母子分離不安っ子のような育てにくい子の子育て。不安でいっぱいでネガティブな考え方に偏ってしまうことはありませんか?考えても考えても答えが出ないのが子育てというもの。考えて考えて…。どんどん気持ちが落ち込んでしまう。そんな時期を経験しましたが、あることをきっかけに、私はその泥沼から抜け出し、ポジティブに育児をできるママへと大変身することができました。ネガティブママがどうやってポジティブママへ大変身できたのか。私のママとしての成長の記録をご紹介します。
1.私は今、ポジティブに育児ができています!
「なんでいつも前向きでいられるの?」
「いつも楽しそうに育児していているね!」
私は、最近、こんな言葉を周りの人からよく言われます。
私のイメージは周りから見るときっと
・明るくて元気、常にポジティブ
・子育てを楽しんでいる
・悩み事なんてなさそう
そう思われているのかもしれません。
・明るくて元気、常にポジティブ
・子育てを楽しんでいる
これは大正解です!!
常にポジティブな気持ちを持とうと努力していますし、そのおかげで子育てを楽しむことができていますから。
しかし
・悩み事なんてなさそう
これは不正解です!!
個性的な子どもたちの子育てと仕事の両立で、毎日悩み事ばかりです。
日々、子どもの行動で困ることや悩むことがあり、ネガティブな思考になることもあります。
しかし、私は母子分離不安っ子の子育てでつまずいたことをきっかけに、ネガティブ思考をポジティブ思考にチェンジする技を身につけました。
超ネガティブ思考で育児を楽しめず悩み続けていた過去の私が、どうポジティブ思考全開のママへと変身できたのか、成長の記録をご紹介します。
2.母子分離不安っ子の育児はネガティブ思考になりがち
私は子育てにおいて、周りから言われたことを敏感に受け取ってしまうことが多く、その度にネガティブ思考になってしまい、落ち込むことが多くありました。
特に母子分離不安っ子の育児に関しては、何気なく言われる他人からの言葉が、心にグサグサ刺さって、私を苦しめていました。
夫や義父母からは、母子分離不安っ子の育児に関して
「甘やかせすぎ」
「もう少し厳しくした方がいい」
など言われることが多く、指摘されるたびに
「息子が母子分離不安になったのは、私のせいだ」
とネガティブ思考を溜め込んでしまうようになってしまいました。
また、母子分離不安っ子はママに依存しているため、ママにしかできないことも多く、ママ一人で問題を抱え込むことが多いと思います。
私も息子の問題を自分一人で抱え込んでしまっていました。
悩みを相談できる相手も、受け止めてくれる相手もいませんでした。
自分の中で悩みを溜め込むうちに、いつも問題をよくない方向に考えてしまう…。
私の頭の中は、いつもネガティブ思考でいっぱいでした。
3.超ネガティブママと発達科学コミュニケーションとの出会い
そんな中、出会った発達科学コミュニケーション。
息子の登校拒否をきっかけに
「このままではいけない!母子分離不安をどうにかしなければ!」という一心で、私は母子分離不安の専門家「いたがきひまり」さんをパーソナルトレーナーにつけ、発達科学コミュニケーションを学びました。
発達科学コミュニケーションでは
脳科学、教育学、心理学の面から子どもの発達について学ぶことができます。
いつも近くにいるママが、子どもの発達の特性にあったコミュニケーションを深めていくことで、子ども本来の成長を促すことができ、結果、自然と問題行動が減っていくのです。
約4ヶ月、「人生でこれまで勉強したことがない!」というくらい本気で子どもの発達について学んでいくうちに、子どもの変化はもちろんですが、私自身の気持ちの持ち方に大きな変化が現れたのです!
4.脱ネガティブを叶えた!ポジティブチェンジ
発達科学コミュニケーションでは
・子どものありのままの姿を受け入れ、肯定する関わりをママが持つこと。
・そして、子どものいいところを伸ばす選択肢をママが持つこと。
を基本として親子の関わりの見直していきます。
子どもとの関わりをトレーニングしていくうちに、自然と自分の悩んでいることに対しても
◆ネガティブな出来事は、ごまかさず、ネガティブなこととしてありのままを受け入る。
◆その解決策は、自分がポジティブに気持ちを進めていける方法を選択をする。
と、自分の思考をチェンジできるようになっていきました。
その結果、私はネガティブママを卒業し、ポジティブママへと大変身できたのです。
今、育児が大変で、どんなこともネガティブな方向にしか考えることができない、育児に苦しんでいるママがいたら、ネガティブなことをまずは受け入れて、ポジティブ思考にチェンジする癖をつけていきましょう!
◆ありのままを受け入れる!
私は、子どもの脳の発達を知り
・母子分離不安っ子が不安が強い脳の特性を持っていること
・その不安は決して「甘え」ではないこと
を知りました。
母子分離不安っ子の「ママがいい!」は、今現在、子どもが欲していることであり、ありのままの子どもの姿であることを理解できたのです。
このように、子どもの問題行動などを、ありのままの姿として受け入れることができるようになると、自然と自分の周りに起こるあらゆる問題に対しても、まずは受け入れる体制が整ってきます。
例えば
「私は育児で困っている。」
ネガティブな事実ですが、まずはそれを自分の中で受け入れてください。
困ってないふりなんてしなくていいし、ネガティブな意識に蓋をしなくたっていいんです。
ネガティブなことはネガティブとして受け入れる。
そして、その次は、問題に対して、どう自分は対応していくかを選択していきましょう。
◆ポジティブな方を選択する。
ネガティブな問題だと、自分が自覚したら、その後どうしたらいいのか。
自分はどうしたいのか、何通りか選択肢を考えてみましょう。
その中で、自分がポジティブ思考で進んでいけそうな道を選んでみるのです。
例えば…前述しました「子育てで困っている」という問題があるとします。
「子育てで困っている」こと自体は、ネガティブなことですが、まずはその問題をありのまま受け入れましょう。
そして、今後、そのネガティブな問題に対して、どう対応していくか解決策を何通りか考えてみましょう。
①そのまま自力でがんばる!
②実家に助けを求める
③仕事を辞める
④専門家に相談する
このように、何通りか選択肢が出てきました。どの選択肢が1番自分の中でポジティブに進めていけるのかを考えてみましょう。
私の場合は
①1人の力でがんばっていくのは、もう限界。
②実家に頼ることで、自分をもっと苦しめそうな気がしました。
③仕事を辞めることは正直したくない。
④自分が知らない知識を学んでいくことで、もっと視野が広がるのではないかと思いました。
上記の4つの選択で、私が選んだ1番ポジティブに進んでいけそう道は④でした。
選択した道=ポジティブな方向に進めそうな道を選択することができれば、人は納得して前向きにその道を進むことができます。
そして、人はネガティブな考えよりポジティブな考えで進んでいく方が、成功体験を積むことができます。
成功体験が増えるたびに、考え方の基本が自然とポジティブに変化していくのです。
※ここで一つだけ注意してほしいことがあります。
ポジティブな選択肢を選んだって、失敗することはあるということは予め理解しておきましょう。
失敗した時は、また新たなポジティブな選択肢を見つけて見てください。
「失敗もある」ことも、ありのままの子育てですから。
子どもは、日々成長しています。
子どもの成長や発達の段階で、問題や課題はつきものです。
子育てにおいてママの「困った!」はこれからも続くことでしょう。
だからこそ、前向きに生きるために、ネガティブを溜め込まず、その都度ママ自身のマインドを常にポジティブにチェンジしていってくださいね。