子どもが癇癪を起こした時、
「甘やかしているからだよ」
「もっと厳しく言わないと」
「泣けば許されると思っているんじゃない?」
そんなふうに、パパから言われたことはありませんか?

夫婦で子どもへの対応が揃っていないと、
「私一人が関わり方を変えても意味がないのでは?」
「パパが理解してくれない限り、子どもは変わらないのでは?」
と、不安になるママも少なくありません。
けれど、家族全員の足並みが揃っていなくても、子どもの困りごとは変えていくことができます。
今回は、夫婦で同じ対応ができない時に、ママが知っておきたいことをお伝えします。
癇癪に対応している横から、パパにダメ出しされる
「もう今日はゲームは終わりだよ」
そう声をかけた途端、子どもが大声で泣き出し、ママに暴言を吐いたり、近くの物を投げたりする。
ママは刺激しないように声のかけ方を考えながら、なんとか落ち着かせようと対応している。
その横からパパに、
「甘やかしているからだよ」
「もっと厳しく言わないと」
「泣けばいいと思ってるんじゃない?」
と言われる。
その瞬間、子どもの癇癪へのつらさ以上に、
「どうして私が責められなければいけないの?」
と、悔しくなったことはありませんか?

子どもの様子を一番近くで見ているのはママです。
学校や園の先生に相談したり、困りごとについて調べたり、よさそうな関わり方を見つけては試してみたり。
お子さんのことを一番心配して、考えて、なんとかしてあげたいと動いているのもママではないでしょうか。
それなのに、癇癪が起きたその瞬間だけを見て、
「対応が甘い」
「しつけが足りない」
と言われたら、悔しくなりますよね。
「だったらあなたも一緒に考えてよ」と思っていた
私も以前は、
「だったらあなたも一緒に考えてよ!」
「何もしていないのに、どうして私のやっていることを否定されなければいけないの?」
と思っていました。
そして同時に、
「夫婦で同じ対応ができなければ、子どもは変わらないんじゃないか」
「私一人が関わり方を変えても、意味がないんじゃないか」
という不安も感じていました。
パパとママの対応が違えば、子どもが混乱するのではないか。
自分だけが学んでも、家庭全体が変わらなければ意味がないのではないか。
そう考えて、動き出せなくなってしまうママもいると思います。
けれど、実際は違いました。
夫婦が同じタイミングで変わる必要はなかった
私とパパが、同じタイミングで変わる必要はありませんでした。
最初に始めたのは、パパを説得することではありません。
まず私が、
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子どもがなぜ癇癪を起こすのか
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注意や説得をすると、なぜ余計に荒れてしまうのか
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どんな声のかけ方なら子どもの脳に届きやすいのか
その理由を知ることから始めました。
子どもの行動を「わがまま」「甘え」「しつけ不足」として見るのではなく、
感情や行動をコントロールする力がまだ育ち途中なのだと捉え直したのです。
すると、その場の感情に振り回されず、少しずつ迷わず関われるようになっていきました。

ママの関わり方が変わると、子どもの様子が変わり始めた
私の関わり方が変わると、子どもの様子にも少しずつ変化が現れました。
癇癪の時間が短くなったり、ママの声が届きやすくなったり、次の行動へ進めることが増えたり。
自分で気持ちを切り替えられる場面も、少しずつ増えていきました。
最初から毎回うまくいったわけではありません。
それでも、子どもの脳に合う関わり方を繰り返すことで、以前とは違う反応が見られるようになっていったのです。
子どもの様子が変わってくると、それまで私の関わり方に疑問を持っていたパパも、
「前より落ち着いてきたね」
「そっちの声のかけ方の方が聞いてくれるんだね」
と、少しずつ見方が変わっていきました。
言葉で説得するよりも、子どもの変化がパパの理解につながることもあります。

ママが先に変わることは、一人で背負うことではない
ママが先に関わり方を変えるというと、
「結局、ママが一人で頑張らなければいけないの?」
と感じるかもしれません。
けれど、そうではありません。
パパの意見を無視することでも、ママが一人ですべてを背負うことでもありません。
子どもの脳に合った関わり方を知り、
「こういう時は、こう関わろう」
という軸を、まずママ自身が持つことです。
その軸がないままだと、周りから何か言われるたびに、自分の対応に自信をなくしてしまいます。
今日は厳しくした。
少し厳しすぎたかもしれない。
明日はもっと優しくしよう。
こんなブレが繰り返された結果、日によって対応が変わることで子どもも混乱しますし
ママ自身も何が正しいのか分からなくなってしまいます。
子育ての軸を持つことで、その場の感情や周りの意見だけに左右されにくくなります。
ママの関わり方が安定すると、子どもも安心できる
ママの関わり方が安定すると、子どもも安心しやすくなります。
昨日は怒られたのに、今日は許された。
同じことをしても、ママの機嫌によって対応が変わる。
そのような状態では、子どももどう行動すればいいのか分かりません。
一方で、ママの声のかけ方や対応が安定すると、子どもは状況を予測しやすくなります。
そして、感情のまま反応するだけではなく、
考える。
選ぶ。
次の行動へ進む。
という経験を積みやすくなっていきます。
これは、子どものコントロール力を育てるうえでも大切な土台になります。
家族全員の意見が揃うまで、待たなくていい
パパがまだ理解してくれないから。
夫婦で同じ対応ができないから。
家族の意見が揃っていないから。
そう考えて、すべてが整うまで動き始めるのを待たなくて大丈夫です。
家族の意見が揃うのを待っている間にも、
子どもは毎日、自分の気持ちをうまく言葉にできず、
つい泣いたり、怒ったり、手が出てしまうことに葛藤し、困っています。
子ども自身も、本当は暴れたいわけではありません。
落ち着きたいのに落ち着けない。
伝えたいのに、うまく伝えられない。
切り替えたいのに、気持ちがついてこない。
そんな状態に苦しんでいるんです。
だからこそ、家族の中のたった一人からでいいのです。
まず一人が子どものことを正しく理解し、関わり方を変えることで、状況は変わり始めます。
癇癪対応で大切なのは、反応しないことだけではない
今月開催しているスルー対応セミナーでは、ただ癇癪中に反応しない方法をお伝えするのではありません。
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なぜスルーが必要なのか
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どこまで見守り、どこから対応するのか
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落ち着いた後に、どんな関わりをすると次の成長につながるのか
ママがその場その場で迷わず関われるための、子育ての軸をお伝えしています。
「夫婦で同じ対応ができないと意味がないのかな」
「私一人が学んでも変わらないのかな」
そう感じているママにこそ、知ってほしい内容です。
家族全員が変わるのを待たなくて大丈夫です。
まずママが、お子さんの脳に合ったコントロール力を育てる関わり方を知るところから始めてみませんか?
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