1. 「学校に行きたくない」「ママといたい」はワガママじゃない
朝、子どもが「学校に行きたくない」「ママといたい」と泣くと
ママは焦るし苦しいですよね。
でも、子どものこの言葉は、たいてい“甘え”ではなく“不安のサイン”です。
小学校低学年の子は、気持ちをうまく言葉にできません。
不安が大きくなると、いちばん安心できる存在=ママにくっつくことで落ち着こうとします。
まずは 「行きたくないんだね」「ママといたいんだね」 と受け止めることが第一歩です。

2.朝がつらい本当の理由|解決は“前日の夜”にある
朝は時間がない上に、子どもも大人も余裕が少ない時間。
そこで不安が爆発すると、こうなりがちです。
・布団から出ない
・着替えない
・ごはんを食べない
・最後は大泣きで「ママがいい」
朝は時間にも心にも余裕がないため、どうしても「立て直す時間」に十分時間をかけてあげることができません。
だから朝だけ頑張っても、毎日つらくなります。
おすすめは、前日の夜に“安心”を積み立てるやり方。
夜に気持ちが落ち着く経験が増えると、翌朝の不安が小さくなりやすいです。

3.忙しいママでもできる「夜3分」安心ルーティン
ポイントは、寝る前に“安心+ポジティブ”を入れること。
やることは3つだけです。
ステップ①:お布団でスキンシップ(30秒)
手をつなぐ/背中トントン/ぎゅー。
どんな方法でも短くてもOK。
体が安心すると、心も落ち着きやすいです。
ステップ②:「今日のいいこと」を3つ話す(2分)
字が書けなくても大丈夫。会話でOKです。
質問例:
・今日楽しかったことは?
・今日おもしろかったことは?
・今日「ありがとう」言えた?言われた?
ポジティブな気持ちのまま、1日を終えることができます。
ステップ③:ママから“具体的に”1つほめる(30秒)
「えらいね」より、何がよかったかを言うのがコツ。
例:
「朝、自分で着替えようとしてたの嬉しかった」
「お箸を準備してくれて助かった」
これが続くと、子どもは「自分は大丈夫」「ママは味方」という感覚を持ちやすくなります。

「学校に行きたくない」「ママといたい」は、子どもの不安のサイン。
朝に全部解決しようとしなくて大丈夫です。
前日の夜に“安心”を3分積み立てるだけで、朝が少しずつ変わっていきます。
今日からのチェック
□ お布団で30秒スキンシップ
□ いいこと3つ
□ 具体的に1つほめる
5. よくあるQ&A(声かけ・NG対応・相談の目安)
Q1. 朝の声かけ、何が正解?
まずは短く受け止めます。
「行きたくないんだね」
「ママといたいんだね」
その後、選べる形にします。
「玄関まで一緒に行く?手をつなぐ?」
「1時間だけ行ってみる?」(できそうなら)
Q2. 言わないほうがいい言葉は?
「大丈夫でしょ!」(気持ちを否定)
「なんで行けないの?」(追い詰める)
「みんな行ってるよ」(比べる)
Q3. 相談したほうがいい目安は?
次が2週間以上続く/強くなるなら、学校や専門家に頼ってOKです。
・朝だけでなく夜も不安が強い
・頭痛、腹痛など体の不調が増える
・家でもママから離れにくい
・睡眠や食欲が崩れる




