友達と遊ばせたいけれど癇癪が怖い…夏休み前に知っておきたいコントロール力の育て方

 

放課後、お友達が家に遊びに来て、一緒にゲームをしていました。

最初は楽しそうだったんです。

「お友達と遊べてよかった」
「こういう時間も大事だよね」

そんなふうに、ママも微笑ましく見ていました。

けれど、ゲームで負けた瞬間、

「ずるい!」
「今のなし!」
「もう嫌い!」

と泣き叫び始める。

お友達が、

「もう一回やろうよ」

と声をかけてくれても、

「うるさい!」
「もうやらない!」

と言ってしまう。

そのうち、手が出そうになって、ママは慌てて止めに入る。

「そんな言い方しないの!」
「謝りなさい!」
「〇〇くんの気持ち考えて!」

けれど、言えば言うほど子どもは崩れていく。

お友達は困った顔。

本当は、お友達が好きな子なのに、どうしてこうなっちゃうんだろう。

本当は遊ばせてあげたい。

だけど、この子が嫌われたら…と思うと苦しくなる。

またこんな想いをするくらいなら、せっかくの夏休みだけど、お友達と遊ぶのは控えた方がいいのかな…。

そんなふうに悩んだことはありませんか?

目次

友達と遊ばせるのが怖くなるママの気持ち

ママがそう思ってしまうのも、無理はないと思うんです。

お友達に嫌な思いをさせたくない。

この子が嫌われる姿も見たくない。

だから、

「遊ばせない方がいいのかな」

と考えてしまうんですよね。

けれど、友達との関わりを減らす前に、一つだけ知っておいてほしいことがあります。

「わがまま」や「我慢が足りない」わけではありません

ゲームで負けた時に泣き叫ぶ。

思い通りにならないと「嫌い」「ずるい」と言ってしまう。

お友達に手が出そうになる。

こうした行動は、子どもがわがままだから起きているわけでも、我慢が足りないから起きているわけでもありません。

本当は、一緒に仲良く遊びたい。

本当は、楽しく過ごしたい。

本当は、お友達のことが大好き。

けれど、負けた悔しさ、思い通りにならなかった不満、自分が望んだ結果じゃなかった悲しさ。

そんなネガティブな感情が生まれた時に、自分でうまく行動や感情のコントロールができないこと。

言葉での表現の苦手を抱えていること。

このことが、友達トラブルの根底にあることがあります。

感情や行動のコントロール力が育ち途中なだけかもしれません

行動のコントロール力が育っていないと、手が出たり、暴言を吐いたり、泣き叫んだり、モノにあたったりすることがあります。

また、言葉での表現が苦手だと、自分の想いを適切な言葉に置き換えることが難しくなります。

そのため、

「嫌い」
「ずるい」
「もうやらない」

というような、単純な言葉での表現になってしまうことが多いんです。

つまり、友達と遊びたい、仲良くしたい、という気持ちはあるのにうまく関われないのは、
行動や感情のコントロールをする力がまだ育ち途中なだけかもしれないんです。

友達との関わりを減らす前に、育てたい力があります

ここを知らないと、ママはどんどん苦しくなります。

「またトラブルになるかも」

「また相手の子に嫌な思いをさせるかも」

「また謝らなきゃいけないかも」

そう思うと、友達と遊ぶ機会そのものを減らしたくなってしまいます。

けれど本当は、お友達と遊ぶ経験は、子どもの成長にとって大事な時間です。

譲ること。

待つこと。

負けても気持ちを立て直すこと。

相手の言葉を受け取ること。

自分の気持ちを言葉で伝えること。

こういう力は、まずママとの間で育てていく。

そのうえで、友達との関わりの中でも、さらに育てていけるものです。

だからこそ、友達と遊ばせるのをただ諦めるのではなく、友達と関われる力を育ててあげる。

こっちに視点を転換してほしいんです。

コントロール力が育つと、子どもは少しずつ変わっていきます

コントロール力が育ってくると、子どもの様子は少しずつ変わってきます。

ゲームで負けた時、泣き叫ぶのではなく、

「悔しかった〜」
「負けたけど楽しかったよ」

と言えるようになる。

相手が優しくしてくれた時、その優しさをしっかり受け取れるようになる。

「嫌い」と言いそうになった時に、一旦冷静に止まれるようになる。

自分の想いを押し通すのではなく、少しずつ相手の気持ちも考えたうえで行動できるようになっていく。

こだわりが少しずつ緩んで、

「それでもいいよ」

と譲れる場面も増えていきます。

そうなっていくと、ママも、

「またトラブルになるかも」

と怖くて避けるだけではなく、

「この子は大丈夫」と思えるようになります。

夏休み前に、関わり方を整えておきませんか?

友達と遊ばせたいけれど、また癇癪になったらどうしよう。

相手の子に嫌な思いをさせたらどうしよう。

この子が嫌われてしまったらどうしよう。

そんなふうに悩んでいるママにこそ、夏休み前にコントロール力を育てる対応を知ってほしいと思っています。

大事なのは、癇癪が起きた時の対応だけではありません。

癇癪を起こしていない時の対応。

どの順番で関わることで、子どものコントロール力を育てていけるのか。

ここを知っておくことが大切です。

今年の夏休みは、もう2度とやってきません。

夏休みを、友達トラブルに怯える時間ではなく
友達と関われる力を育てる時間に変えていきましょう。

お友達との関わりは、諦めなくても大丈夫です。

そして、お子さんのことも諦めなくて大丈夫です。

コントロール力は、ママの関わり方で少しずつ育てていくことができます。

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