吃音×発達凸凹キッズの本当の問題は◯◯

吃音

 


吃音があるからって

発達凸凹があるからって

なぜ私たち親は悩んで

いるのでしょうか?

 

吃音も発達凸凹も

本当は大した問題じゃないんです。

 

それはその子の個性の一部で

うまくすれば長所にだって

なり得るものなんです。

 

じゃ、なぜ悩むのか?

なぜ不安なのか?

 

それは、他の子とちょっと

違う一面を持つ我が子が、

いじめられないか?

不登校にならないか?

就職できないんじゃないか?

思い通りの人生を送ることが

できないんじゃないか?

 

と、漠然とした不安

よぎるからです。

 

この不安を解消するために

本当に必要なものって

「この子なら何が起きても大丈夫!」

信じられる力だと思います。

 

吃音があっても、

発達凸凹があっても

「この子なら大丈夫!

自分が生きやすい道を見つけて、

どんなことも乗り越えられる

子になる!」

と思えれば不安に感じなくなります。

 

そんな子に育てるために大切なのが、

我が子を信じる力なのですが、

 

そんなの言われたって

簡単にできません!

どーしても心配しちゃいます!

という方いませんか?

 

 

実はこの問題を解決するために

重要なことが

 

記憶

 

だということを今日は、

お話したいと思います。

 

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生まれた時から様々な経験をして

我が子たちは記憶を重ねていきます。

 

この時にどんな感情で一つ一つの

経験を記憶していくか?

ということが

実はとっても大事なんです。

 

 

例えば、

ご飯をたくさん食べこぼしながら

食べる困ったさんがいたとします。

 

食べこぼしには注目せず

 

「いつも美味しそうに食べてくれて

ママうれしいな〜」

とニコニコ声をかけられ、

 

「あれ!お米一粒残さず

きれいに食べたね〜!

農家さんも喜んでるね〜」

 

と言われて育った子は、

 

・ご飯をもりもり食べると

周りの人が幸せになる

 

・米を一粒残らず食べると

農家の人は喜ぶ

 

ポジティブな記憶に支えられた

価値観を持つようになっていきます。

 

すると、こぼさず食べるように

しつこく言わなくても

だんだんこぼさずきれいに

食べられるようになっていきます。

 

 

 

一方、毎日食事の度に

 

「こぼさず食べて!」

「ま〜たこぼしてる!
 何度も言ってるでしょ!」

 

と言われ続けられた子は、

 

「僕/私はいつも怒られちゃう」

 

「僕は/私はどうせきれいに

食べられない。」

 

「ママの期待通りのことができない

ダメな子だ。」

 

「きっとママは僕/私のこと

ダメな子って思ってる。」

 

ネガティブな記憶を溜めこみ、

自分に対する価値観も

歪んでいきます

 

そうなると子ども自身に

「自分はやればできる!」

というイメージが湧きにくくなるので、

 

ママたちが追い求めている

「この子なら大丈夫!」

という子に育ちにくく

なっていくんです!


それは困りますよね。

 

 

ですから、

今、目の前の困りごとって

本当に困りごとなのか?

問題はそこなのか?

とご自分に問いただしてみて

ほしいんです。

 

すると、

小さい時期に上手にできないことも

「いつかできるようになるから

大丈夫だよ〜」

と大目にみられるし、

 

 

どもってうまく話せないことも、

脳の発達途上だから、

ラクにどもれてれば大丈夫!

 

と、ママの気持ちが

楽になっていきます。

 

私達の日々の言葉が

子どもの脳に刻まれていきます

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それがその子の価値観となって、

人格を作り出していきます。

 

発達過程の子どもが今すぐ

上手にできなくても

それは大人になるまでにできれば

いいことなんです。

 

それよりも子どもにどんな

記憶を授けたいか。

 

どもることを笑われて

傷ついて帰ってきた子の記憶を

どうやってポジティブなものに

上書きするか。

 

そこにフォーカスして

言葉を上手に使えるママになると

子どもたちが本来持っている力が

発揮され、勝手に成長する子に

なっていきます!



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