一人で宿題をさせるほど、自立が遠ざかる理由

日常のかかわり方

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一人で宿題をさせるほど、
自立が遠ざかる理由
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「もう小学生なんだから、
宿題くらい一人でやってほしい」

そう思って、
「ママはもう手伝わないよ」
「自分の宿題なんだから、
自分でやって」

と、言ってみたことは
ありませんか?

ところが、
やっぱり気になって
様子を見ていると、

プリントも出さないで
机に座って、
ぼーっとしている。

結局、

「いつまでそうしてるの?」
「早く始めなさい!」
「どうして一人でできないの?」

とイライラして、

最後はママが横について
宿題を始めさせることになる。

ママが手伝わないようにするのは、

「ここで手伝ったら、
いつまでも一人でできなくなる」

と子どものことを思えば、
のことですね。

将来困らないように、
一人でできる子に育てたい。

それに、本音を言えば、

ここで手伝うことが
クセになったら、

これからずっと宿題に
付き合うことになるかもしれない。
そんな時間、私にはない。

そう思うことも
あるのではないでしょうか。

これは、
あって当然の気持ちです。

だからこそ、今日は、

ママが
ずっと宿題に付き合わなくても、
子どもが
自分で動けるようになるために、

どこを手伝えばよいのかを
お伝えしますね。

自立とは、
最初から何もかも
一人でできることではありません。

自分が今、
何に困っているのかに気づき、

必要な助けを選び、
自分で動き出せることです。

宿題を始められない子は、
勉強ができないのではなく、

まだ勉強ができる状態
切り替わっていないことがあります。

遊びから気持ちが
切り替わっていない。

何をすればいいのか、
頭の中が整理できていない。

宿題を見ただけで、

「大変そう」
「できなそう」と感じている。

この状態の子に、
「一人でやりなさい」
と言っても、
動き出すのは難しいのです。

ママが手伝うべきなのは、
勉強そのものではありません。

まず、
勉強を始められる状態
を整えること。

たとえば、

少し気持ちを切り替える時間
をつくる。

今日やることを一緒に確認する。

宿題をする場所を決める。

「全部やりなさい」ではなく、
「今日はここまでね」
と、小さなゴールを決める。

ここまで整うと、
子どもは動き出しやすくなります。

そして、始める準備ができたら、
次は子どもに選んでもらいます。

ただし、

「どうしたい?」
「何を手伝ってほしい?」

と聞くだけでは、
答えられない子もいます。

そこで、二つの選択肢を渡します。

「一人で準備する?
ママと一緒に準備する?」

「今から始める?
5分休んでから始める?」

「ママが近くにいる?
準備ができたら呼ぶ?」

選択肢があることで、
子どもは
ママに動かされるのではなく、
自分で方法を決めることができます。

「早くやりなさい!」
と言われると、

今やろうと思っていた子まで、

「もう!せっかく
やろうと思っていたのに」
と反発することがあります。

これは、
塾講師をしていた頃にも
よく見てきた姿です。

子どもを動かそうとするほど、
子どもは自分で決める機会を
失います。

反対に、
選択肢の中から
自分で決める経験を重ねると、

「自分はどうしたいのか」
「今はどんな助けが必要なのか」
を考えられるようになります。

ママが何も手伝わないことが、
自立ではありません。

ママが全部決めて動かすことも、
自立ではありません。

勉強ができる状態を整える。

必要な助けを選択肢から選ぶ。

自分で決めた方法で動き出す。

この経験を重ねることで、

「ママに言われたから動く」
から、
「自分で決めたから動く」
に変わっていきます。

自立とは、
ママを頼らなくなることでは
ありません。

必要なときに助けを求め、
自分で選び、
自分で動けるようになることです。

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