さて今日は
「繊細っ子の不安は
放置厳禁です」
というお話です。
不登校になると、
繊細なお子さんの行動量は
一気に減っていきます。
✔やればできるのに
✔なんでお風呂さえ入れなくなったの
✔夜の不安が強すぎる
不安が強い繊細なお子さんは、
こんなふうに行動がストップしたように
みえます。
「今は無理に動かさず、
様子を見ていれば
そのうち自分から動き出すはず」
と思われがちです。
もちろん、
休ませることは大切です。
体調が悪い時に無理をさせる
必要はありませんし、
安心できる時間が必要な子もいます。
けれど、ここで一つ
知っておいてほしいことがあります。
それは、
様子を見るだけでは、
なかなか動き出せない子がいる
ということです。
なぜなら、このタイプの子は
サボっているわけでも、
甘えているわけでもありません。
頭の中でずっと、
「失敗したらどうしよう」
「また具合が悪くなったらどうしよう」
「みんなにどう思われるかな」
と、不安の先読みを続けています。

つまり、
外から見ると止まっているように
見えても、
脳の中ではずっと
戦っている状態なんです。
だからこそ必要なのは、
「待つこと」だけではありません。
こんな子の不安は
繰り返すほどに強化されます。
※学習と一緒です。
さらに、動かずに危険を回避したことで
「やっぱり動かない方がよかった」
と誤学習していきます。
だから、放置は厳禁なのです。
不安が減ってから動かそうと
思っても、
こんな理由で見守っても
不安が減ることはありません。
だから必要なのは、
安心できる関わりの中で、
「これならできそう」
「ここまでなら行けそう」
と、子どもが自分で選べる
小さな一歩を作っていくことです。
不安が強い子は、
いきなり大きな挑戦では動けません。
「明日から学校に行こう」
「全部ちゃんとやろう」
「前みたいに戻ろう」
これは、不安でいっぱいの子にとっては
山を一気に登れと
言われているようなもの。
でも、
少しでも動く、
ママにNOが言える、
自分で決めたものを食べる
決めた時間にお風呂に入る。
そんな小さな一歩なら、
脳に「動けた記憶」が残ります。
そしてこの
「不安だったけど、少し動けた」
という記憶の積み重ねが、
次の行動の土台になっていきます。
様子を見ることは大切です。
けれど、ただ待つだけではなく、
不安で止まった脳に
小さく動ける道筋を作ってあげること。
ここをおうちで実践していきましょう。
それが、繊細な子がもう一度動き出す
最初のサポートです。
今日も、お子さんの「できない」の奥にある
不安の先読みを見つけてあげてくださいね。

