さて今日は
「新学期。行きたいけど行けない子が
なぜかいつも「最後の一歩」で
止まってしまう正体」
についてお話します。
「おはよう。……今日、どうする?」
新学期の初日。
カーテンの隙間から差し込む光の中で、
おそるおそる声をかけるお母さんの
心臓の音が、
隣で眠るお子さんにまで
聞こえてしまいそうなほどの緊張感。
「今度こそは、行ってくれる
かもしれない」
「新しいクラスになれば、
何かが変わるはず」
そんな淡い期待を抱きながら、
結局、動き出さない背中を前にして
「やっぱりダメだった……」と
崩れ落ちそうな朝を
迎えてはいませんか?
実は、
「最後の一歩」が出ないのは、
お子さん特有の脳の反応の仕業です。
実は、お子さんが「行きたい」と
言いながら 最後の一歩で
動けなくなってしまうのには、
明確な「正体」があります。
それは、脳の奥底にある
「扁桃体(へんとうたい)」の
防衛本能です。
どれだけ頭(理性)で「行かなきゃ」と
分かっていても、
脳の火災報知器が「外は危険だ!」と
アラートを鳴らし続けている限り、
体は石のように固まって
動かなくなります。

これは、
本人の「やる気」や「根性」の問題
ではなく、
脳が自分を守るために、
全力でブレーキを踏んでいる状態
なのです。
例えば、
「学校で嫌なことは全くない。
身体さえ治れば行けるのに…」
こんな風に言うお子さんも、
実はご本人さん自身がストレスに
気づいていないケースも多くあります。
お子さんがストレスはないというと
ママもそれをうのみにして
「カラダさえよくなれば」と
躍起になって体のサポートをするのですが
うまくいかないのは、
そのためです。
学校で空気を読みすぎてしんどくなる、
ポロっと口にした一言が失敗体験になり
おともだちにどう思われるか不安が募る。
先生にみんなの前で叱られたのが
トラウマになる。
こんな形で実は静かに、そして確実に
お子さんの脳に
ブレーキをかけているのです。
そして、
あなたの中にも
「ブレーキ」がありませんか?
これはお子さんだけの話ではありません。
「この子のために、
今の接し方を変えなきゃ」
「このメソッドなら、
うちの子も変われるかもしれない」
そう確信して、
セミナーや個別相談を受け、
未来への地図を目の前にしたとき。
「でも、本当に私にできるかしら?」
「受講料を払って、
もし変わらなかったら?」
そうやって、申し込みの前で
足が止まってしまう。
その「最後の一歩」を阻む正体もまた、
あなたの脳が鳴らしている
防衛本能(ブレーキ)です。
変化は、
脳にとって「未知の恐怖」です。
だから、
今の「苦しいけれど慣れ親しんだ日常」に
あなたを留めようと、
脳が必死に言い訳を探し始めます。
「もう少し様子を見たら動き出すかも」
「パパに相談してからにしよう」
「自分で決めてもしダメだったら…⁉」
「損したくない…」
そうやって先延ばしにしている間に、
お子さんの貴重な「今」という時間は、
砂時計のようにさらさらと
こぼれ落ちていきます。
ここから先もずっと心労や時間や
お金もかかり続けるということ。
「損をしたくない」というブレーキが
かかっている時こそ、
視点を少し変えてみる必要があります。
少しだけ「投資」の視点で
考えてみませんか?
今のまま「様子を見る」という選択は、
実は「最もコストがかかる道」
かもしれません。
例えるなら、
エンジンの故障した車を、
無理やり坂道で押し続けて
いるようなものです。
毎日、お母さんの体力も、
精神的なエネルギーも、
そして「いつか治るはず」と通い続ける
病院代や塾の月謝というお金も、
刻一刻と消費されていきます。
これは、壊れた状態を維持するための
「終わりのない維持費」です。
一方で、今ここで
「お母さんの接し方を変える技術」を
身につけることは、
「エンジンの載せ替え」という投資です。
一時的に時間やエネルギーを
使うかもしれません。
でも、一度エンジンが新しくなれば、
車(お子さん)は自分の力で
力強く走り出します。

そうなれば、これまで浪費していた
✓「毎朝のバトルにかける不毛な時間」
✓「わが子の将来を不安に思う心労」
✓「出口の見えない通院や対策の費用」
これらはすべて、お
母さんの「自由な時間」や「家族の笑顔
へと変わっていくのです。
投資の先にある「輝く未来」
想像してみてください。
数ヶ月後、朝の光の中で、
「あ、お母さん、おはよう!」 と、
自分から起きてきたお子さんの
清々しい笑顔を。
「今日はこれをやってみるよ」と、
知性を「不安」ではなく、
「自分の夢」のために使いこなし、
生き生きと目を輝かせて語る姿を。
あの時、勇気を出して
「投資」をした自分に、
「あの決断のおかげで、
今の幸せがあるんだね」 と、
心から感謝しているあなたがいる
はずです。
「損をしたくない」というブレーキを、
「最高の未来を最短で手に入れる」
というアクセルに踏み替える。
進級という大きな波が来ている今。
運任せにして、
また「行けなかった朝」に
がっかりしつづけますか?
はたまた、
今ここで勇気を出して、
お子さんと手を取り合って
トンネルの出口へ向かいますか?
その準備ができたあなたを、
私は全力でサポートします。
今日はここまでです。


