5歳を過ぎても癇癪が続く子に対して、
「とにかく早く泣き止ませたい」
「怒るのをやめさせたい」
「周りに迷惑をかける前に止めたい」
そんなふうに思うことはありませんか?
毎日何度も癇癪が起きると、ママの心はどんどん削られていきます。

いつ始まるんだろう。
また今日も荒れるのかな。
今度こそ落ち着いてくれるかな。
そんなふうにビクビクしながら過ごす毎日は、本当にしんどいものです。
だから、癇癪はちゃんと落ち着かせていきたい。
けれど私は、5歳を過ぎても続く癇癪は、収めるだけではもったいないと思っています。
癇癪を収めた先には、その子の強いエネルギーを、チャレンジする力、自分で決めて動く力、人を喜ばせる力へ変えていける未来があるからです。
Nicottoライブで「正しいスルー対応」についてお話ししました
今日のNicottoライブでは
\夏休み前に知っておきたい!/
かんしゃくは止めない方が落ち着く!?
5歳を過ぎても癇癪がおさまらない子専用
正しいスルー対応
というテーマでお話ししました。

ライブでは、癇癪が起きた瞬間にママがどう関わればいいのか、そして正しいスルー対応とはどんなものなのかをお伝えしました。
「癇癪は止めない方が落ち着く」
そう聞くと、少し不安になるママもいると思います。
本当にダメなことをしていても止めなくていいの?
うちの子みたいに激しい癇癪でも当てはまるの?
物を投げた時はどうするの?
放置するみたいで冷たくない?
そんなふうに感じるのは、とても自然なことです。
だからこそ、まず知っておいてほしいのは、
止めない=何もしない
ではないということです。
正しいスルー対応は、無視や放置ではありません
癇癪が起きた時に、まず大事なのは安全確保です。
物を投げそうなら、危ないものを離す。
下の子が近くにいるなら、距離を取る。
ぶつかりそうなものがあれば、先に環境を整える。
その上で、刺激になる言葉を減らしていきます。
「約束したよね」
「泣いてもダメ」
「ちゃんと言葉で言って」
これは確かに正しいことです。
ですが、正しいことを伝えるにも順番があります。
癇癪を起こしている子の脳が、まだ落ち着いて話を受け取れる状態に戻っていなければ、ママの言葉は届きにくいからです。

まずは、子どもの脳が落ち着いて、話を受け取れる状態に戻るのを助けていく。
これが、正しいスルー対応の大事な部分です。
癇癪が強い子は、ただ困った子なのではありません
5歳を過ぎても続く癇癪は、収めるだけではもったいない。
この言葉は、私自身も改めて胸に響いた言葉です。
癇癪が強い子は、ただ困った子なのではありません。
自己主張が強い。
納得するまで動けない。
自分の意思を強く持っている。
こだわりが強い。
エネルギーが大きい。
一見、困った部分に見えるかもしれません。
けれど、少し見方を変えると、そこにはプラスに働く力が隠れていることがあります。
こだわりがあることは、好きや得意を突き詰められる力になるかもしれません。
自分の意思が強いことは、決めたらやり切る力や、流されない力になるかもしれません。
強いエネルギーを持っているからこそ、癇癪として出てしまいやすい子もいます。
ただ、その力をまだうまくコントロールできていない。
だから、癇癪という形で出てしまうことがあるのです。

私も、息子の癇癪をとにかく早く止めたいと思っていました
私の息子は、ADHD+ASDのミックスタイプです。
小1の頃は、宿題も、手洗いうがいも、お風呂も嫌で、そのたびに崩れて泣き叫んでいました。
ゲームを終われずに怒る。
おでかけ先で欲しいものが買えないと崩れる。
思い通りにならないと癇癪を起こす。
学校でも友達とトラブルを起こす。
そんな毎日でした。
不安やこだわりも強く、新しい場所やおでかけも簡単ではありませんでした。
当時の私は、息子の癇癪をとにかく早く止めたいと思っていました。
泣き止ませたい。
怒らせたくない。
周りに迷惑をかけたくない。
みんなと同じように普通に過ごしてほしい。
そう思って、癇癪を止めることばかりに必死になっていました。
けれど、発コミュを学んで気づいたのは、癇癪をただ収めるだけではなく、その子の強いエネルギーを活かし、いい方向に育てる子育てへ変えていけるということでした。
癇癪でしか表現できなかった子が、言葉で伝えられるようになりました
現在小4の息子は、今では大きく変わりました。
「これやってみたい!」
「ここに行きたい!」
そう言って、自分からイベントや習い事のパンフレットを集めてきます。
そして、
「ママ!俺これに行きたいんだよ。こうこうこうでね」
と、私にプレゼンしてくるようになりました。
運動会のときは 「負けたら嫌だな、絶対1位になりたい!」そう口にした弟に
「負けたら悔しいけどさ、何位だって、頑張ったらそれでいいんだよ!」
そんなふうに、話していて驚きました。
ほんの数年前は、ゲームやジャンケンですら負けると怒って癇癪を起こすような子だったからです。
以前の私は、息子のことを、自分中心で人の気持ちを考えるのは難しい子、相手とのコミュニケーションが苦手な子だと思っていました。
だからこそ、相手目線に立ったり、人に気づきを与える提案が
考えられるようになったと知った時、本当に感動しました。
自分の感情を、怒りや癇癪でしか表現できなかった子が、言葉で伝えられるようになる。
自分の気持ちを行動でぶつけるのではなく、
「やってみたい」
「こうしたらいいよ」
と伝えられるようになる。
相手の気持ちを考えて、相手に気づきを与えられるようになる。
これは、ただ癇癪がおさまったからこうなった、というわけではありません。
コントロール力が育ち、息子のもともと持っていた強いエネルギーを、
チャレンジする力や、自分で決めて動く力、人を喜ばせる力へ育てていけたからこその姿です。
癇癪をおさめることはゴールではなく、通過点です
もちろん、癇癪は収めたいです。
毎日何度も癇癪が起きたら、ママの心も削られますし、家族の生活にも影響します。
「いつ始まるんだろう」とビクビクしながら過ごす毎日は、本当にしんどいです。
だから、癇癪はちゃんと落ち着かせていきたい。
けれど、それはゴールではなく通過点と考えてみてほしいのです。

どんなお子さんでも、いいところや伸ばしたい力を持っています。
ただ、それが困りごとに隠れて見えにくくなっているだけです。
強い自己主張は、自分で決めて動く力へ。
こだわりの強さは、集中してやり抜く力へ。
気持ちの強さは、挑戦する力へ。
言葉にできなかった怒りは、自分の想いを伝える力へ。
癇癪を収めた先に、その子の力を伸ばしていける未来が続いていきます。
夏休みは、コントロール力を育てるチャンスです
夏休みは、子どものコントロール力を育てるチャンスです。
学校や園の刺激が少し減り、おうちで過ごす時間が増えるからこそ、ママの関わりを整えることで変化を起こしやすい時期だからです。
癇癪を起こしやすい子にとって、ストレスは大敵です。
ストレスがあるというだけでも、崩れやすくなることがあります。
だからこそ、夏休みに入る前の今、ママの関わり方を整えておいてほしいのです。
夏休みを、癇癪に振り回される夏で終わらせるのではなく、子どものコントロール力を育てる夏に変えていきませんか?
まずは無料電子書籍で、夏休み前の関わり方を知ってください
5歳を過ぎても続く癇癪は、収めるだけではもったいない。
その子の強いエネルギーは、育て方次第で未来を切り拓く力に変えていけます。
無料電子書籍では、5歳以上の癇癪が続く子が、夏休み中にコントロール力を育てるためのおうちでの関わり方をまとめています。
\5歳以上/
2学期には癇癪ゼロになる!
夏休みの過ごし方

夏休みが始まってから、
「やっぱり無理」
「どうしたらいいかわからない」
「私の声が全然届かない」
とママが先に限界になる前に、今のうちにわが子に合った関わり方を知っておいてくださいね。

