LD(学習障害)への本当に正しい支援方法とは?

この記事ではLD(学習障害)についての
詳しいお話をしていきますね!


LDとよく一緒に出てくるワードで

ディスレキシア
という言葉を聞いたことはありませんか?


ディスレキシアとは
「読字障害」と訳され

文字を読むことが
苦手な状態を示す用語です。


他にも

ディスグラフィア(書字障害)
ディスカリキュア(計算障害)なども
あります。

実は学習障害という概念は
あいまいなところがあり


欧米の学習障害と
日本の学習障害は


同じ「学習障害」という言葉でも

示している状態が違うこともあります。

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欧米タイプのLDは
ディスレキシアなどのように

「特定の分野1つだけが苦手」
というケースが多いと言われています。


つまり


✔話すことは上手だけど

 本はスラスラ読めない


✔話の内容を理解できるけど

 メモを書くことはできない


など特定のことができないだけで

IQも問題なく高いので


どうしても習得が進まない
ことがあれば


聞いたり話すなど

他の得意な能力を使って
カバーをすればいいんです。


俳優のトム・クルーズが

セリフを覚える時に
他の人に台本を読んでもらった録音を
繰り返し聞いている、という話は
有名ですよね^ ^

ところが・・・
日本で言うLDは
色々な特性が混合しているケースが多いため


本当に
「読めないだけ」「書けないだけ」
のLDタイプは少ない、と言われています。


全般的に理解や
言葉、記憶が苦手


授業についていけなくなってくる、

と言う場合が多いんです。


さらには
学校の勉強だけでなく


日常生活での会話や

行動習慣の習得などでつまずいてしまい

人間関係や仕事を学んでいく上でも
苦労するケースが少なくありません。


日本の読み書きが苦手な子は

聞く・話すチカラが苦手な場合が多いので


得意な能力で苦手をカバーすればいい!

と安易に考えられるほど
単純なものでもないんです><


よく発達障害の人は

才能があるから大丈夫!
と言われることもありますが


ここまでお話ししたように

欧米タイプのLDと
日本人のLDは違います。

理解、言葉、記憶が苦手、と言うのは
生涯の生活に関わるので
やはり改善しておいた方がいい。


だから読み書きにこだわって

理解力や言語能力そのものの発達を
後回しにするのではなく

聞く、話すことを通して
理解力や記憶のチカラを上げれば
人生での困りごとも解消していく!


と言うことになります。


これからの時代は

読み書きにはこだわらなくていいと
私は考えています。


学校時代は確かに

困ることもありますが


社会に出ると

字を書く機会って本当に少なくて
実は自筆で書くのって

名前、住所、数字くらいだったりしますよね。


学歴があっても

人生は保証されないのが今の時代。


だったら

苦手な読み書きで自信をなくしたり
学校に行けなくなるくらいの
ストレス、反発心を募らせるくらいなら


理解力や思考力を伸ばして

自分のやりたいことや夢に向かって
没頭できる人生を送らせてあげたい!


私はそう考えています。

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よかったら参考にしてくださいね!

 

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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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