子どもに何かお願いした時に、「えー、今は無理」「めんどくさいな」などの文句が多い子どもに、イライラが爆発してしまうことありませんか?高齢出産ママも子育て中、日によっては感情コントロールが効かず、反論されるとイラっとしてしまうこともあるのではないでしょうか。そんな文句が多い子どもに効果的なお母さんの声かけをお届けします。
1.子どもの文句が高齢出産ママのイライラを爆発させる!
高齢出産ママの皆さん、子どもの文句にイライラが爆発なんてことありませんか?
何かお手伝いを頼んだり、お風呂を促したりするたびに、
「えー今は無理〜」
「めんどくさいんだけど」
などと文句を言ってくる子どもに、高齢出産ママも感情コントロールが効かず、イライラしてしまう経験、一度はあるのではないでしょうか?
素直に聞いてくれたら、お互い気分よく過ごせるのに…
では、なぜ、子どもは文句ばかり言って行動することを拒否するのでしょう。
2.息子に何かお願いするたびに、親子バトルをしていた過去
私には高齢出産した現在小学4年の発達凸凹の息子がいます。
私の息子は、私がちょっとしたことをお願いすると、必ず文句を言ってきました。
その度に私は
「いいから言われたことをして」
「文句言わないで」
などとイライラしながら伝えていました。
そして、息子は仕方なく文句を言いながらやる。
最初から、気持ちよくやってくれれば、親子バトルをせずに、穏やかに過ごせるのに…
無駄な親子バトルも防げるのにと…
と思わずにはいられませんでした。
3.文句が多いのは自信のなさの現れ⁈
私の息子は、発達の特性から、ネガティブなことを溜め込みやすいです。
文句が多い息子に私は、注意したり、時には叱ったり、否定的な関わりを続けていたため、ネガティブな嫌な記憶を溜め込んでしまったのです。
お母さんに叱られたり、否定的な関わりが多くなると、子どもは自信を失っていきます。
「どうせ自分はダメな子だ」
と自己否定感が強く残り、理解力が育たずに、相手の話を受け取る力が育ちにくくなります。
なので、文句の多い子どもには、叱ったり、否定的な関わりをするよりも、子どものやる気を引き出すような声かけが必要なのです。
4.文句が多い子どもに効果的な声かけとは
文句が多い子どもは、口答えしてきたり、反抗的な態度をとってきたりします。
時には汚い言葉を使って反抗する時もあるでしょう。
そんな時お母さんは、子どもの態度に応戦してしまうのではなく、冷静に
「今の言い方怖いよ」
と客観的にどう見えてるかを優しく伝えてください。
そして、文句の多い子の行動を引き出したい時、
最初に優しく名前を呼んで、
「これ、〇〇くん、ちゃん、得意だと思うんだけど」
「きっとお母さんより上手だと思うんだけど」
などと、子どもが気持ちよくなるような前置きをつけることが効果的です。
このコミュニケーションを続けていくことで、子どもが相手の言葉を受け取る力が育っていき、次第に文句も減ってくることと思います。
お母さんは、子どもにお手伝いや、何かお願いするときは、前置きを忘れず、優しい声かけを心がけましょう。
執筆者:
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり