今日は隠れLD(学習障害)の
自己否定には注意が必要ですよ!
と言うお話をしますね。
私はこれまで
何百人もの”隠れLDタイプ”の
お子さんの発達分析を行ってきましたが
ある共通点がありました。
それは隠れLDタイプをこじらせると
「どうせ僕なんて・・・」
「僕はバカだから・・・」
と自己否定が強くなり
どんどん行動力が下がって
「本当にできない状態」に
なってしまうケースが多い、と言うこと。
だからこそママには”隠れLDタイプ”を
見過ごさないでほしんですね。
そこで今日は
隠れLDタイプのお子さんを見過ごさず
いち早く対応を変えたママの事例を
お話ししますね!
トレーナーの山田さんは
小2の男の子のママです。
お子さんを出産する前は
日系百貨店の海外支店に勤務したり
得意な語学力を活かして
外資系企業で事務をしたり
大学の秘書をされていました。
出産後は早産で生まれた息子くんの
子育てに専念するために専業主婦に。
小2の息子くんは全体的に発達がゆっくりで
集団での指示が通りにくく
ぼーっとしていることも多く
✔日常行動のルーティーンが
全然身につかない
✔不器用で字を書いたり
箸がうまく使えない
✔みんなと同じように縄跳びや
楽器演奏ができず
怒って癇癪を起こす
などの困りごとを抱えていました。
ペアレントトレーニングに通う、
ネット検索を毎日する、
漢字練習をつきっきりで見て
正しく書けるように
書き直しをさせるなど
あらゆるサポートを
取り入れていましたがうまくいかない。
すると息子くんは
僕ってなんでこんなにバカなんだろう・・・
と言うようになってしまったり
ママと話すこと自体を嫌がるようになり
話しかけても全然返事をしない
こんな状態になってしまいました。
ですが
発達科学コミュニケーションを学び
ママの言葉が息子くんの脳に
しっかり届くように
声かけを変えていったところ
✔言われなくてもできることが増えてきた
✔毎日新聞を取りに行ってくれる
✔自分から公文の宿題に取り組む
などできることが
どんどん増えていきました。
さらに山田さんが
息子くんの脳の状態を
分析できるようになり
適切な関わりができるようになったことで
難しそうなことにも
どんどん挑戦するように。
工具を使いこなして
材木を探すところから始め
1人で棚ができるようになったり、
ハンダゴテを使い複雑な回路を作ることも
できるようになりました。
どうですか?
学習が苦手な子は
一見「できない」ように
見えることが多いですが
本当にできないわけではなくて
自己評価が下がることで
頑張ったり努力することが
できなくなっている状態です。
だからと言って
ちゃんとやりなさい!
頑張りなさい!
と言ってもできるようにはならなくて
必要なのは
できないができるに
変わるって楽しい!
挑戦するって楽しい!
こんな風に学ぶことを
好きにしてあげることです。
そのためには
まずはママ自身が新しい学びを
楽しむ姿を魅せること!
これが大事であると私は考えています。
ママが学べば学ぶほど
子どもの成長が加速する!
よかったら
参考にしてくださいね^ ^
執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)