子育てをする上で、全てのママが子どもの事が心配になってしまう事があると思います。
しかし心配が過剰になってしまうと子どもに影響が出てしまいます。心配しすぎない子育て、子どもの気持ちを待てるママになるために必要なことをお伝えします。
しかし心配が過剰になってしまうと子どもに影響が出てしまいます。心配しすぎない子育て、子どもの気持ちを待てるママになるために必要なことをお伝えします。
1.神経質な子育てをしてしまう理由は?
現代は便利になった反面、神経質な子育てになりやすく子どもに影響を与える可能性があります。
◆育児に対する不安が大きすぎる
◆家族構成の変化や地域のつながりの希薄化などによって、子どもと接する機会がほとんどないまま親になってしまった
◆近所付き合いなどを通して親としてのモデルを見る機会が少なかった
◆インターネットの育児に関する情報に影響される
等、様々な理由があります。
2.神経質な完璧主義ママは私の事です!
子育てについて雑誌やインターネットで様々な情報を調べては試す完璧主義ママだった私。
出産も友達に比べて遅かったせいで、一緒に情報を共有する人もいませんでした…。
子どもが大きくなって、子どものやることが気になってしまっていちいち口出しをしたりガミガミ怒ったりして自分の感情が常に表に出ている状態でした。
私の理想はもっと優しいママになりたかった。なのにできない…。
自分の想いと行動が伴わない事に悲しい気持ちになっていたのを思い出します。
3.ママの行動が子どもに影響してしまう前に
自分にとって未知の場面を理解するために、一緒にいる他者の表情や感情表現を手がかりにすることを心理学では「社会的参照」と言います。
例えば、子どもが転んだときに「大変! 大丈夫?」とママが大騒ぎしたら
→お子さまは大変なケガをしたと思って泣き出します。
逆にママが「転んで痛かったね。」と共感し落ち着いて話すと
→すぐに立ち上がって遊び始めます。
子どもは、ママの言動には非常に敏感に反応するのでママが神経質過ぎる場合、態度が子どもに伝染し、常にビクビクする過敏なお子さまになってしまうかもしれません。
ですので子どもが心から笑顔でいられる様にするために今すぐにでもママの対応を変える必要があるのです。
4.子どもの気持ちを待てるママになるために必要なこと!
完璧主義ママは、子どもの気持ちより先に自分の気持ちで動いてしまうことがあります。
「お腹がすいたでしょう。食事を作ったよ」
「ケガをしないようにおうちで遊ぼう」
といった声掛けをしてしまいがちです。
子どもが困らないようにしたいと思う気持ちは大切ですが、子どもが自分で出来る事までママが過度に期待や心配をすると、子どもの意欲をそいでしまうこともあります。
子ども自身の忍耐力や今後困難に立ち向かうための勇気を育てるためにも、まずは子どもの様子をよく見てみましょう。
どんな危機を、どのように乗り越えたらよいかを子どもと一緒に考えて伝えていきましょう。
執筆者
発達科学コミュニケーション
トレーナー まつのえり