母子登校に悩み、余裕をなくしていた私。そんな時に出会ったのが発コミュでした。不安が強い子どもの「できていること」をみるようにしたことで、子どもの表情が明るくなっていった体験談です。
1.母子登校が続き、どう接していいかわからなくなっていた私
私の子どもは、幼稚園の頃から朝の登園ではなかなか離れられず、見送りに時間がかかることがありました。
でも「教室に入ってしまえば、お友達と元気に過ごしてますよ」と先生から聞いていたこともあって、成長すればおさまるだろうと思っていました。
ところが、小学校入学後から状況は大きく変わりました。
朝になると「頭が痛い」「気持ち悪い」と言って泣いてしまうことも多くて、一人では登校できず、母子登校が続くようになったのです。
人が多い場所や緊張する場面では体調が悪化してしまい、外出もほとんど出来ない。
他の人と話すときも、私を介してじゃないと難しい。
気づくとYouTubeやゲームばかりで、メディアに頼りきりの毎日になっていました。
このままどうしたらいいのか…
私自身、悩みがどんどん深くなっていました。

2.「ぼくはだめな子なんだ」親子で苦しくなっていった日々
続く母子登校、買い物以外はほぼ家で過ごし、話し相手もいない。
私も精神的に余裕がなくなり、子どもに「なんでできないの?」「またYouTubeばっかり!」とつい怒ってしまう日もありました。
ある日「ぼくはだめな子なんだ」「またできなかった」と泣く子どもを見て、私も一緒に泣いて「そんなこと思ってない、大好きだよ」と伝えました。
でもそれから、自分を責める気持ちが消えず「私の育て方が悪かったんだ」と思い詰めるようになりました。

3.不安が強いのは、脳の特性が原因?
母子登校、不登校に困っていた私は、時間があればスマホで検索していて、インスタグラムで発達科学コミュニケーション(発コミュ)の投稿をみつけました。
不安が強いのは、脳の特性のせい?
母子分離不安がたった数か月で解消?
本当に?
でも子どもとよく似ている記事が多い…。
「もしかしたら、子どもに必要なのはこれかもしれない。私が変わらなきゃいけない!」と思い、Nicotto講座の受講を決めました。

4.出来ていることに注目すると、子どもの表情が変わった
発コミュに出会って最初に実践したのは「とにかく褒める」こと。
できていること、できたことに注目するようにしました。
動画を見るときは時間や回数を事前に決めて、時間通りに終われたら「すぐ終われたね!」と褒める。
でも正直これだけでいいの?
メディア使いっぱなしなのに?
と不安もありました。
それでも続けていくうちに、子どもの表情が少しずつ変わっていきました。
あっ、私、今まで「できないこと」ばかりを見ていたんだなと気づかされました。
私の中にあった、~すべき思考(「ゲームはやるべきことを終えてから」「勉強は嫌でもやるべき」)も少しずつ和らぎ、
「どれを先にやる?」
「今日はどうしたい?」
と、子どもに選ばせるようにしてみました。
「できていること」を見つめるようになると、不思議とイライラも減り、家の中が少しずつ明るくなって行きました。

5.肯定的な関わりを続け、子どもの安心を増やす。子どもの良いところを伸ばせるママになる
最近では、家でお手伝いをしてくれることも増えました。
私が洗濯を始めると、気づいて手伝ってくれることも。
もともと周りに気が付く優しい子でしたが、その良さがどんどん表に出てきているように感じます。
これからも、出来たところに目を向け、子どもと毎日笑顔で過ごせるママでいたいなと思っています。





