繊細な起立性の子が、「朝起きられない」の前に困っていること

朝起きられない

さて今日は

 

「繊細な起立性の子が、

「朝起きられない」の前に

 困っていること」

 

というお話です。

 

起立性調節障害になると

朝起きられないこと自体が

問題の本質のように

感じる方が多くいらっしゃいます。

 

実はその奥に根本の課題が

眠っていることに気づかないまま

サポートすると

 

何度も何度も症状をぶり返したり、

いつまでも良くならないということが

起こります。

 

起立性調節障害になる前の

お子さんを振り返って、

こんなことはありませんでしたか?

 

先生に注意されれば、

必要以上に落ち込む。

 

友達の表情が少し曇っただけで、

「私、何かしたかな」

と気にする。

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誰かが困っていたら、

自分のことより先に助けようとする。

 

本当は嫌でも、

「みんなやってるから」

と頑張る。

 

「迷惑かけたくない」

「期待に応えたい」

そんな気持ちが強くて、

 

周りからは、

「真面目」

「優しい」

「しっかりしている」

と言われてきた。

 

だからママも、

「この子は大丈夫」

と思っていたかもしれません。

 

だけど私は、

繊細な起立性の子たちを見ていて

感じることがあります。

 

この子たちは、

人の気持ちにはとても敏感なのに、

自分の気持ちには意外と気づきにくい。

 

先生のちょっとした表情。

友達の声のトーン。

その場の空気。

 

「今の言い方、まずかったかな」

「嫌な思いさせてないかな」

「私が合わせた方がいいかな」

 

外側から入ってくる情報は、

ものすごく細かく拾っています。

 

ところが、

自分の内側から出ている、

「本当は嫌だった」

「もう疲れた」

「今日は休みたい」

「これ以上はしんどい」

 

という小さなSOSは、

後回しにしてしまう。

 

だから、

「つらいからやめる」ではなく、

「まだできるから頑張る」。

 

自分がどう感じているかより、

周りからどう見えるか。

迷惑をかけないか。

期待に応えられるか。

その場の和を乱さないか。

 

そこが行動の基準になっていきます。

 

しかも本人は、

「ものすごく頑張っている」

という自覚すら

あまりないことがあります。

 

だって、

ずっとそれが

当たり前だったから。

 

そして、

頑張って、

頑張って、

頑張って。

 

あるところから、

朝、起きられない。

頭が痛い。

体がだるい。

学校のことを考えると

動けない。

 

そこで初めて、

体の不調という形で

「これ以上は難しいよ」と

気づかされることになります。

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だから私は、

繊細な起立性の子の回復を、

「朝起きられるようになった」

だけでは判断していません。

 

もちろん、

体調を整えていくことは大切です。

 

だけど、

その先にもう一つ育てたい

大事な力があります。

 

それは、

人の気持ちだけではなく、

「私はどう感じている?」

に気づけること。

 

周りに合わせるだけではなく、

「私はどうしたい?」

と考えられること。

 

そして、

限界まで頑張って

体が止まってしまう前に、

「今日はここまで」

「これはやめておく」

「こっちならやってみる」

と、自分で選び直せること。

 

私はここまで育って初めて、

その子自身が

自分の人生のハンドルを

握り始めるのだと思っています。

 

「人に合わせて頑張る」から、

「自分で考えて、選んで、動く」へ。

 

朝起きられることも、

学校へ行けることも大事かもしれません。

 

けれど、

また同じように

限界まで自分を追い込まないために、

 

もっと大切なのは、

自分の小さなSOSに気づき、

自分で自分を守りながら

前へ進めるようになること。

 

それが、

私が目指している

繊細な起立性の子の

「本当の回復」です。

いかがですか?このまま

身体の治療ばかりを探し続けますか?

 

それとも、課題の本質を

解決してあげたいですか?

 

今、感じた感情に

ふたをしないでください。

 

それがあなたやお子さんの

未来につながる大事な一歩だから。

 

今日はここまでです。

 

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