宿題を後回しにしたあげく「宿題やりたくない」と泣き出す発達凸凹のあるお子さんに悩んでいませんか?この記事では宿題のやる気を引き出す、今すぐできる3つの対応をお伝えします。
宿題やりたくないと泣く子と毎日宿題バトル
発達凸凹があるお子さんを育てていると、お子さんとの親子バトルが絶えないママが多いです。中でも最も多い親子バトルが宿題問題です。
毎日小学校から帰ったら宿題に取りかかって欲しいのに、速攻でYoutubeやゲームをやり出す子どもにイライラ。
しばらく見守ったものの我慢できずに叱って宿題に取りかからせたと思ったら、今度は「宿題やりたくない」と泣き出す子。。。
この親子バトル、どうやったら抜け出せるの?と不安を感じていませんか?
この記事では発達凸凹のあるお子さんが宿題を後回しにしたあげく「宿題やりたくない」と泣き出すワケと宿題のやる気を引き出す3つの対応についてお伝えします。
宿題で発達凸凹っ子が泣いてしまうワケ
発達凸凹があるお子さんが宿題やりたくないと泣いてしまう理由は何でしょう?3つご紹介します。
切り替えの苦手さ
発達障害凸凹があるお子さんは、特定の活動に集中することが得意なことがある一方で、遊びから勉強のように、別の活動に切り替えるのが苦手です。そのため気持ちの切り替えができず泣いてしまいます。
不安を感じやすい
発達凸凹の特性としてストレスや不安を感じやすいことがあります。宿題のような課題に取り組む時に過度にプレッシャーを感じてしまい、泣く原因となります。
見通しを立てるのが苦手
見通しを立てるのが苦手という特性も宿題をやりたくなくて泣く原因となります。宿題なんて10分で終わるのに、とママは思うかも知れません。ですがお子さんにはその見通しが立てられないのです。
宿題で泣く子のやる気を引き出す3つの対応
ではどうしたらいいかというと、ママの甘やかしサポートがあれば、宿題のやる気を引き出せます!
宿題のやる気を引き出す3つの対応をご紹介しますのでぜひやってみてください!
切り替えのハードルを下げる
まずは切り替えの苦手さをサポートしてあげましょう!切り替えのハードルを下げて宿題を始めやすくする、とてもシンプルなママの対応があります。それは、いま子どもがやってることを褒めることです。
我が家の場合、娘が大好きなお絵描きに没頭している時は
「何のキャラクター?どんどん上手くなるね^^」
と声をかけました。
すると大好きな絵をママが見てくれてうれしい!という満足感でサッと切り替えて宿題にスムーズに取り掛かれるようになりました。
取り掛かりのハードルを下げる
車が走り出すとき、アクセルを踏み込むように、人間も何かを始める時が一番エネルギーを必要としています。宿題にプレッシャーを感じていたらなおさらです。
そこで、取り掛かりのハードルを下げるために、最初の何問かをママが一緒にやってあげれば取り掛かりのハードルを下げることができます。
スモールステップ&ご褒美で成功体験
宿題=嫌なものというネガティブな記憶がやる気を奪っています。そこで有効なのがご褒美です!ただし、全部できたらご褒美、と、最初からハードルを高くしてしまうのはNGです。
最初は1問だってOK!残りはママがやってしまったっていいのです。全部やりきることより、やる気を引き出すことを優先させましょう。1問でも取り組んだら、「できたね」というママの誉め言葉とご褒美で小さな成功体験を増やします。
自分でできる量を少しづつ増やしていくことで見通しも立てられるようになっていきますよ!
目の前で宿題やりたくないと泣く子を見ると、ママは宿題をキチンとやって欲しい!という思いでいっぱいになるかも知れません。
ですがママの本当の願いは、子どもが自分の夢のために自ら学ぶ意欲のある子に育って欲しい、ということではないでしょうか?
子どもが、自ら考えて学ぶ力は宿題ではつけられません。では何でつけられるかというとお手伝いです!
お手伝いでどうやって?と思った方は、ぜひこちらを読んでみてください!
▼お手伝いで自ら学ぶ行動力をつける!