発達障害の診断が出ている子の、脳の発達から見た「やる気スイッチ」作り!

発達障害の診断が出ている子どもたちは脳の発達凸凹が大きいと言われます。だからこそ人と違う才能を持っていたりしますが、実はやる気スイッチが入りにくいので才能を伸ばしにくいんです。そこで、やる気スイッチを作る3つの方法についてお伝えします!

 
 

1.発達障害の診断が出ている子の「やる気スイッチ」 が大切な理由

 
 
子どものやる気スイッチについては、親であればみんなが知りたい!と思っているのではないでしょううか。
 
 
本当は才能があるお子さんなのに、やる気スイッチが入らないために実力を発揮できないなんてもったいないですよね!
 
 
そこに、発達障害の診断が出ているかどうかは関係ありません。みんな、それぞれに素敵な才能を持っているからです。
 
 
ところが、発達障害の診断が出ている子どもたちは自信がなかったりネガティブになってしまうことが多いので、特にやる気を出させるのが難しかったりします。
 
 
そんな発達障害の子どもたちには、脳の発達について知ってアプローチをすることで「やる気スイッチ」を作ることができます!
 
 
 
 
オススメの「やる気スイッチの作り方」を説明しますね!
 
 

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2.やる気につながる、脳の発達を活かした「3つの対応」とは?

 
 
脳の発達を踏まえた「やる気スイッチ」を作るために、おすすめの3つ方法をお伝えします!
 
 

◆左手を使う

 
 
まず1つ目に脳の発達からお話しすると、やる気をおこす力をつけたい時は、前頭葉の右側(簡単にいうと、前の方の脳の右側なので、右目の上あたり)を発達させるといいんです!
 
 
その部分を発達させる方法は、とてもシンプルですが左手を使うことです。
 
 
これは解剖学の話になりますが、脳の中には、右と左の神経が交差する部分があります。だから左を使うと右の脳が発達して、右を使うと左の脳が発達するということになります。
 
 
ここで気をつけていただきたいのが無理に左手ばかりを使わせないようにするということです。
 
 
脳はバランスよく発達することで、バランスのとれた能力や考え方ができるようになるので、どこかだけ発達させようとするのはあまりお勧めできません。
 
 
そこでオススメなのが、左手でボールをついてみるとか、左手でおもちゃを片付けるとかお子さんが楽しんで取り組めるようゲーム感覚で取り入れていくことです。
 
 

◆やりたい理由を言葉に出す

 
 
2つめは、「どうしてこれをやりたいと思うのか?」ということを言葉にしてみることです。
 
 
自分でやりたいことに行動を起こせたら、
 
 
・どうしてやりたいと思ったのか?
・やってみてどうだったか?
 
 
など、言語化して口に出してもらいます。これは左脳を使っている状態になります。
 
 
発達障害の診断が出ていないグレーゾーンと言われるお子さんも、自分の考えや気持ちを言葉にするのが苦手な子も多いです。
 
 
苦手なことをやるのは脳に負担がかかって、本人にとっては大変なことです。
 
 
うまく話せなかったというネガティブな記憶になってしまうのは避けたいなので、ママがお手伝いしてあげても構いません。
 
 

◆やる気が出やすい状態に整える

 
 
「やる気スイッチ作り」3つ目のポイントは、やる気が出やすい状態に整えておくことです。
 
 
そして、そのために大切なことは「行動を肯定すること」です。
 
 
ただ、ここでポイントになるのがただ肯定してもやる気は出ない!ということ。
 
 
 
 
実は、脳のやる気ホルモンを出すためには結果を褒められても効果がないんです!これ、ちょっとびっくりですよね?
 
 
褒めようと思っている大半のママは「できたら褒めよう!」と思っていませんか?私も、発達科学コミュニケーションを学ぶまではそう思っていました。
 
 
でも、それだと「これができたら褒めよう!」と思っているのに子どもが途中でやめてしまうので、褒めるどころか怒ることになってしまったということがよくありました。
 
 
結果を褒めようとするのは、やる気を育てることに関してはNGだったんですね…。なので、何か物事に取り組む気持ちだったり、やる過程の行動を肯定することがポイントです。
 
 
そもそも、発達障害の診断が出ている子どもたちは感情がポジティブな状態になっていないと自分の持っている力をしっかり発揮できません。
 
 
発達障害の子はネガティブな記憶が強くなりやすいという特徴があります。だから診断が出ていない子よりも肯定してあげることが大切になります。
 
 
子どもが持っている力を発揮するには、日頃からスモールステップで肯定することを意識して、何かに取り組んだ時には過程や、やる気を褒める!このように接してあげてくださいね!
 
 
今回お伝えした3つのポイントを意識した関わり方をすると、お子さんの脳の発達につながって「やる気スイッチ」を作ることができます。お子さんのやる気を育みたい!と思われる方はぜひ試してみてくださいね!
 
 
脳の発達を知ると、行き当たりばったりではなくて根拠を持ってお子さんの成長を作っていくことができます。
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
 
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