好きなことはすぐやれるのに、興味のない事はなかなか動いてくれない。やる気を引き出す方法なんて思いつかない…。そんなママに子どものやる気スイッチを押す魔法の声掛けをお伝えします。
1.やる気は人生の勉強になる
やる気を引き出すと子どもは様々な事に興味を示すようになります。
「これは何だろう?」
「これはどうなるのだろう?」
と疑問が次々浮かぶようになります。
しかし、やる気がない状態だと、現状にとどまり今あることに精一杯となってしまい考えることをやめてしまいます。
2.人のやる気は声のかけ方次第
人のやる気はどんな時に出るのでしょうか?
好きな事をしている時や楽しい事が待っている時などワクワクした気持ちが心にある時です。
では、ママが普段している子どもへの声かけはどうでしょうか?
子どもがワクワクするような話し方は出来ているでしょうか?
「そんなの無理よ!」
「それは違うんじゃない?」
「それで良いの?」
「珍しくやってるね」
などと失敗やできない事を前提にした話し方をしていないでしょうか?
3.どうせできないし…
やる気を出してやったのに、ママからの何気ない一言でやる気を一気に失ってしまう。
その様なことの積み重ねで、子どものやる気スイッチを壊してしまう可能性があります。
「やってみたら?」という一言に
「どうせできないし。」という一言で会話を終わらせてしまう
そんな状況になってしまう前に対処しましょう。
4.子どもの未来に希望を持たせよう!魔法のこえかけ!
子どもは、脳の発達がまだ未熟なため未来を想像することが難しいのです。
なので、未来には良い事があるんだと子どもに思わせるママの接し方が重要です。
①どのように過ごしていたのか聞こう!
今日はどのような事をしたのか?
それでどのように思ったのか?
今日の出来事をアウトプットさせましょう。
そうすることで出来たことに気付き、この先何をすればよいかを考えることができます。
②子どもが想像がつく未来はどうなりたいか聞こう!
遠い未来の事を言われてもなかなか想像できません。
数日後の未来はどうなっていたいのかを聞いてみましょう?
なりたい自分を想像することで、それに向けて頑張る力が湧いてきます。
③なりたい未来が叶ったらどうするかを聞こう!
できなかったらどうしようという不安がでてきてしまう時には、未来が叶ったらどうしたいか?
という、できた時の事をイメージさせましょう。
どうしたいかという気持ちに対して「あなたならできる!」というスタンスで声をかけましょう。
そうすることで、子どものやる気スイッチは自ずと入ってくるようになるのです!
執筆者
発達科学コミュニケーション
トレーナー まつのえり