落ち着きがないADHDグレーキッズが変わる!場面に合わせて行動できるようになる”伝え方のコツ”

どんな場所でも動き回って落ち着きがない子どもに、何度も注意して疲れてしまうことはありませんか?実は落ち着きがない行動には理由があります。ADHDグレーキッズが場面に合わせて動けるようになる伝え方のコツをご紹介します。
 
 

1.落ち着きがない息子に注意ばかり…外出が憂うつだった我が家

 
 
以前の我が家は、落ち着きがない注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの6歳の息子の行動に、毎日振り回されていました。
 
 
家の中では、いつも走り回り、少し落ち着いたと思ったら、また次の遊びを見つけて動き出します。
 
 
外出すると、じっとできない様子はさらに強くなりました。
 
 
スーパーに入ると、興味のある売り場へ一直線。
 
 
おもちゃ屋では、気になる棚から棚へ移動。
 
 
「ちょっと待って!」
「お母さんと一緒に行こうね」
 
 
そう声をかけても、気づけばもう違う場所へ行ってしまっている。
 
 
また、外食へ行くと、机の上の物を触ったり、椅子の上で寝転んだり、席を立とうとしたり。
 
 
とにかく、じっとしていることができませんでした。
 
 
私はそのたびに、
「走らないで!」
「勝手にどこか行かないの!」
「じっとして!」
と注意していました。
 
 
 
 
怒られてすぐは止まれるのですが、少しするとまた動き出す…。
 
 
「さっき言ったよね?」
「どうしてじっとできないの?」
 
 
そんな気持ちになることが何度もありました。
 
 
外出すると、私は息子を注意してばかり。
 
 
周りの目も気になり、気づけば、楽しいはずの外出が少しずつ憂うつになっていました。
 
 
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2.なぜじっとできないの?ADHDグレーキッズの行動コントロールの難しさ

 
 
注意しても落ち着きがない状態が続くと、「じっとできないのは、この子の性格のせい」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
 
 
しかし、単なる性格の問題ではない場合があります。
 
 
ADHDグレーキッズには、行動をコントロールする力がまだ育っている途中という特徴があります。
 
 
この力に大きく関係しているのが、前頭葉という脳の部分です。
 
 
前頭葉は、
・今やるべきことを考える
・やりたい行動を止める
・やるべきことに集中し続ける
といった働きをしています。
 
 
子どもは成長と共に、
「走りたい」と思っても、スーパーの中では歩く。
「椅子の上に立ちたい」と思っても、食事が終わるまで座っている。
など場面に合わせた行動ができるようになっていきます。
 
 
その理由は、前頭葉が、「今はこの行動が合っている」と判断して、その行動に意識を集中し続けられるようにコントロールしているからです。
 
 
ADHDグレーキッズは、この前頭葉の働きがゆっくり発達する傾向があります。
 
 
そのため、”頭では分かっていても、興味のあるものを発見すると動いてしまう”ということが起こりやすくなります。
 
 
「走らないで」
「じっとして」
と言われても、止まる力より動きたい力の方が強い状態なのです。
 
 
 
 
また、ADHDグレーキッズはネガティブな感情を溜め込みやすいという特徴もあります。
 
 
注意される状態が続くと、気持ちが沈んだり、感情が爆発して癇癪が増えることもあります。
 
 
だからこそ、できる限り早く子どもの特性に合う関わり方に変えていくことが大切です。
 
 
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3.外出が楽しい!落ち着きがないADHDグレーキッズが場面に合わせて動ける”伝え方のコツ”

 
 
落ち着きがないADHDグレーキッズには、「じっとして」のような止める指示より、“どう動くか”を伝える方が効果的です。
 
 
何故なら、衝動的に動きたくなるADHDグレーキッズは、言われた瞬間は”動きを止める”ことができてもそれを継続するのは難しい場合があるからです。
 
 
そこで、「その場面ではどうやって行動するか」という”動き方”を伝えることがポイントです。
 
 
例えば、
・スーパーでは「カートの横を歩こうね」
・外食では「お尻を椅子につけて待とうね」
というように、してほしい行動をそのまま言葉にします。
 
 
子どもが考えなくても行動できるレベルで指示してあげることで、「歩く」「椅子に座る」という行動に集中しやすくなります。
 
 
我が家では、このように対応しています。
 
 
「お店の中では、お母さんと手をつないで歩こうね」
「お尻ぺったんで、お絵描きして待っててね」
と短く伝え、できた瞬間に、
「今歩けてるね」
「お尻ついてるね」
とできている状態を言葉にします。
 
 
最初の頃は、じっとできる時間が短かったのですが、続けていくうちに「落ち着いて行動したらお母さんに褒めてもらえた」という成功体験が積み重なり、継続してできる時間が段々と伸びていきました。
 
 
 
 
約2か月ほど続けた頃には、「じっとして!」と声をかけなくても、自分から場面に合わせた行動ができることも増えていきました。
 
 
今では、出中に息子を注意する場面は減り、親子で外出を笑顔で楽しめるようになっています。
 
 
落ち着きがないADHDグレーキッズにはやめさせようと「止める」のではなく「どうやって行動すればいいか」を具体的に伝えてあげる。
 
 
それだけで、子どもが場面に合わせて動ける力が育っていきますよ。
 
 
ぜひ、今日から試してみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:みやもとひろこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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