高齢出産ママのみなさん、自身の体調の変化についていけず子育て中子どもの癇癪や行動にイライラが収まらないなんてことありませんか?そんな時、イライラを爆発させる前に感情コントロールがうまくいく3つの対処法をお伝えします。
1.体調変化に付いていけず、イライラが収まらないときありませんか?
高齢出産ママのみなさん、日々の子育てお疲れ様です。
高齢出産ママのイライラは、子どもの癇癪や母子分離不安、登校しぶりや不登校などの過度なストレスによって助長されてしまい感情のコントロールが難しくなってしまいます。
日本の高齢出産の定義は第一子を35歳以上で出産、第二子以降を40歳以上で出産となっています。
なので、まだまだ小学生や幼児の子育て真っ只中に自身のホルモンバランスの崩れが始まってしまうのです。
ホルモンバランスの崩れで一番の悩みは、イライラが収まらないことではないでしょうか。
日によって違いますが、些細なことでもイライラが抑えられず、あとで後悔なんてことも。
2.怒りのハードルが低く、些細なことでもイライラしてしまっていた過去
私は現在小4で10歳の息子を40代で出産しました。
子どもが1歳を過ぎたあたりから自身の体調にも変化が現れイライラすることが増えてきました。
例えば
「子どもが食事を食べないとイライラしてしまう」
「子どもがなかなか寝てくれないとイライラしてしまう」
「公園行って帰りたくなくて癇癪起こされた時にイライラしてしまう」
他にも沢山ありました。
おそらく他の人からするとこんな些細なことでと思ってしまうことでもイライラしてしまっていたのです。
そしてまだ1歳の息子に怒りをぶつけてしまった事もあり、自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしば。
また、会社から帰宅した夫にも、子育ての大変さをイライラでぶつけてしまっていました。
本来子育てを楽しみながら息子を叱らずに育てたいと思っていたのに、理想と現実の違いに悶々としたり、なぜ自分はこんなに些細なことでもイライラしてしまうのだろうと悲しくなってしまうこともありました。
実はこのイライラ、年齢によるホルモンバランスの崩れが原因だったのです。
3.ホルモンバランスの乱れで高齢出産ママがイライラする理由
なぜホルモンバランスの乱れで、高齢出産ママはイライラしてしまうのでしょうか?
それは「エストロゲン」という女性ホルモンが減ってしまって、エストロゲンと連動している「セロトニン」という幸福感をもたらす脳内物質も減ってしまうのからなのです。
「セロトニン」は不安の軽減、感情のコントロールを助けてくれる、心を落ち着かせる役割を持つ神経伝達物質です。
なので、「セロトニン」が減ってしまうと感情のコントロールの助けが減ってしまうため、イライラしてしまうのです。
4.子どもの成長と自身の体調変化が重なる時期
子どもは成長とともに自我が芽生え自己主張をするようになってきますよね。
ところが、高齢出産ママは年々体調の変化が現れ、体力の低下や感情のコントロールがうまくいかなかったりします。
ママが子どもに何か行動してほしくて指示やお願いをしても、子どもはママのタイミングで動いてくれません。
そんなときにイライラしてしまい、感情をぶつけてしまうなんてこともあります。
高齢出産ママにとって、子育て真っ只中に自身の体調の変化が現れてしまうのは避けて通れないのです。
なのでイライラして感情のコントロールがうまくいかず爆発してしまう前に、自身の感情をコントロールする方法がわかれば心強いですよね。
5.イライラが爆発する前に感情のコントロールがうまくいく3つの対処法
高齢出産ママのイライラが爆発する前に‼︎
感情のコントロールがうまくいくとっておきの方法を3つご紹介します。
ぜひ今日から実践してみましょう。
◆①自分の感情の裏側を知る
実は怒りの感情は第二感情と言われていて、怒りの感情の中身には必ず第一感情が隠れています。
例えば
不安、悲しい、辛い、焦り、期待感、わかってほしい、恥ずかしいなど
これらの第一感情が怒りになってイライラしてしまってるのです。
なのでイライラしてしまったら、まずは自分はなぜイライラしているのか第一感情を探してみましょう。
第一感情を探す=考えると言うことなので、脳の使うエリアが感情系から思考系のにシフトチェンジすることで少し冷静になれます。
◆②ゆっくり深呼吸
イライラの本当の原因の第一感情がわかったら、一度思いきり息を吐き出しましょう。
よく息を思いきり吸ってから吐き出すと言いますが、イライラしている時は呼吸が浅かったりします。
なので、まずは息を吐き出してから思いきり息を吸い込んで吐き出しましょう。
◆③体を動かす
全身の筋肉量に関わる女性ホルモン「エストロゲン」の低下で筋肉量や骨量が減ってしまいます。
なので毎日少しでもいいので体を動かしましょう。
感情のコントロールをしている「セロトニン」はリズミカル運動が効果的です。
足踏みや膝をトントン叩くなど思い立った時に実践してみてください。
このように体を動かすことで自律神経を整える効果もあります。
時間に余裕があるようでしたらお散歩やスポーツを、なかなか外に出られないようでしたらおうちのお掃除でもOKです。
年齢とともに体調が変化することは避けて通れないことです。
なので上手に自身の体調や感情と付き合って笑って楽しく生活できるようにしましょう。
ストレス=笑うことで回避!
笑うことでも感情をコントロールすることができますよ!
子どもと一緒にたくさん笑って、イライラを吹き飛ばせるといいですね!
執筆者
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり