まだ月曜日なのに、もう疲れてしまった。
そんなふうに感じることはありませんか?
週末の夜、「明日こそ怒らないようにしよう」
「今週は落ち着いて関わろう」と思ったばかりなのに、
月曜の朝からもう親子バトル。
なかなか起きない。
布団から出てこない。
着替えが進まない。
朝ごはんに時間がかかる。
学校の話になると不機嫌になる。
「行きたくない」と言い出す。
朝からきょうだいげんかが始まる。
ママも時間に追われて、だんだん余裕がなくなり
気づけば「早くして!」「何回言ったらわかるの!」
「もう学校に遅れるよ!」と声を荒げてしまう。
やっとの思いで送り出した頃には、朝からもうぐったり。
「まだ月曜日なのに、もうこんなに疲れてる…」
そんな気持ちになるママは、少なくありません。
学校からの電話で、さらに心が重くなる
やっと朝を乗り切って、
仕事や家事をこなしたと思ったら、学校から着信が入っている。
「今度は何をしたの…?」
ドキドキしながら学校に電話をかけると、
友達とのトラブル、授業中の切り替え、
注意されたあとの反応、思い通りにいかなかった時の怒り‥
数々の報告を受ける。

そして先生から、
「お家でも、お話ししておいていただけますか?」
と言われると、ママの心はさらに重くなります。
私だって何度も言っている。
人に迷惑をかけることは、私だって避けたい。
もうやらないって言うまで、何度もきつく言い聞かせている。
何度言ってもよくならないから、私だって困っている。
そんな言葉が、心の中にあふれてくることもあるかもしれません。
家に帰ってからも、また親子バトル‥
学校からの報告を受けた日は、家に帰ってからも苦しいものです。
もうママも疲れているのに、また子どもに話さなければいけない。
「今日、学校で何があったの?」
「どうしてそんなことしたの?」
「ちゃんと謝らなきゃダメだよ!」
「もうやらないって約束して」
本当は落ち着いて話したいのに
話しているうちにママの声もだんだん強くなっていく。

子どもも疲れているのはわかる。
うまく説明できないのも感じている。
それでも、黙り込んだり、怒り出したりする姿を見ると、
また親子で同じ流れに巻き込まれてしまうことがあります。
何度伝えても変わらないのは、親子バトルのパターンができあがっているからかもしれません
怒らないようにしよう。
優しく言おう。
落ち着いて対応しよう。
そう思っているのに同じ流れに巻き込まれてしまうのは
親子バトルのパターンができあがってきているからかもしれません。

たとえば、学校トラブル。
友達に強く言い返してしまった。
思い通りにいかなくて怒った。
注意されると反発した。
手が出てしまった。
うまく伝えられずにトラブルになってしまった。
この姿だけを見ると
「どうして何度言ってもわからないの?」「家でもあんなに話したのに」と
思ってしまうことがあります。
けれど本当は、子どもの中で、
気持ちを立て直す力。
一旦止まって、相手の気持ちを考える力。
自分の気持ちを言葉で伝える力。
思い通りにいかない時に切り替える力。
注意された時に受け止める力。
こうした力が、まだ育ちきっていないのかもしれません。
だから、その場で何度も
「もうやらないって約束して!」「ちゃんと謝らないと!」
「何回言ったらわかるの?」と伝えるだけでは
また同じ流れに戻ってしまうことがあります。
夏休み前の今、学校トラブルの背景を整理しておきたい理由
夏休みが近づいているこの時期は
子どもたちも新学期からずっと頑張ってきた疲れがたまりやすくなります。
さらに、夏休み前のイレギュラーな日課や
普段と違う変化・刺激が増えることで
友達トラブルや注意されたあとの崩れが目立ってくることもあります。
そして夏休みに入ると、親子で過ごす時間が長くなります。
学校で見えていた切り替えの難しさや
思い通りにいかない時の怒りが
夏休みに入ると、今度は家の中で出やすくなることがあります。
ゲームやYouTubeの時間。
宿題や自由研究。
きょうだいげんか。
お昼ごはん。
生活リズムの乱れ。
お風呂や寝る時間。
外出先での切り替え。
こうした場面で、親子バトルが増えやすくなることもあります。
だから、月曜日から「もう疲れた…」と感じているなら
その疲れを「今週もなんとか頑張るしかない」で終わらせないでほしいのです。
今日の一手:一番胸が苦しくなった場面を1つだけ書き出す
月曜日からつらい想いをしているママに
今日すぐにできる整え方のヒントをお渡しします。

今日の一手は、学校からの電話や報告で
一番胸が苦しくなった場面を1つだけ書き出すことです。
たとえば、
友達に強く言い返したと言われた。
注意されたあとひどく怒ったと聞いた。
授業中に友達にちょっかいを出していると報告があった。
「お家でも話してください」と言われて苦しくなった。
こんなふうに、まずは1つだけで大丈夫です。
ポイントは、反省を書くことではありません。
「また私の育て方が悪いのかな」
「ちゃんと言い聞かせなきゃ」と自分を責めるためではなく
どんな場面でわが子がつまずきやすいのかを見つけやすくするためです。

現在地は、責めるために見るものではありません。
変える入口を見つけるために見るものです。
月曜日からもう疲れてしまったママへ。
今日も一日、本当におつかれさまでした。
少しずつ、一緒に整理していきましょう。

