お友達と遊んでいても思い通りにならないとすぐに怒ってしまう。癇癪や黙り込んでしまう姿に悩むママもいるのではないでしょうか?この記事では、そんな時にママができる対応をお伝えします。
1.お友達とうまく遊べない
幼稚園や小学校のお友達とうまく遊べない。
お友達と遊んでいても思い通りにならないとすぐに怒ってしまう子どもを見て、
「しつけが足りないのかな?」
「わがままなのかな?」
と悩むママもいるのではないでしょうか?
癇癪や泣く姿をみて、
「このままで大丈夫かな?」
「早くどうにかしないと」
と焦る気持ちになることもあると思います。
でも、実はその“すぐに何とかしようとする関わり”が、かえって子どもの不安を強めてしまうということがあります。
子ども自身も、気持ちをうまく表現することも難しく、その結果として癇癪などの行動になることがあります。
癇癪などを「よくない行動」だと決めつけず、ママが子どもを理解することで、子どもも安心して行動ができるようになることがあります。
この記事では、友達とうまく遊べず癇癪を起こしてしまう子どもの背景と、ママの関わり方を少し変えることで、子どもが安心して行動できるようになるヒントをお伝えします。

「この癇癪、どう対応すればいいの?」と迷ったときに。
泣く・怒る・暴れる…
実は、癇癪には理由があります。
関わり方を少し変えることで、
落ち着いて過ごせる時間が増え、
ママの気持ちもラクになっていきます。
2.思い通りにならないと癇癪や、動かなくなりお友達を困らせる息子
息子は、小学生になり近所のお友達と遊ぶようになりました。
苦手なお友達を見かけると隠れたり、 友達と遊んでいても、気に入らないことがあると何も言わずに一人で怒って帰ってきてしまい、友達がびっくりして追いかけてくることがよくありました。
どんなにお友達や私が声をかけても、機嫌は直らず部屋から出てこないのでお友達に謝って帰ってもらっていました。
この頃から、こだわりや自分のペースを乱されることや、自分の気持ちをうまく伝えることも苦手なことが目立ってきました。
思い通りにならないと癇癪をおこしたり、床にうずくまって何を話しかけても返事をせず、機嫌が治るまで数時間かかることもよくありました。
家でも思い通りにならないと、同じようなことがしょっちゅうありました。
その度に、「どうしたの?」「大丈夫?」「泣いていてもわからないよ」と声をかけて寄り添いましたが、うまくいきませんでした。
「話さなきゃわからないでしょ」と感情的になればなるほど、子どもとの関わりはうまくいかず、自己嫌悪に陥っていきました。
自分を責めてしまったり、「どうしてこんなに育てにくいのだろう」と不安になったり…。
子どもの感情に振り回されて、私自身も疲れ切ってしまいました。
私は、子どものわがままや性格の問題なのではないかと思っていました。
「このままでは将来が心配だ」と感じて、どうにかしなくてはと、行動を正そうとする声かけばかりしていました。
でも、その関わりではうまくいかないことに、少しずつ気がついていきました。

3.癇癪の背景にあった、気持ちをうまく伝えられない特性
発達障害やグレーゾーンの子の中には、勝ち負けへのこだわりや、冗談が通じにくい、切り替えが苦手な子がいます。
子ども同士の遊びでは、途中で違う遊びになったり、一緒に遊んでいたお友達が、いつの間にか別のお友達と遊びだすこともよくあります。
こうした変化に対して、子どもはうまく対応できないことがあり、見通しが持てず疲れてしまうことがあります。
そして、感情のコントロールや言葉で伝えることが難しいため、嫌なことがあっても理由が言えず、黙り込んだり癇癪を起こしてしまうこともあります。
コミュニケーションが苦手なのは、性格ではなくその子の脳の感じ方や受け取り方によるものなのです。
子どもの「こだわりの強さ」「思考の偏り」などといった特性は、子どもが自分の心をまもるための反応でもあります。
それをママが知ることで子どもの見かたが変わってきます。
目に見える言動だけで判断するのではなく、「どんなときにこの行動が起きているのか」と行動の背景をみていく事が大切です。

4.安心を積み重ねたことで、子どもが自分で切り替えられるようになった関わり方
まずしたことは、子どもが癇癪や、感情の切り替えがうまくいかない時、慌てて問題を解決しないようにしました。
癇癪や泣いている時はママの言葉は届きにくいし、そこで怒ってしまうと発達障害やグレーゾーンの子どもは否定されたと強く感じてしまいます。
まずは、癇癪が起きているときは無理に話しかけず、子どもが落ち着くまで少し距離をとって見守りました。
そして、感情が落ち着いたときに
「泣き止んだね」
「嫌だったんだね」
と優しい表情や声で、切り替えができたことを伝えたり、うまく言えない気持ちの代弁をして、子どもの気もちを理解しました。
子どもが怒っている時、ママも子どもの感情に振り回されてしまいますが、少し距離をとって巻き込まれないようにしました。
でも、ママだって人間。
体調が悪い時や、笑えない時だってあります。
なので、感情的になってしまったとしても自分を責めすぎないようにしました。
このような関りをするようになり、息子の癇癪も減り、お友達と遊びたくない時は自分で断れるようになりました。
なにより気持ちをわかってもらえると、子どもも安心して切り替えができました。
そして息子のことを理解するきっかけになり、息子のことをよく理解できるようになりました。

毎日の癇癪に、どう対応すればいいのか迷っているママへ。
癇癪には理由があり、
関わり方を少し変えることで、
落ち着いて過ごせる時間は増えていきます。
執筆者:もりやま おりえ
発達科学コミュニケーション アンバサダー




