もしかしてLD(学習障害)?と感じているママへ
LD(学習障害)は発達障害・グレーゾーンの中でも勉強の苦手が目立つタイプです。
普段のお子さんをみていて
・何度教えても学習が定着しない
・語彙が少ない気がする
・字を読むことを嫌がる
・漢字を書くのが苦手
こんな様子に「もしかしてうちの子、LD(学習障害)かも?」と悩んでいるママはぜひ読んでくださいね。
実はLD(学習障害)を決定づける検査というのはないのですが、サポートの必要性を判断するために読み書きの苦手を見ていく簡単な診断テストやチェック項目というものはあります。
お家でできる!学習障害タイプ別セルフチェックリスト
①読字障害タイプのチェックリスト
読字障害とはLDの中でも読むのが苦手なタイプです。
全部で15個ありますので、やってみてくださいね。
1)字を読むことを嫌がる
2)長い文章を読むと疲れる
3)文章の音読に時間がかかる
4)早く読めるが理解していない
5)逐次読み(一文字ずつ読む)をする、または逐次読みが続いていた
6)単語、または文節の途中で区切ってしまうことが多い
7)文末を正確に読めない
8)指で抑えながら読むと、少し読みやすくなる
9)見慣れた漢字は読めても、抽象的な単語の漢字を読めない
10)特殊音節(小さいつなど)の読み誤りが多い
11)「は」を「わ」 と読めない
(「わたし”は”」を「わ」と読まず、「は」と読んでしまう)
12)形が似てるひらがなやカタカナを読み間違えることが多い
13)読み方が複数ある漢字を読み誤りやすい
14)意味的な錯読がある
例)「教師」を「先生」と読む
15)形態的に類似した漢字の読み誤りが多い
例)雷を雪と書く
できるのにやらない子に
学習習慣が身に付く!
優しい叱り方がわかります!
↓↓↓
②書字障害タイプのチェックリスト
書字障害とはLDの中でも書くのが苦手なタイプです。
全部で15個ありますので、やってみてくださいね。
診断を受ける前にLDタイプにしてあげたいこと
実はLDというのは、ADHDやASDなど他のタイプと違ってある年齢になるまではっきりしないことが多いのが要注意。
年齢が低いうちから
語彙が少ない気がするな〜
何度も教えないとなかなか
学習が定着しないな〜
とママが違和感を抱えて相談しても「大丈夫ですよ!」と言われて様子見をしているうちに、年齢が上がるにつれて
・授業についていけなくなる
・友達との会話に入れない
などできないことが表面化して自己評価が一気に下がってしまい
本来ならできるはずのことも「どうせ僕なんて」と言ってやらなくなってしまう…
人と関わることが辛くなって引きこもりがちになってしまう…
こんなケースも少なくないんです。
LD(学習障害)を決定づける検査や診断テストはありませんが、
ママが正しい知識を持ち適切な対応ができるようになれば、日常行動や学習面の困りごとが解決するだけでなく
✔新しいことに挑戦できるようになりそれまで「私には無理!」と一切やろうとしなかった料理やお裁縫に興味を持ち動画を見ながら作るようになった!
<LD+ADHDグレー・小2女子>
✔英語を習いたい!と言い始め毎日コツコツ勉強して人前でスピーチができるようになった!
<LD+ADHDグレー・小3女子>
✔休みがちだった野球クラブに参加できるようになり自分で振り返りノートを作成し夕方になると一人で自主練するように!
<LD+ASDグレー・小5男子>
など、その子が生きていく上で本当に必要な「学習習慣」を身につけることができるんです。
よかったら参考にしてくださいね!
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
隠れLD(学習障害)タイプの正しい育て方を多数紹介しています!