母子分離不安の子にとって鬼門は月曜日!
楽しく過ごした週末を終えて、いざ始まった月曜日。
また今日から1週間頑張ろう!という時に、元気がなくなり行き渋るお子さんにお悩みではないですか?
我が家の母子分離不安の娘も小学校1年生の時、月曜日の朝になると
・なかなか起きてこない
・準備をしようとしない
・ご飯が進まない
といった様子がありました。
そして最終的には、「学校に行きたくない」と言い出し泣き出すのです。
いつまでもグズグズして行き渋る娘に
「週末楽しいことをして過ごしたんだから、また今日から頑張ろうよ!」
と励ましていたのですが、行き渋りが解消されることはありませんでした。
毎週繰り返される月曜日の「学校行きたくない」に、朝から家の中には「また始まった・・・」とどんよりとした空気が漂っていました。
実は、この朝のどんよりとした空気が、母子分離不安の子の行き渋りを余計に悪化させていたのです!
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朝のどんよりした空気が月曜日の「学校行きたくない」を悪化させる理由
朝のどんよりした空気と母子分離不安の子の行き渋りにはどのような関係があるのでしょうか?
実は、母子分離不安の子は他人の感情を自分の感情のように感じる力が強いという脳の特性があります。
人間には他の人の気持ちや動きを自分のことのように感じる脳の働きがあります。
母子分離不安の子はこの脳の働きが活発になりやすいため、他人の不安や緊張まで自分のものとして強く受けとってしまうのです。
また、母子分離不安の子は表情や声のトーン、姿勢のような言葉以外からの情報を敏感に感じ取るという脳の特性があります。
そのため、ママがつくため息などにも敏感に反応してしまい、朝からママが怒っているかもしれないと余計に気持ちがネガティブになってしまいます。
つまり、母子分離不安の子にとって鬼門の日となる月曜日こそ、一番身近な存在のママの感情が大切になってくるのです。
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ママがキーパーソン!朝をポジティブに過ごす3つのポイント
ここからオススメの対応方法について3つご紹介しますね!
声のトーンを変える
朝は時間がない中で、やらなければいけないことが多くイライラすることが多い時間ですよね。
起きてこない!着替えない!ご飯食べない!
となると、ついつい尖った声になりがちです。
そんな時こそ、ちょっとトーンを上げて角のない丸い声で指示を出してみましょう!
お子さんの気持ちも上向きになること間違いなしですよ。
姿勢をよくする
「また行き渋るのか・・・」と思ったらママ自身もドヨーンとしてどうしても姿勢が前屈みになってしまいますよね。
そんな前屈みなママに「おはよう。」と言われるのと背筋がピーンと伸びたママに「おはよう!」と言われるのとでは印象が全く違います。
お子さんに元気を出してほしい時は、まずはママが元気な姿を見せてあげましょう!
ニコッと笑顔を見せる
朝から笑顔なんて見せる余裕ない!と思われるかもしれません。
ですが、朝こそ笑顔を意識してみることをオススメします。
母子分離不安の子はママの表情や態度をとってもよく見ています。
ママが笑顔でいるだけで、お子さんも自然と笑顔になれますよ。
毎週繰り返される月曜日の「学校行きたくない」に朝からどんよりしていた我が家ですが、このような対応を続けていったことで、月曜日の朝も家族みんなでにこやかに過ごすことができるようになり、娘が行き渋ることもなくなっていきました。
いかがでしたか?
母子分離不安の子はママの感情に影響をされやすいこと、だからこそママの声・姿勢・表情がとっても大事になってくることをお伝えしてきました。
月曜日の朝から元気に「いってきます!」を叶えたいママはぜひ意識して過ごしてみてくださいね!
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
さいとうほのか