ガミガミ母さんは今すぐ卒業!!発達障害・グレーゾーンの子どもの「夏休み宿題バトル」の裏に隠された深刻な問題とは

  小学生は夏休みに入りましたね!お子さんは宿題を素直にしていますか?毎日「宿題しなさい!」とガミガミ怒っている。お子さんとのバトルが絶えない…こんなやりとりが続くと発達障害・グレーゾーンの子どもには悪影響しかありません!
 

 

1.「なぜ宿題をするの?」という子どもの質問に答えられますか?

 
 
小学生は夏休みに入りましたね!
 
 
お子さんは宿題を素直にしていますか?
 
 
毎日「宿題しなさい!」とガミガミ怒っている。お子さんとのバトルが絶えない…今日はそのバトルの裏の深刻な問題についてお話ししたいと思います。
 
 
あなたはお子さんの「なぜ宿題をするの?」という質問に答えることができますか?
 
 
超・個人的な意見になりますが…私は正直なところ「宿題はやらなくてもいいもの」、と思っています。
 
 
同じクラスのなかでも、子ども達の学習の習得度はそれぞれみんな違いがあるはずです。
 
 
そんななかで全員が同じものを同じ量やってくるのはちょっと違和感を覚えます。
 
 
宿題を出すなら、それぞれその子に合った量を。
 
 
そして得意な教科はもっと得意を伸ばせるような、苦手なものはその子の興味を引き出せるような宿題だったら、なんだかワクワクしてきませんか?
 
 
 
 
ですから、全員が同じものを同じ量だけやってくる、既存の宿題スタイルに対して、やる意味を見出せないのです。
 
 
しかし、宿題が
 
 
●学力を定着させるため
 
●最後まであきらめないでやり抜く力をつけるため
 
●自分で考えて行動する力をつけるため
 
●学ぶ楽しみを見つけるため
 
 
であるとするなら、子どもにとってプラスの体験になるものだと私は考えています。
 
 
なので、子どもには「宿題をする意味」をしっかり伝えています。
 
 

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2.発達障害・グレーゾーンの子どもの「宿題バトル」の裏に隠された深刻な問題とは

 
 
実は宿題をやらないということは、それほど問題ではありません。
 
 
それより問題なのは、
 
 
●お母さんの「宿題やろうね」という指示がすんなり通らないこと
 
●宿題が嫌なこととしてインプットされていること
 
 
です。
 
 
お母さんからガミガミ言われているとき、子どもの頭の中がどうなっているか知っていますか?
 
 
①宿題やりなさい!とお母さんがガミガミ言う
 
 
②宿題=ガミガミ言われる が子どもの頭にインプットされる
 
 
③宿題に取りかかれない
 
 
④お母さんにさらにガミガミ言われる 以下繰り返し
 
 
という最悪な流れができ上がってしまいます。
 
 
宿題に取り組めない理由はお子さん一人一人によって違います。しかし、この流れは1番よくない負のスパイラルなんです。
 
 
これを続けていくとどうなると思いますか?
 
 
実は「宿題やりなさい!」と叱られ、嫌な思いをすればするほど、お子さんの「宿題やらない!」という態度はますますヒートアップしていきます。
 
 
 
 
なんとか宿題をやらせようとすればするほど悪循環です。
 
 
●「宿題やらないとおやつ抜きだよ!」(脅し・罰を与える)
 
●「なんでお母さんの言うことわかってくれないの?」(情に訴える)
 
 
これらのコミュニケーションは一時的には効果があるかもしれません。
 
 
しかし長い目でみると親子の信頼関係をじわじわとむしばんでいくものです。
 
 
そして、お子さんによっては攻撃性が出てきたり、鬱々と引きこもりがちになってしまった良くないことしか起こりません。
 
 
特に発達に凸凹のあるお子さんは、嫌な記憶をため込みやすいと言われています。
 
 
私の息子は、注意欠陥多動性障害(ADHD)のグレーゾーン。私の間違ったコミュニケーションで、とても怒りっぽく、攻撃的になってしまった過去があります。
 
 
だからお子さんができていないことを指摘する「ガミガミ母さん」を、今すぐ卒業してほしいんです!
 
 

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3.ガミガミ母さんを今すぐ卒業して、子どもの得意!大好き!が伸びる夏休みにしませんか?

 
 
じゃあ「ガミガミ母さん」を卒業するには一体どうすればいいの?とお困りのあなた。大丈夫です、難しく考える必要はありません。
 
 
叱ることの反対をすればいいんです!
 
 
 
 
そう、褒めればいいんです。
 
 
たとえば
 
 
「どんな宿題がでているの?」
 
「お母さんにも見せて」
 
「一緒にやってみようか」
 
「終わったら、なにをして遊ぼうか?」
 
 
など、まずはお母さんがお子さんの宿題に興味を示す声かけからはじめてみてはいかかでしょうか?
 
 
え?こんなことで褒めたことにならないじゃん!と画面の向こうから声が聞こえてきそうですが、実はこれらの声掛けも立派な「褒め」ですよ。
 
 
お子さんも「あれ?今日は宿題やれって怒ってない…」と心の扉がすこしだけ開くはずですよ!ぜひ試してみてくださいね。
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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