不登校で昼夜逆転中の子に必要なのは心のエネルギーを満たすお母さんのサポート

不登校を受け入れるだけでも辛いのに、昼夜逆転だなんて一体どうしたら…?とお子さんへの対応の仕方がわからなくて悩んでいませんか?お子さんの「心の問題」を理解して正しく見守ることで、真っ暗なトンネルから抜け出す方法をご紹介しますね!
 
 

1.息子への対応の仕方がわからない…辛かった真夜中のネット検索

 
 
我が家には、不登校の中学2年の息子がいます。
 
 
今でこそ、朝起きて夜寝るという当たり前のリズムで生活している息子ですが、昼夜逆転生活を送っていた時期がありました。
 
 
息子の不登校を受け入れることで精一杯だった私は、昼夜逆転という新たな現実を受け入れることが難しくて毎日悩み苦しんでいました。
 
 
昼間は家事や仕事をしながら、なかなか起きてこない息子にイライラ。
 
 
夜中は、ゲームをしている音、何か作ったり食べている気配、トイレに行く足音…ちょっとした物音や行動がすごく気になってしまってやり場のないイライラに眠れなくなることもよくありました。
 
 
そのせいで寝不足になりがちで、精神的にも弱ってしまったことで余計に不安も強くなっていきました。
 
 
このままずっと治らなかったらどうしよう…病気になってしまったらどうしよう…︎と、こちらの方が心も身体も壊れそうな毎日を送っていたことを今でも思い出します。
 
 
そんな真っ暗なトンネルの中にいるような生活から抜け出す方法を見つけようと夜な夜なネット検索をするものの、正解がわからなくて結局息子にイライラと対応してしまう毎日でした。
 
 
 
 
よくないとはわかっていても対応を変えられなくて、とても辛かったのを覚えていますが、本当に辛いのは息子本人だったと思います。
 
 

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2.不登校の子ども全体の7割が昼夜逆転になる理由

 
 
不登校の子どもが昼夜逆転になる原因やきっかけはお子さんによってそれぞれだと思いますが、今回は「心の問題」について考えてみてほしいと思います。
 
 
不登校になってからもお子さんは、二つの気持ちの間で毎日葛藤してるのではないかと思います。
 
 
それは、「本当は学校に行きたい!行かなきゃ!」という気持ちと「だけど勇気が出ない…怖い…」という気持ちです。
 
 
家族が学校や仕事へ行く準備をしている朝は、その気持ちが強くなってしまうので、無意識にその時間を避けてざわめきが落ち着いた頃に起きてくるようになります。
 
 
そして家族が寝静まった夜になると、ゲームなど自分の好きなことをして無意識に居場所をつくるようになっていきます。
 
 
 
 
これが、昼夜逆転のきっかけになってしまうのです。
 
 
そして今は不登校の子が増えているということもあり、真夜中のネットが居場所になりやすいのも現状です。
 
 

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3.昼夜逆転は心のエネルギー充電期⁈真夜中がたった一つの自分の居場所

 
 
夜に起きて朝寝るという生活リズムの乱れは、体内リズムを整えるホルモンにも影響してしまうので身体にも心にも良いことではありません。できれば早く戻したいものです。
 
 
だけど、お子さんにとってこの時期は心のエネルギーの充電期でもあるという風に考えてみてほしいと思います。
 
 
学校に行かないことを決めたこの時期は、「学校へ行きなさい」とか「行くの?行かないの?」と言われなくなり、学校の先生からの連絡も減ってきます。
 
 
安心して家にいられるようになり、一気に自由な時間も増えるため、心が少しだけ解放されて暴言や暴力がある子も少し落ち着いてきたりします。
 
 
そんな中で見つける居場所が、真夜中の一人の時間同じ境遇の仲間と繋がることができる場所だったりするのです。
 
 
学校へ行けないことへの罪悪感を持ち続けていたり、行きたい自分と行けない自分の間で葛藤しながらも居場所を見つけたこの時期は、心が回復するチャンスでもあります。
 
 
このときにお母さんがどんな声かけや対応をするかで、お子さんの生活リズムが戻るか昼夜逆転が長引いてしまうかが決まってしまうことも多いので注意が必要です。
 
 
 
 
昼夜逆転をどうにかしようというよりも、心のエネルギーを満たしてあげるイメージでサポートをして欲しいと思います。
 
 

4.朝起きられるようになるために必要なのは正しい理解と見守り方

 
 
昼夜逆転は心のエネルギー充電期ということを理解したうえで、お母さんにやって欲しい対応をご紹介していきますね。
 
 
それは、昼夜逆転を否定せずに起きたことを肯定することです!
 
 
・昼夜逆転を治しなさい!
・早く起きなさい!
・早く寝なさい!
・(夜)まだ起きてるの?
 
 
ついついこんな小言を言ってしまっていませんか?
 
 
お母さんも辛い毎日を送っていると思うので、言いたくなってしまうのも当然かもしれませんが、これをちょっと我慢して起きたことを肯定する声かけに変えてみて欲しいと思います。
 
 
例えば、
「起きたんだねー」
「昨日より早く起きられたね」
「昨日早く寝てたから起きられたんだね」
 
 
というように、大袈裟に褒めることはせずに、見たままを伝えるだけで大丈夫です!
 
 
 
 
これを続けていくと、お子さんの心には少しずつエネルギーが貯まって行き、だんだんと夜寝て朝起きるというリズムに戻って行きます。
 
 
焦らずに少しずつ、時間をかけて朝起きにリセットしていきましょう。
 
 
朝起きられるようになると、それ自体が大きな成功体験になります。
その頃にはきっと親子の関係も良よくなっているのではないでしょうか。
 
 
少し時間はかかるかもしれませんが、昼夜逆転生活は変えられます。
 
 
心配なときや不安なときほど肯定的な声かけをしてあげてくださいね!
 
 

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執筆者:しばた志麻
(発達科学コミュニケーション STELLA*Schoolアンバサダー)
 
 
お子さんが朝起きられるようになるためには、普段から肯定的な声かけをしてあげることでより効果が高まります。お子さんにあった声かけや関わり方が知りたい方は、ぜひ個別相談にお申し込みくださいね!
 
 
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