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100点は褒めていいの?
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お子さんがテストで
100点をとってきたら、
何と言いますか?
「すごいねー!」
「がんばったねー!」
って、褒めますよね。
けれども最近は、
「テストの点数を褒めない」
「結果だけを褒めるのはよくない」
というような子育て情報もあります。
すると、
ママの中にこんな迷いが生まれます。
え?
100点を褒めるのって、よくないの?
結果を褒めたら、
点数ばかり気にする子になるの?
じゃあ、100点をとってきても、
あまり喜ばない方がいいの?
そんなふうに、
ひとつ情報を知るたびに、
「これで合ってる?」
「これはダメなの?」
「じゃあ何て言えばいいの?」
と、ママの声かけが
止まってしまうことがあります。
けれども、
「結果を褒めてはいけない」
という情報の本質は、
100点を褒めてはいけない、
ということではありません。
本当に大事なのは、
子どもに
「いい点をとった時だけ認められる」
「100点じゃないと意味がない」
「失敗したらがっかりされる」
と感じさせるかかわりに
なっていないか、
ということなんです。
だから、
100点をとってきた時に、
「すごいね!」
「うれしいね!」
と一緒に喜ぶこと自体は、
悪いことではありません。
むしろ、子どもにとっては、
「ママが一緒に喜んでくれた」
という安心や嬉しさになります。
問題は、
100点をとった時だけ大きく反応して、
70点の時はため息をつく。
できた時だけ褒めて、
できなかった時は指摘が始まる。
この積み重ねで、子どもが
「点数がよくない自分はダメなんだ」
と感じてしまうことです。
特に、勉強が苦手な
発達グレーゾーンの子は、
もともと
「どうせできない」
「また間違える」
「怒られるかもしれない」
という不安を抱えやすい子が多いです。
だからこそ、
結果だけを見られていると感じると、
挑戦する前から止まってしまう
ことがあります。
100点を褒めるか、褒めないか。
そこだけを切り取ると、
ママは迷います。
けれども、
本当に見るべきなのは、
その声かけで、
子どもの何を育てたいのか?
ここです。
点数だけを目標にするのか。
それとも、
やってみようとする力。
間違えても立て直す力。
自分で考えて動く力。
そういう、
学びに向かう土台を育てたいのか。
この軸があると、
100点をとってきた時の
声かけも変わります。
「100点すごいね!」
で終わらせるのではなく、
「最後までやったんだね」
「前より落ち着いて取り組めたね」
「自分でここまでできたのが嬉しいね」
と、
点数の奥にある、
子どもの行動や変化に
目を向けられるようになります。
子育て情報は、
それ自体が正解ではありません。
ママの中に子育ての軸がないまま
情報だけを集めると、
その情報は、
子どもを伸ばすヒントではなく、
ママを迷わせる材料に
なってしまいます。
100点は、褒めていいです。
一緒に喜んでいいです。
ただし、
その100点で子どもを
評価するのではなく、
その100点の奥にある、
子どもの行動や育ってきた力を
見つけてあげてください。
そして、100点じゃない日にも、
その子の中に育っている力を
見つけて言葉にしてあげてください。
点数に振り回されず、
子どもの学びに向かう力を育てる。
ここに軸を持てるようになると、
子育て情報に振り回される毎日から、
少しずつ抜け出していけます。


