1.今年の夏休み、発達凸凹キッズの挑戦をふたばschoolは応援します!
2.こだわりと過敏のある自閉傾向の子どもが安心して楽しめた!〜福岡・キッザニア〜
【キッザニア・福岡】
Yさんが「キッザニア」に発達凸凹キッズを連れていくことになった
きっかけや思いを教えてください。
リアルな体験で社会の仕組みを学ぶことができるキッザニア。
随分前から子どもたちも興味を持っていましたし、職業体験がリアルでできるということもあって、東京や大阪にできた時から行ってみたかったんです。
私の娘は幼い頃から「医学」や「薬学」など人の体の仕組みに対して興味を持っていました。
家でもお医者さんごっこや葉っぱを潰してコロナの特効薬を作ったりして遊ぶのが大好きで(笑)
ですので、ずっとリアルな体験ができるキッザニアに行って、病院の先生や研究者になりきって遊ぶことで、その分野での興味をもっと深めていってほしいと思っていたんです。
そして、待望のキッザニア福岡が1年前の2022年7月にオープン!
すぐにでも行ってみたかったのですが、コロナ禍真っ只中でしたので…。
1年待って、ようやく今年の5月にキッザニア初体験をしてきました!
Yさんはなぜ「キッザニア」を発達凸凹キッズにおすすめするのですか?
私がなぜ発達凸凹キッズに「キッザニア」をおすすめするかというと…
キャストさんの発達凸凹キッズ対する配慮が素晴らしい! からです。
キッザニアでは職業体験をする際、その職業の人になりきるためにほとんどのブースで「ユニホーム」に着替えるんですよね。
私の娘は首の詰まった服やタグに対する過敏がありますので、着替えをしなきゃいけないというところが大きな不安の一つでした。
ですので、私は思いきって、全てのブースで娘の過敏の特性をキャストに説明をしたんです。
すると、説明をしたキャストの方は全て、特性に対してスムーズに理解を示してくださり、嫌な顔一つせず、娘でも着ることができる服を選んでくれたり、無理に着なくてもいいよと声をかけてくれたりしてくれたんです!
誰一人として、「感覚過敏って何ですか?」と聞いてくるキャストがいなかったことにびっくりでした!
おかげで、娘は憧れのドクターや研究者になりきって、職業体験を楽しむことができました。
キャストの方が、特性のあるお子さんへの理解を示してくれ配慮をしてくれるのは、発達凸凹キッズにとってはとても嬉しいことですね!
発達凸凹キッズのママも安心して過ごすことができそうです。
Yさんがキッザニア福岡に行ってみて、発達凸凹キッズのママが気をつけておくべきこと、事前に準備しておいた方がいいことがあったらぜひ教えてほしいです!
①キッザニアのシステムをママが事前に把握しておきましょう。
キッザニア福岡はオープンしてまだ1年しか経っていないこともあり、土日など混雑している時はやってみたい職業体験が人気なものであれば、せっかく行っても予約が取れないこともあります。
ですので、土日祝日よりは平日の方がゆっくり職業体験ができると思いますよ!
どうしても土日祝日しか行けない方は、ホームページなどからお子さんがやってみたい職業は事前にチェックして、予約のとり方も予習しておきましょう。
キッザニアのアプリをスマホに入れておくこともお忘れなく!
当日は、入場したらすぐにご希望の職業の予約を取りにいきましょう。
予約のとり方を工夫すれば、混雑時の土日祝日でも半日である程度希望の職業体験はできますよ。
私は5月の土曜日、団体客もいて混雑している日に行ってきましたが
15時〜20時の間で、キャビンアテンダント、歯医者、研究員、運転免許、4つの職業体験をすることができました。
②母子分離不安のお子さんにはハードルが高いかも…。
キッザニアは親と離れて部屋に入り、子どもだけで職業体験をします。
ですので、どうしてもママと離れられない子にとっては、難しいかもしれません。
娘は母子分離不安ですが、きょうだいが一緒にいたため、私と離れることができました。
母子分離不安のお子さんは、可能であれば、一緒にいて安心できるきょうだいや友達と一緒に行かれることをおすすめします。
最後に、全国の発達凸凹キッズのママに一言お願いします!
私の娘はキッザニアに行ってから、さらに医療への興味が深まりました。
家で歯医者さんブースを作り、娘がドクター、私が患者さん。毎日、歯の治療をしてもらっています。
歯は何本あるのか、歯医者さんと歯科衛生士さんの仕事の違いなど、歯医者さんに関することを本やネットで調べる様子も見られるようになりました。
体験を通して、さらに興味が深まっていくことをキッザニアでの経験で実感しております。
「次、キッザニア行ったら、産婦人科の先生になりたい!」とまた行けることを楽しみにしているようです。
ぜひ、皆さんもこの夏は発達凸凹キッズを連れて
キッザニア・福岡へ行ってみませんか?