姉妹で仲が悪い!妹に手が出る姉が優しく関われる子に変わった2つの方法

「どうしてこんなに姉妹仲が悪いの?」「何度注意しても妹に手が出てしまう…」そんな悩みはありませんか?実は意地悪したいわけではなく、不安や言葉にできない気持ちが関係していることがあります。妹を叩いていた姉が優しく関われるようになった2つの関わり方を体験談とともにお伝えします。

姉妹なのに仲が悪いと毎日疲れてしまいませんか?

姉妹なのに仲が悪く、妹に手が出てしまう。
「何度注意しても叩いてしまう」
「どうして優しくできないの?」
「このままで大丈夫なのかな…」

と心配になってしまいますよね。

結論からお伝えすると、妹に手が出てしまうのは性格の問題ではありません。

 

姉妹の仲が悪い子には、

・妹の泣き声に強く反応してしまう
・言葉より先に怒りが出てしまう
・外ではいい子なのに家で爆発してしまう

といった共通する特徴があります。

 

実は、子どもの脳が不安を感じやすい状態になると、落ち着いて考える力よりも感情が先に動きやすくなるのです。

だからこそ大切なのは、叱ってやめさせようとすることではありません。

子どもが優しくなれない理由を理解し、安心できる関わりを増やしていくことです。

 

この記事では、実際に妹を叩いたり押したりしていた姉が、妹の気持ちを考えながら優しく関われるようになった体験談と、我が家で効果があった2つの関わり方をお伝えします。

 

我が家の姉妹も、幼い頃はとにかく仲が悪い姉妹 でした。

お姉ちゃんが妹に優しくできず、

自分のおもちゃを貸せない

妹が触ろうとすると叩いたり押したりする

妹が泣けば「うるさい!」と怒鳴る

という日々が続きました。

 

姉が妹に投げた物がテレビに当たって液晶が割れたこともあります。
妹を押して頭に傷ができたり、口から血が出たこともありました。

 

「もうお姉ちゃんなんだから、少しは譲ってあげてよ…」

そう思う反面、お姉ちゃんの気持ちもわからないわけではありません。

 

しかし、このようなやり取りが続いた結果、妹はだんだん姉を避けるようになり、さらに仲が悪い状態になってしまいました。

 

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妹に手が出る姉が優しくできない理由

姉妹の仲が悪いと、

「どうして優しくできないの?」
「お姉ちゃんなんだから我慢してあげて」

と言いたくなりますよね。

 

だけど、妹に手が出てしまう子は意地悪をしたいわけではありません。

本人も、

「怒られたいわけじゃない」
「本当は仲良くしたい」
「だけどイライラが止められない」

と困っていることがあります。

実は、子どもの脳が不安を感じやすい状態になると、落ち着いて考える力よりも感情が先に動きやすくなります。

その結果、

・叩く
・押す
・怒鳴る

といった行動につながることがあります。

我が家の姉にも、次のような特徴がありました。

 

 妹の泣き声に強く反応してしまう

音に敏感な子は、妹の泣き声を強い刺激として受け取っていることがあります。

我が家の姉も赤ちゃんの頃から大きな音や人混みが苦手でした。

妹が泣き始めると、

「うるさい!」
「もうやめて!」

と怒鳴ったり、イライラを抑えられなくなったりしていました。

脳が危険を感じると、落ち着いて考える力よりも感情が先に動きます。

そのため、

妹が泣く
↓
姉が怒る
↓
妹がもっと泣く
↓
姉がさらにイライラする

という悪循環が起きやすくなるのです。

音の刺激を強く受ける子は、気持ちに余裕がなくなると衝動的な行動につながることがあります。

 

言葉より先に怒りが出てしまう

大切な物を触られると強く怒ってしまう子も少なくありません。

子どもはまだ気持ちを整理したり、相手に伝わる言葉を選んだりする力が発達の途中です。

本当は

「今は使っているよ」
「触らないでほしいな」

と思っていても、

「貸したくない」
「壊されたら嫌だ」

という気持ちが先に大きくなってしまいます。

すると、

考える
↓
伝える

より先に、

叩く
押す
怒る

という行動として表れやすくなります。

さらに妹がかばわれ、自分ばかり注意される経験が続くと、

「なんで私ばっかり怒られるの?」

という不満も積み重なります。

安心感が減ると感情をコントロールしにくくなり、妹への強い反応につながってしまうのです。

 

 

外ではいい子なのに家で爆発してしまう

園や学校では頑張れるのに、家ではすぐ怒ったり妹に強く当たったりする子もいます。

こうした子は、外でたくさんのエネルギーを使っていることがあります。

先生の話を聞く
友達と合わせる
ルールを守る

一見当たり前に見えることでも、本人は頑張っているのです。

そのため家に帰る頃には心のエネルギーが少なくなっています。

そんな時に、

妹がおもちゃを触る
妹が泣く
思い通りにならない

という出来事が起こると、余裕がなくなり感情が爆発しやすくなります。

我が家の姉も学校では頑張れる子でした。

だけど家では小さなことで怒り、妹に強く当たってしまうことがありました。

これはわがままではありません。

安心できるエネルギーが足りなくなると、感情が先に動きやすくなるためです。

その結果、普段なら受け流せることにも強く反応し、衝動的な行動につながることがあります。

 

では、どのように対応すれば良いのでしょうか?次に我が家で行っていた対応をお伝えします。

 

外では頑張れるのに家では「ママ!ママ!」それは過剰適応かもしれません▼▼▼

 

今日からできる!姉が妹に優しくできるようになる2つの関わり

 

我が家で実際に効果があったのは、この2つです。

 

喧嘩をしていない平和な時間こそ注目をする

 

姉妹の仲が悪いので喧嘩が多いと言っても、穏やかな時もあると思います。そのタイミングこそ、上の子をしっかり見て褒めることが大切です。

 

なぜなら、「ママはちゃんと私を見てくれている」と感じられると、安心感と自己肯定感が育つからです。

 

そして、優しくするとママが喜んでくれるという学習にもつながります。

 

「貸してくれたんだ!ありがとねぇー」と笑顔でギュッと抱きしめる。

「いつも優しくしてくれてありがとうね!」

「お姉ちゃん、優しいもんね!」と姉の前で妹に伝える。

「仲良しだねぇー!」

 

どんなできて当たり前と思うことでも言葉に出して伝えていきましょう。

 

 

気持ちを言語化して代弁し、気持ちの出口をつくる

 

子どもの気持ちを言語化して、こう伝えればいいんだよと代弁して伝えましょう。

 

なぜなら、子どもは気持ちを受け止めてもらえたと感じ、気持ちが落ち着きます。そして、叩いたり押したりせずに言葉で伝えられるようになるのです。

 

妹の物を取ってしまったりした時や嫌なことがあった時、

 

「もう使ってないから貸してあげてよ!」

「まだ小さいんだから泣くのはしょうがないでしょ!」

「お姉ちゃんなんだからちょっとぐらい我慢して!」

 

などと言いたくなってしまうかもしれませんが、それは逆効果でその言葉では落ち着くことができないのです。

 

「このおもちゃ、大切だから触られて嫌な気持ちになっちゃったのかな?」「じゃあ、これは大切だから使わないで欲しいんだって言ったらどうかな?」「他に貸してあげていい物を貸してあげるのはどうかな?」

 

「妹の鳴き声でイライラして嫌な気持ちになっちゃうんだよね」「鳴き声は高くて大きいから苦手だもんね」などと共感をし、言葉で気持ちを代弁してあげましょう。

 

 

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喧嘩ばかりだった姉妹が変わった結果

 

姉妹なのに仲が悪い2人でしたが、今では喧嘩がぐんと減り、同じ遊びを楽しめることが増えました。

 

「〇〇ちゃん、先に選んでいいよ!」と譲ってあげる

「〇〇ちゃん、これ見てー!!やったね!」と妹が喜びそうなことを自分で考えたりと、相手の気持ちを想像して関わろうとする姿が見られるようになりました。

 

年齢と共に、妹が強い口調になったり、手が出てしまうこともあります。それでも姉は、以前のように衝動的にやり返すことはありません。妹の気持ちを聞いたり、場を和らげようと笑わせたりしながら、落ち着いて、そして優しく関わっています。

 

喧嘩で手が出てしまうのはその子の性格ではありません。仲がいい時ほど注目をしてあげましょう。今は仲が悪くてもお互いを思いやる気持ちが育ち、きっと仲よく遊べるようになりますよ。

 

 

姉妹で仲が悪い時によくある質問(Q&A)

Q1. 妹に手が出る姉は厳しく叱った方がいいですか?

A.手が出た時は安全を守るために止める必要がありますが、叱るだけでは根本的な解決にならないことがあります。
妹に手が出てしまう子は、意地悪したいわけではなく、気持ちをうまく整理できず感情が先に動いていることがあります。まずは気持ちを受け止めながら、言葉で伝える方法を教えていくことが大切です。

Q2. 姉妹が毎日喧嘩するのは仲が悪いからですか?

A.必ずしも仲が悪いとは限りません。
姉妹は一緒に過ごす時間が長いため、気持ちのぶつかり合いが起こりやすいものです。大切なのは喧嘩をなくすことではなく、気持ちを言葉で伝えたり相手の気持ちを考えたりする力を育てていくことです。

Q3. 妹に優しくできない姉にはどう関わればいいですか?

A.喧嘩をしていない時に良い関わりへ注目することがおすすめです。
「貸してくれたね」「優しく教えてあげたね」など、できている行動を具体的に伝えることで、子どもは自分の良い行動に気づけるようになります。怒っている時は気持ちを言葉にして代弁してあげることで、少しずつ言葉で伝える力が育っていきます。

この記事でご紹介したように、怒りとして見える行動の奥には、不安や言葉にできない気持ちが隠れていることがあります。

子どもがなぜ怒りとして気持ちを表現してしまうのか、そして親はどのように関わればいいのかについて、発達科学コミュニケーションマスタートレーナー北華ゆかがお話ししています。

 

 

<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

澤村祐依






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