宿題をしない子が自ら宿題をするようになる!ママがすぐにできる簡単3ステップ

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「学校から帰ってきても宿題をしない」「全然やる気がない」そんなお悩みはありませんか? 宿題をしない子には、「理由」があります。この記事では、宿題をしない子が宿題をするようになる3つのステップを、ママがすぐに実践できる方法としてご紹介します。
 
 

1.子どもの宿題に関するお悩みないですか?

 
 
「学校から帰っても全然宿題をしない
「何度言ってもやらずに遊んでばかり
 
 
そんな子どもの姿を前に、イライラしてしまうことありませんか?
 
 
そして思わず、
「宿題したの?」「早く宿題しなさい!」
と声をかけてしまう…。
 
 
私もやることを後回しにする息子に対して、
「いつになったらするの?」
「宿題しなさい!」
と何度も言ってしまってました。
 
 
しかし、何度言っても動かない子どもにイライラが募り、親子バトルが勃発…。
 
 
そんな毎日に、私自信も疲れを感じていました
 
 
この記事では、子どもが宿題を自分から取り組むようになるための 3つのステップをご紹介します。
 
 
今日から家庭で取り入れられる工夫ばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。
 
 
まずは「なぜうちの子は宿題をやらないの?」という原因を知ることから始めましょう。
 
 
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2.なぜ、すぐ宿題をやらないのか?

 
 
宿題をしない子どもは「怠けている」のではありません。
そこにはいくつかの原因があります。
 
 
学校生活でエネルギーを使い果たしている
 
一日中、友達や先生と関わりながら授業を受けることは、特にグレーゾーンの子どもにとって大きなエネルギー消費となります。
 
 
帰宅後は、まず心と体を休めたい気持ちが強く出ているのです。
 
 
✔︎「宿題=イヤなもの」と感じている
 
苦手な科目や量の多い宿題は、「できるかな」という不安「またやらないといけない」というネガティブな記憶を呼び起こします。
 
 
その結果、取り組むのが遅くなりがちです。
 
 
「やらされ感」が強い
 
「早くやりなさい!」「まだやってないの?」と繰り返されると、子どもの中に“反発心”が生まれます。
 
 
「自分の意思でやるのではない」と感じると、やる気はどんどん下がってしまいます
 
 
では、どのように関わっていくと子どもが自ら取り組むようになるのでしょうか?
次でお話しますね。
 
 
 
 

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3.宿題をするようになる3つのステップ

 
 
ここからは、宿題をしない子が『やってみよう』と思えるようになる具体的な方法をご紹介します。
 
 

♦ステップ1:選択肢を提示し、子どもに選ばせる

 
「国語と算数、どっちからやる?」
「おやつの前にやる?後にやる?」
「テレビ見てからする?それとも見た後でする?」
 
 
このように、選択肢を与えて子どもに選ばせると、自分で決めたという感覚が生まれます。
 
 
脳科学的にも、人は「強制される」より「自分で選ぶ」ほうが意欲が高まりやすいことが分かっています。
 
 

♦ステップ2:宿題のタイミングを自分で決めさせる

 
「いつやる?」と問いかけて、子ども自身に時間を決めさせましょう
 
 
・おやつの後にリフレッシュしてからやるタイプ
・夕飯前にするタイプ
・ゆっくりリラックスした後にやるタイプ
 
 
自分で時間を決めることで、責任が伴い、行動に移しやすくなります
 
 
子どもによってベストなタイミングは違います。
 
 
自分のリズムに合った時間を選ばせることが習慣づけの第一歩になります。
 
 

♦ステップ3:時間になってもやらない時は、近くまで行って穏やかに促す

 
「今、何時かな?宿題は何時からって言ってたかな?」と近くで優しく声をかけてみましょう。
 
 
ここで大事なのは、感情的にならず、安心できる雰囲気を保つこと
 
 
近くに座って「見守る」だけでも、子どもは安心して取り組みやすくなります。
 
 
親がそばにいることで「一人じゃない」と思えるからです。
 
 
 
 

4.3ステップを実践するときのコツ

 
 

①叱るより「できたこと」を褒める

 
「まだやってないの?」ではなく、 
 
「自分で時間を決められたね」
「宿題のノート出すことできたね!」
「最初の1ページが終わったね」
 
など、小さなことでも肯定してあげましょう。
 
 

②習慣化には“毎日同じ流れ”が効果的

 
「帰宅→おやつ→宿題→遊び」といった固定した流れを作ると、やるのが当たり前になります。
 
 

③できない日があっても責めない

 
子どもも日によって調子が違います。
 
 
できなかった日は「今日は疲れてたね。そんな日もあるよね。明日は、またその時決めようか。」と前向きに切り替えましょう。
 
 
コツ!
 
 

5.子どもの行動を変えるのではなく、声かけと仕組みで習慣化

 
 
宿題をしない子に無理やりやらせようとすると、ますますやる気をなくしてしまいます。
 
 
大切なのは、子どもが「自分で決めたからやってみよう」と思える仕組みづくりです。
 
 
①宿題に関して選択肢を与えて自分で決めさせる
②宿題のタイミングを子どもに決めさせる
③決めた時間を過ぎても近くまで行って穏やかに問いかけ、安心できる雰囲気を作る
 
 
我が家では、私が帰宅した時に息子にこう聞いています。
 
 
「今日の宿題は漢字と算数のプリント、どっちからする?」
「何時からする?」
 
 
こうして、宿題のする内容と時間を息子自身に決めてもらうようにしました。
 
 
約束の時間になっても宿題を始めない時は、
 
 
「今日は宿題何時からするんだったっけ?」と近くに行って穏やかに問いかけます。
 
 
ただ忘れているだけの時も多々ありますので、その時は「そうだった!!」と言ってすぐ取りかかることもあります。
 
 
子どもも頭では「宿題をしなきゃ」と分かっているもの。
 
 
強く言うよりも、思い出させてあげる関わりが効果的です。
 
 
我が家はこの方法に変えてから、宿題の親子バトルがグッと減りました。
 
 
この3ステップを意識すれば、子どもは少しずつ宿題に向かう習慣を身につけていけますよ。
 
 
できそうなことから、取り入れてみてくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
執筆者:たるみ あや
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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