失敗や間違いを過剰に嫌がって泣いたりパニックになりやすい発達凸凹キッズ。でもその背景には“不安の強さ”があります。この記事では、わが家でも効果のあった「ママ間違えちゃった大作戦」で、失敗を怖がらない脳を育てるコツを紹介します。
失敗や間違いを過剰に嫌がる発達障害・発達凸凹キッズの特徴
年末年始のバタバタ、進級・進学のタイミング、行事続きのシーズンなど
子どもにとって“いつもと違うこと”が続く時期は、どうしても心も体も疲れやすくなります。
その影響で、いつも以上に動けなかったり、ぐずりが増えたり、
気持ちが不安定になったりするお子さんが出てくる一方で、最近特に増えているのが、
「外ではいい子なのに、家に帰ると癇癪が爆発する。」
というご相談です。
このタイプのお子さんの中でも、特に不安が強くてまじめ。
宿題も、泣いたり騒いだりしながらも一応最後までやり、
習い事の練習も「今日は無理しなくてもいいよ」とママが声をかけても、イライラしながら続け、
「あーもう!できない!」と怒り続けているのに、
「もうやめたら?」と声をかけてもやめられない。

このような状態に、ママもどうサポートして良いのかわからないと言ったご相談です。
宿題の丸付けで怒る・パニックになる理由
お子さんにこんなお悩みはありませんか?
- 宿題の丸付けで間違いを指摘すると怒り出す
- 「でもここ・・・」と指摘を続けるとプリントをぐしゃぐしゃにしてしまう
- わかったよ!!!!と消しゴムで合ってた問題まで消す
- 最初から何度もやり直す
- プチパニック状態になる
実はこれは、
失敗や間違いを過剰に嫌がる発達障害・発達凸凹キッズに多い特性です。
失敗や間違いを
過剰に嫌がることがあります。
このようなタイプのお子さんは
ネガティブな記憶が強く残りやすい脳の特性を持っていることが多く
以前のイヤだった記憶を鮮明に覚えていることが、
今の不安や怖さの原因になっています。
そのため、ほんの小さな間違いでも
“また失敗したらどうしよう”という恐怖が一気に高まり、
怒り・拒否・パニックとして表れてしまうのです。
“失敗を怖がらない脳”を育てる「ママ間違えちゃった大作戦」
そこで、
失敗や間違いを過剰に嫌がる発達障害キッズに
ぜひ試してみてほしい方法があります。
それは、
失敗体験をポジティブな記憶に書き換えて、不安や怖さを和らげる
『ママ間違えちゃった大作戦!』
この方法は、わが家の不安強めの長女と、繊細で完璧主義な次女が
「やらなきゃ!」と自分を追い込みすぎている時、
私がいつも実践している方法です^^
完璧主義な子にとって、間違えること、うまくいかないことは恐怖。
だからこそ、ママが間違える、失敗する姿を
笑顔で「やっちゃったー」と言いながら見せることが、大きな安心を届けます。

例えば、
- お米炊き忘れたーーーー!!!!
→普段は夕飯にパン食べないけど
「今日はハンバーグにパンにしたらレストラン気分だね♪」
- 寝坊したーーーーーー!!!
→「卵かけご飯かお茶漬けどっちがいい?」「たまに食べるお茶漬け美味しいね♡」
- お風呂つけてない!!!
→「今日は泡風呂にしちゃおう!」
「失敗って案外悪くないかも!」
「失敗から楽しくなることもあるんだ!」
と、ママの姿を通して“安心して失敗できる脳”が育ちます。
わが家の次女はとても繊細なので、普段はとても気が利いて優しいのですが、
家ではピリピリムードになる時があります。
そんな時、私が「失敗したーーーー!」というと、
どうしたの?と様子を聞きにきてくれます。
そこで
「こんなことやっちゃったよー!!どうしようかなー?」と困った顔をすると、
次女は持ち前の観察力を発揮して、驚くほど的確なアドバイスをくれたりします^^
「さすが次女ちゃん!次女ちゃんのアドバイス通りやってみるね!」
と頼ると、娘は少し俯瞰して自分を見ることができ、
いっぱいいっぱいだった気持ちが落ち着き、冷静さを取り戻しています。
凸凹&繊細姉妹のために実践してきた、わが家でも効果のあった方法です^^
失敗や間違いを過剰に嫌がる発達障害・発達凸凹キッズ にこそ、
「ママ間違えちゃった大作戦!」はすごく効きます。
「ママ間違えちゃった大作戦!」はすごく効きます。
同じようなお悩みのママは、ぜひ試してみて下さいね!



