高齢出産ママが指示が通らない子どもにイライラせずに過ごす3つの方法

あー言えばこー言う、口は達者なのに指示が通らない子どもにイライラしてしまう経験ありませんか?大人顔負けな理屈っぽさに、ただでさえ疲れやすい高齢出産ママは、うんざりなんてこともあるのではないでしょうか。そんな子どもに3つのことをするだけで、イライラすることなく過ごす秘策があります。
 
 

1.口は達者だけど指示が通らない子どもに、ただでさえ疲れやすい高齢出産…ママのイライラが倍増

 
 
口は達者なのにこちらが何か指示を出すとなかなか通らず、理屈っぽい子どもにイライラした経験ありませんか?
 
 
ただでさえ疲れやすい高齢出産ママにとって、すぐにあー言えばこー言う子どもに、つい
 
 
「いい加減にして」
 
 
「言われた通りにやりなさい」
 
 
なんて、怒りを爆発させてしまうなんてことも、あるのではないでしょうか。
 
 
何回も同じことを言っているのに定着しなかったり、やって欲しくないことをダメと言っても繰り返したり、口が達者で会話もできるのに、なぜ指示が通らないのでしょう。
 
 
 
 

2.あー言えばこー言う理屈っぽい子どもにイライラしていた過去

 
 
私には高齢で出産した現在小4の発達凸凹の息子がいます。
 
 
言葉が出るのが特別早かったわけではありませんでしたが、小さい頃から口が達者で、私が何か指示出しすると「はい」と言って、素直にやったことがありませんでした。
 
 
息子は決まって
 
「何でやらなきゃいけないの?」
 
「今はやりたくない」
 
「言ってることがわからない」
 
 
理屈を並べて反論してきたのです。
 
 
高齢出産の私は、ホルモンバランスの乱れで感情のコントロールがうまくできない時などは、反論されたことにイライラが募り、つい息子をキツく叱りつけてしまうなんてことがよくありました。
 
 
そんな日常に疲れてしまい、次第に息子に話をしたり指示を出したりすることが億劫になってしまいました。
 
 
 
 

3.口達者で理屈っぽい子どもに、指示が通らなかった理由

 
 
指示を出しても動けなかったのは、私の指示の出し方が悪かったことと、発達の特性から、切り替えることも苦手、さらに、大雑把な指示では動けなかったのです。
 
 
いつも「言ってることがわからない」と反論していたのは、実は指示が大雑把すぎて理解できていなかったのです。
 
 
口達者で、外ではしっかり者と言われているので、つい大人と同じように伝えてしまっていたのが原因、子どもの脳はまだまだ発達途中で未熟だったのです。
 
 
 
 

4.口達者の子どもに、高齢出産ママが疲れずできる3つのこと

 
 
◆共感
 
 
口達者な子どもが、指示を素直に聞き入れるためにまずお母さんがやることは、共感することです。
 
 
指示を出した時、子どもが反論してきても応戦せずに「そう思うんだね」と共感してあげましょう。
 
 
例えば、お母さんが「机の上お片付けしよう」と子どもに言った時、子どもが「今はテレビ見たいからやりたくない」と言ってきたり、「めんどくさいな〜」と言ってきたとしても、お母さんは叱ったりせずに、「テレビ見たいんだね」「めんどくさいよね」と子どもの言ってきたことを受け止めて共感しましょう。
 
 
◆尊重
 
 
子どもの意見や意思を尊重しましょう。
 
 
指示出しした時に、「今はやりたくない」と、子どもが言うとします。
 
 
お母さんは「いつならできそうかな?」と子どもの意見を聞き、子どもが「この番組が終わったら」「ご飯食べ終わったら」と決めて伝えてきたら、子どもが決めたタイミングを尊重してあげます。
 
 
◆細かい指示
 
 
大雑把な指示ではなく、スモールステップで、細かく、わかりやすく指示を出しましょう。
 
 
「机の上お片付けして」と大雑把に言うのではなく、まず、「本を片付けよう」「プリントを教科別に分けよう」「ファイルに閉じよう」など、細かく一つ一つ指示してあげましょう。
 
 
そして一つできたら、しっかり褒めることを繰り返していきます。
 
 
そうすることで、子どもは自分の意見が聞いてもらえたと自信に繋がり、指示も通りやすくなります。
 
 
口が達者で反論されると、ついお母さんもイライラしてしまいますが、共感・尊重・そして細かく指示を出してあげることで、高齢出産ママも疲れずに、子どもとコミュニケーションが取れていくでしょう。
 
 
 
 
執筆者:
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり
 
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