【今なら2学期前に滑り込めます!】見守るだけではNGなわけ

朝起きられない

※セミナー、すでに満席ですが、
2学期前の大事なタイミングなので
特別に募集します。文末です。

 

さて今日は、

『「見守っている」のに、

なぜか子どもが動き出さない。』

というお話です。

 

あるお母さんが、

こんな相談をしてくださいました。

 

もともとは、 学校にも通い、

部活も頑張り、

勉強にも取り組んでいた

中高一貫校の中学生。

 

ところが、 体調を崩したことを

きっかけに 学校へ行けなくなりました。

 

そこから長い間、 勉強も、 部活も、

学校も止まり、 家では

ゲームやYouTubeをして 過ごす時間が

増えていきました。

 

最初の頃、お母さんは、

「少しでも学校に行けない?」

「勉強、遅れちゃうよ」

「ゲームばかりで大丈夫?」 と

声をかけていました。

 

けれど、 そんな関わりでは

ますます動けなくなると知り、

声かけを変えました。

 

責めない。 急かさない。

先回りしない。

本人の居場所を守る。

 

「今は休む時期なんだ」 と、

できる限り見守ってきました。

 

その結果、 親子関係は

ずいぶん穏やかになりました。

 

ところが、 半年、

1年と時間が経っても、

なかなか次の一歩が 出てこない。

 

ゲームはできる。

YouTubeも見られる。

家族とも話せる。

笑うこともある。

 

だからこそ、 お母さんの中には

新しい迷いが生まれます。

 

「体調は前より良さそうなのに、

いつまで見守ればいいんだろう?」

という迷いです。

 

実はここ、 起立性調節障害や

不登校の子の回復で、

とても大事な分岐点です。

 

最初は、 動かすより休ませる。

刺激を減らす。 安心を増やす。

これは本当に大切です。

 

けれど、

回復してきたあとも ずっと

同じ関わりを続けていると、

“休めるようにはなったけれど、

動けるようにはならない”

ことがあります。

 

なぜなら、 脳は、

安心しているだけでは

「できること」を

増やしていけないからです。

 

少し元気が戻ったら、

その力を、 ほんの少しずつ

使っていく必要があります。

 

脳は適度なストレスで育っていくから。

※ここが難しい…

 

たとえば、 自分で飲み物を取りに行く。

家族のちょっとした頼みごとをする。

 

近所へ出る。

自分の欲しいものを買いに行く。

友達に返信する。

何か一つ、 自分で決めて動く。

 

こんな、

今のその子なら

頑張ればできそうな一歩を入れていく。

 

もちろん、 動けば疲れます。

少しイライラする日もあります。

翌日に エネルギーが

落ちることもあります。

 

ここで、 「やっぱりまだ早かった」 と、

また全部ゼロに戻してしまうと、

子どもはなかなか

「疲れても、大丈夫」

という経験を積めません。

 

回復とは、

ずっと調子がいいことではありません。

 

休む

回復する

少し動く

少し疲れる

また整える

また動く

 

この循環を 少しずつ大きく

していくことです。

 

そしてもう一つ、

とても大切なことがあります。

 

不登校になる前、

ものすごく頑張っていた子ほど、

動き出すことへのハードルが

高くなっていることがあります

 

学校へ行くなら、 ちゃんと行かなきゃ。

勉強するなら、 遅れを取り戻さなきゃ。

部活をするなら、

以前のようにやらなきゃ。

 

本人の中で、 「やるなら100」

になっている。

 

だから、 0から1を始めることが

とても怖くなるんです。

 

親も、 「また無理をさせたら

元に戻ってしまうかも」 と思うと、

 

今度は 「動かすか、見守るか」

の二択になってしまいます。

 

けれど本当に必要なのは、

その間です。

 

100まで頑張らせるでもなく、

0のまま待ち続けるでもなく、

「今日は3ならできそう」 を

見つけること。

 

私は、 ここに回復を

次の段階へ進める 大きな

ヒントがあると思っています。

 

だから、 もし今、

「十分見守っているのに、

なかなか動き出さない」

と感じているなら、

 

今日見てほしいのは、

「学校へ行けるか」

「勉強できるか」 ではありません。

 

この子は今、

どこまでなら 自分の力を

使えそうだろう?です。

 

昨日より会話が増えた。

好きなことなら集中できる。

自分から食べたいものを言った。

 

友達とつながれる。

少し先の予定を話せる。

 

そんな回復のサインが 出ているなら、

次は、 小さな「やってみる」を

入れられるタイミングです。

 

 見守ることは、

何もしないことではありません。

 

今は休ませる時なのか。

それとも、

小さく力を使わせる時なのか。

 

そこを見極めていくことも、

大切な「見守る」です。

 

子どもを、 頑張るか、 何もしないか、

の0か100から卒業させる。

 

そして、

「ちょっとやってみた」

「疲れた」

「休んだ」

「またやれた」

を増やしていく。

 

その積み重ねが、

誰かに動かされるのではなく、

自分で考え、

自分で選び、

自分の足で動き始める力

につながっていきます。

 

今日、 お子さんを見ながら、

ぜひ一つだけ考えてみてください。

 

「今のこの子の“3”って、 何だろう?」

そこから、 次の一歩は始まります。

 

本日14時~、2学期に向けて、

行く行かないに振り回されないための

お子さんの回復の見立てセミナー

行います!

 

8月最後です。

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今日はここまでです。

 

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