外ではいい子、家では癇癪。そんな子こそ夏休みがチャンスです

園や学校では頑張っている。
先生からは、そこまで困っているとは言われない。

けれど家に帰ってくると、人が変わったように爆発する。

ちょっとしたことで怒る。
泣く。
暴言が出る。
手が出る。

「外ではできているのに、なんで家ではこうなるの?」

「私の関わり方が悪いのかな」

「家でだけ荒れるのは、私のせいなのかな」

そんなふうに、ママが自分を責めてしまうことがあります。

今回は、外ではいい子なのに家で癇癪を起こす子の理由と、夏休み前に整えておきたい関わり方についてお伝えします。

目次

「外ではいい子」なのに家で癇癪を起こす子

癇癪に悩むママから、本当によく聞く言葉があります。

それが、

「外ではいい子なんです」

という言葉です。

園や学校では頑張っている。
先生の話は聞ける。
約束やルールも守れる。
やるべきこともテキパキこなす。

周りから見ると、「しっかりした子」に見えやすい。

そのため、先生やママ友に相談しても、

「えー!?そんなふうに見えない!」

と言われて終わってしまうことがあります。

さらには、

「ママには安心して本当の姿が見せられるんだね」

と言われて、モヤモヤすることもあるかもしれません。

もちろん、その言葉が間違っているわけではありません。

けれど、毎日家で癇癪に巻き込まれているママにとっては、
「そういうことじゃない」
「私の大変さは、どうせわかってもらえない」
と孤独を感じることもありますよね。

家でだけ荒れると、ママは自分を責めてしまう

外ではいい子なのに、家では癇癪。

そんな姿を見ると、ママの中にはこんな気持ちが生まれます。

「私、なめられてる?」

「甘えているだけなのかな?」

「私にだけ荒れるのは、私の関わり方のせい?」

なんなら、パパの前では素直に話を聞くこともある。

そうなると、
「なんで私の前ではこうなの?」
「私だけが毎日しんどい」
と感じてしまうこともあります。

誰かに相談しても伝わりにくい。
だから、誰にも打ち明けられずに一人で抱えているママも多いのです。

私の次男も「外では優等生、家では荒れる子」でした

実は、うちの次男がどちらかと言えばこのタイプでした。

長男は、家でも外でも爆発していたタイプ。

一方で次男は、外では優等生タイプでした。

先生の話はしっかり聞ける。
約束やルールも守れる。
やるべきこともテキパキこなす。

周りから見ると、「しっかりした子」に見えるタイプです。

けれど家では、きょうだいげんかで兄に負けじと激しくやり合う。

95点のテストに、
「頑張ったね!やったじゃん!」
と声をかけたら、

「全然だし!」

と怒って、ビリビリに破ってしまう。

上手にできているよ、と伝えても受け入れられず
自分の思った通りにできないと、泣いたり怒ったりしながら何度も何度もやり直す。

外ではいい子。

だから先生にも、ママ友にも、

「えー!?そんなふうに見えない!」

と言われて終わり。

「ママには安心して本当の姿が見せられるんだね」

そう言われて、モヤモヤしたこともありました。

外ではいい子、家で癇癪は「ママのせい」ではありません

外ではいい子、家では癇癪を起こす子は、ママを困らせたいわけではありません。

外で全力で頑張っている分、家に帰ってきた時には、気持ちと行動をコントロールする力が電池切れになっていることがあります。

中には、園や学校、パパの前では、

「本当の自分を見せたら、ダメな子だって思われるんじゃないか」

「嫌われるんじゃないか」

そんな不安を抱えている子もいます。

だから本当は、ママの前で怒りたいわけではない。
ママのことを困らせたいわけでもない。

脳が限界。
「もう頑張れないよ」のサインとして、癇癪が出ていることがあるのです。


癇癪の出方が違っても、必要なのはコントロール力を育てる関わり方

私も、家で荒れやすくなっていた次男の様子を見て、改めて関わり方を整え直しました。

兄とは全然違うタイプだから、届く言葉も、声をかけるタイミングも違う。

ここを見極めながら毎日関わっていくと、次男にも変化が出てきました。

ゲームに負けても、

「楽しかったからいいや!」

「次頑張る!」

と切り替えがスムーズになったり。

うまくいかないことがあっても、

「〇〇したいから、ママ手伝って」

「これってどうしたらできると思う?」

と、落ち着いて対策を考えられるようになったり。

テストの答案を持ってきて、

「1問わからなかったけど、他のところは頑張ったんだ^^」

こんなふうに、自分のできたところにも目を向けられるようになっていきました。

長男とは違うタイプの次男の子育てを通して、私が改めて感じたのは、

癇癪の出方は違っても、必要なのは、気持ちと行動をコントロールする力を育てる関わり方だということです。

家でも外でも爆発する子。
外ではいい子で、家でだけ荒れる子。

タイプは違っても、ママがその子に合った関わり方を整えることで、子どものコントロール力は伸ばしていくことができます。

外ではいい子の癇癪こそ、夏休みがチャンスです

次男のように、

外では頑張る子。
完璧主義でこだわりが強い子。
家でだけ気持ちが爆発する子。

そんな子こそ、夏休みは関わり方を変えるチャンスです。

なぜなら夏休みは、学校や園で頑張り続ける時間が減り、刺激やストレスが抜けやすく、家での関わり方を整えやすい時期だからです。

実は、癇癪を起こしやすい子にとって、刺激やストレスは大敵です。

刺激やストレスが重なることで、荒れやすくなる子はとても多いです。

もちろん夏休みは、宿題、ゲーム、YouTube、きょうだいげんか、寝る時間など、ママが声をかける場面も増えます。

だからこそ、夏休みに入ってからその場しのぎで対応するのではなく、夏休み前の今のうちに、関わり方を整理しておいてほしいのです。

癇癪が起きた時・起きていない時、それぞれの関わり方を整えよう

癇癪への対応は、癇癪が起きた瞬間だけで完結するものではありません。

大切なのは、

癇癪が起きた時の関わり方
癇癪が起きていない時の関わり方

この両方を整理することです。

癇癪が起きた時に、何を見極め、どのタイミングで声をかけるのか。

そして、癇癪が起きていない時に、どう関わると子どものコントロール力が育ちやすくなるのか。

ここを知っておくことで、ママの対応は変わります。

外ではいい子なのに、家では癇癪がひどい。
ママの前だけ、怒る、泣く、暴言が出る。
このまま夏休みに入ったら、毎日荒れそうで不安。
2学期に癇癪を持ち越したくない。

そう感じているママは、夏休み前に一度、関わり方を整理してみてくださいね。

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癇癪が起きた時に、何を見極め、どのタイミングで声をかけるのか。

癇癪が起きていない時に、どう関わると子どものコントロール力が育ちやすくなるのか。

ここを具体的に整理していきます。

「外ではいい子だから大丈夫」

そう思って様子見してきた癇癪を、夏休みで変えるきっかけにしていきましょう。

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