのが現実です。子育てで苦しい時にこそ、自分の「夢」を描いてほしい。だって、私たちは「旬の時期」を生きているのだから。
1.母親だからって夢は諦めないでいい⁈
「ねぇ、ママは将来何になりたい? 」子どもからそう聞かれたことはありませんか?
私は、我が子からこの質問をされた時、正直困ってしまいました。
「私の夢ってなんだろう? 」
子どもが生まれてから、自分の「夢」なんて考えたことがなかったからです。
自分のことすら、考える時間なんてないのに、「夢」なんて…。
結局、私は自分の「夢」を子どもに伝えられませんでした。
この会話をきっかけに、私は「自分の夢」について考えるようになりました。
あるアンケートで、「母親が夢を持てない理由」として下記のような結果が出ていました。
・子どものことで考える余裕がない
・もう年だから実現可能性が低い
・夢見る年でもない
・やりたいことがイマイチ定まらない
働く女性が増えてきたとはいえ、「夢」を持って働けている母親ってどのくらいいるのでしょうか?
子どもが生まれたことをきっかけに「夢」を諦めた母親もいるかもしれませんね。
家族のために、日々育児・家事に奮闘しているママ。いつも自分のことは後回しになっていませんか?
特に、発達凸凹の子育ては、予期せぬことの連続で、自分のことを考えている余裕なんてないという方も多いことでしょう。
「夢」どころか、自分の時間すら持てないのが現実なのです。

2.将来の「夢」=なりたい自分
将来の「夢」=自分が就きたい職業、仕事
私たちはこの公式を幼い頃から刷り込まれてきました。
けれど、「夢」って、本当は違う意味で存在するのだと私は思っています。将来の「夢」=なりたい自分 だと。
どんなに忙しいママでも…母子分離不安っ子のママでも…
なりたい自分を想像することはきっとできるはずです‼︎

3.母親であるあなたにお勧めする「夢」の描き方
いきなり、なりたい自分を想像してみよう!「夢」を描いてみよう!なんて言われても…
今まで自分のことを後回しにしてきたママには難題です。
そこで・・・。母子分離不安っ子のママのために「夢の描き方の練習方法」をご紹介します。
これをやってみると驚くほど、心がワクワクしてきますよ。
◆「やりたいことを100個、ノートに書く!」
大したことではなくていいんです。
・道を一人で歩く。
・景色を眺める。
・好きな音楽を聴く。 ・・・
私の場合。やりたいこと100個出すこと自体が本当に難しかったです。
「やりたいこと」を可視化(書く)ことで、やりたいことが明確になり、意識して夢に近づく効果があります。
そして、一つずつ実行できたら、できた自分を褒めましょう!
達成した時に得られる喜びは、あなたの自己効力感となって背中を押してくれるはずです。
やりたいことは他の人と比べると、本当に些細なことかもしれません。
しかし、発達凸凹のお子さんを育てているママにとっては、『夢を描くこと』が自分の心と向き合うことに繋がるのです。

4.ママは脳の成長過程において「旬の時期」を生きている!
脳が大人の脳へと成長するのは、30歳前後であり
脳が大人に成長すると、その後脳全体を使う応用力が伸びると言われています。
特に実行力や判断力を司る「超前頭野」は40代以降に成長の旬を迎えるそうです。
私たちママの脳は、脳の成長過程において「旬の時期」であることが科学的にも証明されているのです!
しかし、脳は使わないと残念ながら発達はしません。
だからこそ、「夢」を描いてほしいのです。
「○○したい!」という欲求は脳を活性化するパワーになります。
ママとしてでもよし、一人の女性としてでもよし。
あなたのなりたい自分をワクワクしながら思い描いてみましょう!

人生100年時代。あなたはどんな「夢」を描きますか?