ほめが苦手なママでも大丈夫、最強のテクニック〜発達凸凹基本のキ vol.4〜

 

さて、今日も〜発達凸凹基本のキ〜シリーズを
お届けしますね。

 

昨日までのバックナンバーはこちらから

第1回
発達凸凹ってどういうこと?〜発達凸凹基本のキ vol.1〜

発達凸凹ってどういうこと?〜発達凸凹基本のキ vol.1〜
冬休みは短いけれど、年末年始に合わせた家事は増えるし、親戚の家に出かけることが増えるため、わが子の発達が気になる機会でもあるんです。わが子の発達がなんとなく気になる、というママに向けて、発達凸凹基本のキをお伝えしていきますね。

 

第2回
発達凸凹の子ってどうして困りごとが多いの?〜発達凸凹基本のキ vol.2〜

発達凸凹の子ってどうして困りごとが多いの?〜発達凸凹基本のキ vol.2〜
発達凸凹キッズについて知りたいママのための基本のキ!第2回は、なぜ凸凹キッズは困りごとが多いのか、生きづらくなってしまうのかをお伝えします。凸凹キッズに対してついつい叱ってしまうママ。叱ることを抑えたいのに抑えられないママ。その理由を知っているだけで、ママの心持ちが少しだけ変わりますよ。うちの子、凸凹キッズ?と悩むママ必見です!

 

第3回
親子の会話ってどうやったらスムーズになる?〜発達凸凹基本のキ vol.3〜

親子の会話ってどうやったらスムーズになる?〜発達凸凹基本のキ vol.3〜
発達凸凹キッズの育児に必要な基本知識をギュギュッと詰め込んだ発達凸凹基本のキ!第3回では、親子のコミュニケーションをスムーズにするためにママにできるとっておきの方法をお伝えしています。特に、子どもが話を聞いてくれない、と悩むママ必見です。簡単!だけど効果抜群!!目からウロコのワザをぜひぜひやってみてくださいね。

 

 

昨日、3Sというものをお伝えしました。
覚えていますか?

 

Smile、Slow、Sweetの3つのS。

 

笑顔で、ゆっくり、優しく話しかける、
でしたよね。

 

 

このように、こういう風に話しかければ
お子さんに届きやすい
という声かけの方法って
実はいくつもあるんです。

 

 

でも、お母さんたちがそれを知らないと
矢継ぎ早に、何度も何度も、大声で、
しかも怖い声と顔で呼びかけてしまう。

 

 

発達凸凹のお子さんの
まだ未熟な脳の特徴の1つとして、
ネガティブなことが脳に残りやすい
というものがあります。

 

 

お母さんに怒った顔と声で何度も言われると、
もうお母さんの声かけは
お子さんの脳に届かなくなるんですね。

 

 

最近よく言われるのが、
脳は後ろから育てなさい、という言葉。

 

 

実は、脳の後ろの方には
見るとか聞くということを担当する
脳の部分があります。

 

いわゆる脳への情報のインプット
担当する部分ですね。

 

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子どもの未熟な脳では、
まずインプットに重点をおくことが
大事になってきます。

 

 

例えば言葉などは
インプットを続けて、本人の中で
タンクが満タンになると
あふれるように言葉がでてくるように
なるんですね。

 

 

だけど、はたからみると
脳へのインプットより
脳からのアウトプットの方が
だんぜんわかりやすい

 

 

アウトプットっていうのは
例えば言葉を話せるとか
考えて行動できてるとか
他の人の様子を見て動けている
というようなこと。

 

 

これって外から見てできてるか
できてないかがわかりやすいんです。

 

 

だからこそ、親や周りからの
ジャッジの対象になってしまうし、
他の子と比べられてしまう

 

 

アウトプットがうまくできていないと
わかりやすいから
目立っちゃうんですよね。

 

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ですが、脳へのインプットが
うまくできているかどうか、
どこまで進んでいるのかな?って
はたから見てもわかりにくいんです。

 

 

例えば、言葉のタンクが
どこまでたまっているかって
ちょっとわからない。

 

 

お母さんが話したことが
子どもの脳の中で処理されているか、
ちゃんと脳に届いたかどうかって
よくみていないとわからないんですよね。

 

 

だから、お母さんたちは、
自分の言葉がお子さんの脳に
届いたかどうかを判断する前に、

 

何度も繰り返し言ったり
怒ったりしてしまうんです。

 

 

ですが、そのような状態だと、
お子さんは何で怒られたのかわからない

 

だから何度も同じことをしてしまうんです。

 

 

だったら、どうやって
脳に届いたかどうかを
判断するの?って思いますよね。

 

 

そのために、しっかり観察!
大事なんです。

 

 

今日は、その「観察」にちなんで

私の生徒さんやセミナー参加者さんが

「これならできそう!」
「そんな方法があるんですね!」

と言ってくださった
最強のテクニック

 

「実況中継」

 

をお伝えします。

 

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発達科学コミュニケーションでは、
お子さんとのコミュニケーションの際に
こういう型で話すと
うまくお子さんの脳に届くよ〜
という方法をお伝えしています。

 

 

方法自体はどれも簡単で、
あとはそれぞれのお子さんに合わせて
アレンジしていくんですね。

 

 

その中でも一番初めに習う方法、
それが「実況中継」です。

 

 

やり方はすごく簡単。
子どもがやっていることを
そのまま口に出すだけです。

 

 

「起きてきたんだね〜」
「コップでお茶のめたね」
「ズボンはけたんだね」

 

たったこれだけ。

 

 

なんでこれが「最強」かというと

 

お母さんがほめてるつもりがなくても
子どもは
「お母さんが見てくれてる」って
無意識に感じて
ほめられているような気に
なっちゃうからです。

 

 

ダメ出しとの違いはずばり、
「できていることに注目している」こと。

 

 

実況中継をやろうと思うと、
必ずお子さんのやっていることを
見ていないとできません。

 

 

だから、お子さんを観察するようになる。
そうすると、
できているところに気づけるように
なるんですね。

 

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まずは実況中継から。

この年末年始、ぜひやってみてください!

 

 

慣れてきたら、

「実況中継+ほめ」

入れていきます。

 

 

「一人で靴下はけたね、すご〜い!」

「おっ!一人で起きてこれたね。おはよう(笑顔)」

「そのお洋服着たんだね、
プリンセスみたいでかわいいね」

 

といった具合です。

 

 

さらに、実況中継と指示出しを合わせると
朝のおしたくも怖くない!

 

「おっ!パジャマ脱げたんだね~。
次はズボンかな?」

 

「ズボンかたっぽはけてるね〜!すごい!
次は反対の足だ〜〜!」

 

「ズボンはけたら次はなんだっけ?
シャツ?正解で〜す!」

 

と言う風に、
できたことを伝える→(ほめる)
→次にやることを伝える。

 

ぜひぜひやってみてくださいね ^^

 

 

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