「普通の生活」がしたかった。癇癪で日常が止まるママへ

夏休みが始まると、子どもが家にいる時間が長くなります。

朝ごはんを食べる。
着替える。
宿題をする。
ゲームやYouTubeを終わる。
買い物に行く。
お風呂に入る。
寝る。

こんな「普通のこと」をこなすのが、なんでこんなに大変なんだろう……。
そう感じたことはありませんか?

本来なら、何気なく流れていくはずの日常。
けれど、癇癪が続く子との毎日は、その一つひとつでつまずいてしまいます。

思い通りにならないたびに、泣く。怒る。動かない。手が出る。

そのたびにママは、家事の手を止めて、下の子を離して、危ないものをどけて、子どもをなんとか落ち着かせようとする。

気づけば、洗濯も進まない。
ごはんの準備も進まない。
買い物にも行けない。
出かける予定も崩れる。
下の子も泣き出す。

宿題をやらせたい。
ゲームは終わらせたい。

もちろん、それもあります。

けれど本当につらいのは、癇癪に巻き込まれて生活そのものが回らなくなること。

ママの心が疲れ切って、家庭全体がピリピリして、落ち着けるはずの自宅が、しんどい場所になっていること。

これが、癇癪っ子ママにとって一番苦しいところではないでしょうか。

目次

夏休みは癇癪や親子バトルが増えやすい時期です

夏休みは、子どもがお家で過ごす時間が増えます。

ゲームやYouTubeの時間が長くなる。
なかなか終われない。
宿題が進まない。
きょうだいげんかが増える。
生活リズムが崩れて、お風呂にも入らない。寝ない。

ママが声をかける場面が増える分、癇癪や親子のいざこざも増えやすくなります。

「夏休み、大丈夫かな」
「また毎日怒っちゃうかもしれない」
「この癇癪、いつまで続くんだろう」

そんな不安を感じているママに、私が一番伝えたいのは、

癇癪は、止めない方が落ち着く

ということです。

私も、癇癪で日常が回らず悩んでいました

過去の私も、何年も癇癪に悩んできました。

最初から、癇癪を発達の問題だと考えていたわけではありません。

けれど、癇癪以外にも困りごとがどんどん増えていき、検索を繰り返す中で、

「この子、絶対に何かある」

そう感じたのが、息子が年長さんの時でした。

そこから病院に連れて行き、ADHD+ASD傾向があることがわかり、療育ともつながりました。

それでも、家での大きな変化は感じられませんでした。

長男が小1だった頃、私には限界が来ました。

ちょっとしたことで怒る。
泣く。
暴れる。
宿題はもちろん、手洗いうがいすらやらない。
ゲームはやめられない。
お風呂はめんどくさい。
学校でも友達とトラブルを起こしてくる。

私は毎日のように、

「このままでは困る」
「ちゃんとさせなきゃ」
「今ここでなんとかしなきゃ」

と思って、息子をガミガミ怒っていました。

今思うと、

「ちゃんと子育てできないダメな親」
「親がダメだから、子どももこうなる」

そう思われているんじゃないかと、怖かったんです。

そのたびに、

「叩くのは絶対ダメ!」
「さっき約束したよね?」
「何回言ったらわかるの!」
「泣いてもダメなものはダメ!」

と、一見正しいことを何度も繰り返し伝えていました。

けれど、怒れば怒るほど、息子の癇癪は悪化していきました。

言えば言うほど荒れて、私の声はどんどん届かなくなっていったんです。

癇癪を止めるより先に、落ち着いている時間に注目しました

そんな中で発コミュに出会い、私が変えたのは、癇癪を起こしているその瞬間に、なんとか止めようとする対応ではありませんでした。

変えたのは、癇癪を起こしていない時間に注目することです。

息子はよく怒ってはいたけれど、24時間ずっと怒っているわけではありません。

落ち着いている時。
普通に過ごしている時。
ほんの少しでも動けている時。

そんな時間にフォーカスして、「この子ができていること」を探していきました。

そして、それをそのまま言葉にして声をかける。

この対応に変えていったことで、息子の様子に少しずつ変化が出てきました。

最初は、宿題を始める場面やゲームをやめる場面で癇癪を起こすことが多かったのですが、だんだん泣き止むまでの時間が短くなり、癇癪の頻度も少しずつ減っていきました。

「宿題」という言葉を出すだけで、
「無理!」「できない!」
と泣いて怒っていた子が、少しずつ1問、また1問と怒らずに取り組めるようになっていきました。

ゲームも、キリのいいところで止められる日が出てきました。

2ヶ月経った頃には、私が声をかけなくても、自分から宿題に取りかかる姿が見られるようになりました。

そして3ヶ月後には、嫌なことがあっても自分で落ち着こうとする姿が見られるようになり、毎日何度も、何時間も起こしていた癇癪がゼロになったんです。

いちいちつまずいていた小さな日常が普通に回り出し、親子バトルになることが減り、私自身も息子に怒鳴る毎日から抜け出すことができました。

家での変化は、学校での変化にもつながりました

家で変化が起きた後、外での様子にも変化が出てきました。

学校では、友達とのトラブルを何度も起こし、授業も落ち着いて受けられない「困った子」として見られていたように感じます。

それが、友達とも上手にコミュニケーションが取れるようになり、トラブルはなくなっていきました。

授業への取り組み方も変わっていきました。

元々、人が好きで、お友達と遊ぶのも好きな子だったからこそ、うまく友達と付き合えるようになったことは、私にとって本当に嬉しい変化でした。

なぜ癇癪を止めようとすると長引くことがあるのか

では、なぜ癇癪を止めようとすると、長引いてしまうことがあるのでしょうか。

それは、癇癪を起こしている最中の脳は、気持ちや行動をコントロールする力がうまく働きにくい状態になっているからです。

本人も、本当はわかっているんです。

叩くのはダメ。
暴言はダメ。
泣き叫んでも伝わらない。
約束は守らなきゃいけない。

けれど、気持ちと行動のコントロールがうまくできずに、ついやってしまう。

そんな状態の子に、

「やめなさい」
「そんなことで怒らないの」
「ちゃんと言葉で言って」
「さっき約束したでしょ」

と正しいことを重ねても、その場では届きにくいことがあります。

むしろ、ママの声そのものが刺激になって、さらに泣く、怒る、暴れる、切り替えられない。

そんな悪循環になることもあります。

正しいスルー対応は、無視でも放置でもありません

そこで必要なのが、正しいスルー対応です。

ここでいうスルーは、無視でも放置でもありません。

子どもの怒りにママが巻き込まれず、刺激になる言葉を減らして、子どもが自分で落ち着く力を取り戻すのを待つ対応です。

そして、スルーをしている時は、ただ黙って待つのではありません。

落ち着いた瞬間。
切り替えようとした瞬間。
手が止まった瞬間。
座れた瞬間。

そんな小さな変化を見つけて肯定するために、ママが準備をして待ちます。

このスルー対応をうまく使えるようになると、行動・感情のコントロール力が伸びてきます。

すると、癇癪はもちろん、

暴言。
手が出る。
切り替えの苦手さ。
やるべきことに取り組めない。

そんなコントロール面の苦手からきている困りごとにも、変化が出てきます。

正しいスルー対応には「肯定の土台」が必要です

ここで大事なことがあります。

正しいスルー対応は、ただ無反応でいればいいというものではありません。

普段から、ママが肯定を入れて、信頼関係ができていること。

この土台が必要です。

ママは自分のことを見てくれている。
味方でいてくれる。

この土台があるからこそ、癇癪の時にママが反応しないことで、

「あれ?このやり方では伝わらないんだな」

と、子どもの脳が少しずつ学習していきます。

そして、

泣き止めた。
座れた。
言葉で伝えようとした。

そういう瞬間にママが肯定することで、

「こうすればママには伝わるんだ」
「自分で落ち着けたんだ」

という経験に変わっていきます。

先日のNicottoライブを見てくださった方からも、

「癇癪の時はもちろん、それ以外の時の関わり方もとても大事なことに気がつきました」

というお声をいただきました。

ここに気づけると、癇癪対応は変わり始めます。

電子書籍では、コントロール力を育てる過ごし方をお伝えしています。

そしてセミナーでは、癇癪が起きた瞬間にママがどう動けばいいのかを整理します。

この流れで、夏休み前に関わり方の軸を持つことができます。

そこで、今年の夏休みをチャンスに変えるべく、セミナーの開催を決めました。

5歳以上の癇癪がすぐに落ち着く!正しいスルー対応セミナー

5歳以上の癇癪がすぐに落ち着く!
正しいスルー対応セミナー

〜かんしゃくがおさまる夏休みの過ごし方〜

開催日程

7月4日(土) 22時
7月6日(月) 10時
7月10日(金) 12時

所要時間:約90分
開催方法:Zoom
定員:各回5名
参加費:無料
※アンケートへのご協力をお願いします

夏休みに本気でお子さんとの関わり方を整えていきたい方。
ご自身のお子さんの様子と照らし合わせながら、実践につなげたい方。

ぜひお越しください。

夏休みを、癇癪に振り回される夏で終わらせたくない。
2学期に向けて、子どものコントロール力を育てる夏にしたい。

そう思った方は、セミナーでぜひお話ししましょう。
お待ちしています^^

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