褒め過ぎに抵抗のあるママが、褒めトレチャレンジに今度こそ成功するには!?

子どもを褒め過ぎることに抵抗を感じているママはいませんか?そんなママはしつけの概念を勘違いしている人もいます。正しい褒め方でもうすぐ来る春休みを「褒めトレ集中トレーニング」と位置付けて取り組んでみませんか?
 
 

1.しつけを勘違いしていませんか?

 
 
3学期も残すところわずかとなり、もうすぐ子ども達が楽しみにしている春休みです!
 
 
楽しい反面、子どもとの時間が多くなり子どもがなかなか言うことを聞かない!
 
 
とお悩みのママもいらっしゃるかと思います。
 
 
しかし、この長期の休みを利用して、分離不安っ子のママにしてほしいことは、子どもをたくさん肯定する!ということです。
 
 
「そんなに褒めて大丈夫なんですか?子どもが調子に乗りませんか?」
 
 
と聞かれることがよくありますが褒めすぎて悪い影響は一切ありません。
 
 
むしろ「褒めすぎは良くない!」と思っているのであればその考えの方が危険です。
 
 
もともと日本の教育というのは昔から「しつけ」の文化なので褒めることよりもできていないところを指摘して直させるという子育てが根付いています。
 
 
「しつけのために〇〇したんです」
 
 
「しつけのために〇〇させたんです」
 
 
 
 
などとメディアなどで行き過ぎた行為ともいえるしつけの報道がされていることがありますが、子どもが出来ないことを出来るようにさせるのがしつけではないんです。
 
 
本来、しつけとは、親が子どもに守って欲しい生活習慣などを子どもにさせるのではなく、親が手本となりその姿を時間をかけて見せることがしつけなのです。
 
 
しつけの概念を取り違えている人がいたら、今すぐその誤解を解いて欲しいと思います。
 
 
子どもの出来ないことばかりに注目して、それを正すことがしつけと思っているのなら、それは子どもの自信をなくすだけのことであり、しつけでも何でもありません。
 
 
先ずは親が生活基準を整えて、子どもに守って欲しい生活習慣を親が守る姿を根気強く見せるところからしつけは始まると認識してくださいね。
 
 
じゃあ、何でもかんでも褒めたらいいのか?というと実はそういうわけでもありません。
 
 
正しい褒め方とそうでない褒め方あるので、次でその説明をしていきます。
 
 

2.褒め方には注意が必要です

 
 
何でもかんでも、「すごい!」「えらい!」「かしこいね!」などの言葉だけで褒めていると、子どもには褒めの本質が伝わりません。
 
 
宿題をやり終えたから→えらい!すごいね!
 
 
テストの点数が良かったら→かしこい!すごいね!
 
 
などと結果だけを見て褒めていると、悪い点数を取った自分はダメだ、宿題をしない自分はダメだ、と自信をなくすことになります。
 
 
褒めて伸ばすどころか、結局は自己肯定感が下がってしまい失敗を恐れるようになってしまいます。
 
 
 
 
また、結果ばかりを褒めていると、親が喜んでくれるから頑張る!「褒められ依存症」になることもあり、そうなってしまうと親に最高の結果を見せるために手段を選ばない!ということになります。
 
 
例えばカンニングをしたり、ズルをしようとします。
 
 
このような事態を避けるためには、結果だけを見て褒めるのではなく過程を褒めることが大事です!
 
 
頑張っている途中のプロセスを褒めてあげるようにしましょう。
 
 
そしてその時は、子どもがどういうところを褒めてもらったのか、具体的な言葉かけで褒めてあげると伝わりやすくなります。
 
 
今年の春休みは、是非3割増しでお子さんを褒めることにトライしてみて欲しいと思いますので、次で褒め方のちょっとしたテクニックをお伝えします。
 
 

3.誰でも直ぐにできる褒めテクニック

 
 
なかなか褒めポイントがない!と嘆いているママにはお子さんがサクッと行動に移すことができる声かけのポイントをお伝えします。
 
 
①名前を呼んで
 
 
②優しい声で
 
 
③笑顔で言う
 
 
たったこの3つを意識するだけでなかなか動かなかった子どもがサクッと気持ちよく動くようになります。
 
 
名前を呼ばれないと自分に言われている感覚がない!というお子さんが多くいます。
 
 
「〇〇ちゃん!」、「〇〇くん!」
 
 
名前を呼ぶだけで、お子さんの聞く耳が一気に開きママの声が届きやすくなります。
 
 
 
 
何かして欲しい時などに名前を呼んで頼み事などをすると思いますが、そのような時は真顔で言ってしまう事が多いので「笑顔で優しく言う」ということを意識してみて下さいね。
 
 
また、子どもがママの頼み事などをしてくれた時や自分から行動を起こして何かやり始めた時は、見逃さずにすかさず行程を褒めていきましょう。
 
 
「宿題の準備をしてやり始めたんだね!」
 
 
「集中して取り組んでいたね」
 
 
「ママが忙しい時に〇〇してくれたからとても助かったよ、ありがとう」
 
 
「今日のご飯もブロッコリーとお魚を食べたね!一緒に食べれて楽しかったよ~」
 
 
子どもの行動を褒めつつもママの感謝の気持ちや想いなども一緒に伝えてあげると、最高の褒め言葉になります。
 
 
親がお手本を見せつつ、子どもの行動を促せるような言葉かけをして、たくさん褒めていきましょう!
 
 
表面的な褒め言葉ではなく、子どもの行動をよく観察してどういうところが良かったのか具体的に褒めてみて下さいね。
 
 
そのような褒められ環境が子どもの成長に大きく影響しますので、是非!お休みの時に集中トレーニングとして取り入れてみて下さい。
 
 
 
 
 
 
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