子どもを褒めることがいいとはわかっているけれど…。褒め方がわからない。こんなお悩みを持ったママはいませんか?この記事ではどんなママでも上手に褒めることができるようになる!子どもの脳を伸ばすシンプルな褒め方のコツをご紹介しています。
1.どうやって褒めたらいいかわからない…と悩んでいるママはいませんか?
子どもを褒めればいいって、頭ではわかっているんだけど…。
今日もまた怒鳴りつけちゃった。
褒めたいと思っても、つい、できていないことばかりに注目してしまって、怒ってしまう。
そもそもどうやって褒めたらいいかわからない…。
こんなお悩みを持ったママはいませんか?
2.「褒める」が与える脳への影響
そもそも、なぜ子どもを褒めることが大事なのでしょうか?
本記事では、脳科学の視点でお話しさせていただきますね。
子どもを褒めることは、子どもの脳にもいい影響を与えます。
褒められたとき、脳内では「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌されます。
ドーパミンは脳内で「快感」や「やる気」に関わる重要な神経伝達物質です。
ドーパミンが分泌されると
・やる気や意欲の向上
・集中力の向上
・幸福感や快感の増加
・記憶力と学習の促進
など、私たちの心や体にはさまざまな良い影響が現れることがわかっています。
私たち大人もそうですが、失敗したり上手くいかなかったことがあった時にも、途中の過程や行動そのものを、身近な人に褒めてもらえたら
「もう一度チャレンジしてみよう、また頑張ってみよう!」という気持ちになるものです。
褒めることは『認める』こと。
子どもは、褒めて認められることで自信がつき、苦手なことにもチャレンジできたり、自分自身で考えて前向きに行動できたりするようになります。
3.褒めるどころか叱ってばかりの育児をしていました。
過去の私は「褒める」=「いいこと」程度のことしか知らなかったので、褒めることが大事って言われても、全然褒めることができませんでした。
褒めるどころか、叱ってばっかりで…
「あぁ…今日もまた褒められなかった。」と結局いつも自分を責めてしまっていました。
私だって本当は子どもを叱りたくない。
私だって本当は子どもをたくさん褒めたい。
だけど、どこを褒めたらいいかわからない。
当時、私の息子はとても荒れており、癇癪を起こす毎日を過ごしていたこともあり、
「問題行動ばかり起こす子どもって、褒めるところなんかあるの?褒めるところなんて、どこにもない。」
とすら思ったこともありました。
4.シンプルで上手な褒め方のコツ
そんな私がなんで子どもを褒められるようになったのか?
それは『褒め方のコツ』を見つけたからです。
ちょっとしたコツを知るだけで、もっとずっと子育てが楽になります!
とってもシンプルで誰にでもできる究極の『褒め方のコツ』をご紹介します。
◆褒め方のコツ〜褒め方のタイミングを見直してみよう!〜
あなたはどんなタイミングで子どもを褒めていますか?
「子どもが100%できるのを待って褒めよう!」なんて思っていませんか?
子どもが完璧に何かを終えるのを待っていたら、褒めるチャンスを逃してしまいます!
そもそも、子どもが1人で完璧に物事を終えるなんて奇跡‼︎
そんな奇跡を待っていたら、いつまでたっても褒められません。
子どもが何かやり始めたらすぐに褒めることがポイントです!
子どもが何か行動し始めたら「○○するんだね」「○○しているんだね」って、やっていることを具体的な言葉で肯定してあげましょう。
行動できたことに本人が気づき、やる気がさらにアップします!
さらに、途中まででもできたら「○○までできたんだ」「もう○○終わったんだ」「あと少しだね」ってタイミングよく褒めてあげると、
子どもの好ましい行動が長続きして100%に近づけることができますよ。
途中までだってOK
完璧にできなくたってOK
文句を言いながらだってやればOK
当たり前なことだってOK
子どもが何かやり始めたらすぐに褒めてみましょう。
褒めるって、何か特別なことができた時じゃなくていいんです。
子どものありのままの姿を肯定することが、上手な褒めに繋がります。
肩の力を抜いて、子どもに肯定の声かけをしてあげてくださいね!