吃音×発達凸凹キッズの吃音症状を悪化させる「予期不安」について

吃音

 

吃音をこじらせると出てくるのが、

吃音の予期不安

という症状です。

どもって失敗した場面と

同じような場面になったり、

 

自分が苦手だと思う音から

始まる言葉を言わないと

いけなくなると、

 

「またどもりそう!」

 

と不安になる現象をいいます。

 

どもるかどうかは

話してみるまでわからないのですが、

この否定的な考えが、

不自然な話し方を生み出し、

さらにどもりやすくしていく、

負のスパイラルに陥れます。

吃音は話し方の工夫を

重ねれば重ねるほど

症状が慢性化していくところが

悩みです。

この否定的な感情から出てくる

「考え方の癖」がなくなると、

青年期以後はどもりにくく

なっていきます。ㅤ

吃音の体質が強い方でも、

どもることについて、

「何回か話すうちの1回だから

気にならないよ」

という方がいます。

 

 

そういう方は時々かむことは

あっても吃音に振り回されて

生きていません。

 

 

一方で、

1回でもどもると、

「またどもった!だめじゃないか!」

恥ずかしい!」

と自分を責めてしまう方がいます。

 

そういう方は、

吃音が目立たないところは

何か?どこか?どうしたらいいか?

という選択肢で自分の人生を

選ぶようになっていきます。

 

 

もし、お子さんが吃音を自覚し、

自分の殻に閉じこもっているとしたら、

 

 

そんな「思考の癖」

もってしまったのかもしれません。

 

 

その殻を打ち破るのは、

吃音の隠し方を教えることでは

ありません。

 

 

その方法を学んだのに、

うまくいかなかった場合、

さらに自分に自信を失っていくからです。

 

 

そんな時は、

当たり前にしていることを肯定します。

 

 

小さい子も大人も褒められて

嬉しくない人はいません。

 

 

子どもも大人も

「承認欲求」「貢献欲求」

あります。

 

 

そこを刺激する声かけで、

 

「吃音はあるかもしれないけど、

自分のこういうところはいいところだな」

 

「喜んでもらえた!

自分も人の役に立てたんだな!」

 

と自分で自分を認められる子に

育てていきましょう!

 

 

自分で自分を認めるって

なかなか大変です。

 

 

だから、まずはママさんから

始めましょう!

 

子どもの前で自分自慢!

「今日、ママこれやったの!

すごいでしょ!」

小さな変化を褒めます。

 

 

お子さんに

「そんなこと褒めてんの?」

と思わせられれば上出来です!

 

 

どんどん自分もお子さんも

小さなことから肯定していき、

 

 

「そっか!自分のこれって

よかったんだ!自分頑張った!」

 

 

と肯定できる子に育てていきましょう!

 

 

すると、予期不安が軽減し、

どもりにくくなっていきます^ ^

タイトルとURLをコピーしました