お友達がいても「ママ一緒に遊ぼう!」とママとばっかり遊びたがる。 または、お友達のママやパパとは遊びたがるけど、同年代のお友達とはなかなか遊ぼうとしない。
こんな様子がみられる子はもしかしたらASD(自閉症スペクトラム)の傾向があるかもしれません。
「自閉症」という言葉を見ると、
・他人の気持ちがわからない
・他人と関わりを持ちたがらない
と思われてしまいがちですが、そうとは限りません。
確かに他人が何を考えているのか想像するのは得意ではありません。
IQは高いけど、国語の問題の「登場人物は何を感じていたでしょうか?」という問題が苦手な子は多いです。「そんなの聞けないんだからわかるわけないじゃん」と真顔で言い切る子もいます。
他人の気持ちを推測することはできても、本人じゃないからそれが本当かどうかわからない。
というのが彼らの思考パターン。
そんなお子さんは、ペースを合わせてくれたり、気を遣ってくれる大人とは遊べるのですが、 予想外のことを言ったり遊びのペースを崩してくる同年代のお友達とは楽しめないということが起きる場合があります。
同年代であっても息ぴったり!というお友達に出会えればそんなことはないのですが、そんな出会いはそう簡単にあるものではありません。
そんなお子さんは、相手にNO!と言われたり、自分からNO!と伝えることの苦手さや、
「〇〇しよう!これはこうすると面白いんだよ」と何をしたいのか上手に伝えられないことが原因だったりするので、そこを親子のコミュニケーションで育ててあげてほいしいと思います。
吃音×繊細っ子の思考を変える
たった3つの対応法
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一般的によく言われるのはロールプレイです。
お母さんがお友達役をやって、「遊ぼう」と誘う時にどうやって誘うかリハーサルをします。
いきなりロールプレイしよう!と誘ってもなかなかできない、ということもあると思うので、そんな時はおままごとの中でサラリとリハーサルをしてみます。
お友達が盛り上がって遊んでいるところに、いきなり入ってきて「〇〇して遊ぼう!」と違う提案をしたら、そのお友達は遊ぶ気になるかな?
というと、そうはならないね。というようなシチュエーションをつくってさらりとリハーサルをするわけです。
またはお友達からしつこく遊びに誘われているけど、上手に断れなくて、黙々と1人遊びを続けていると、相手を怒らせてしまう、などのシチュエーションもおままごとの中で再現したりします。
そうやって子ども社会で起きそうな出来事を想定してリハーサルしておくと、人と交流する時には何に気をつけたらよいか、という知識が子どもの中で積まれていきます。
それが実践の場で生かされるようになりますので、うちの子ちょっとお友達とのコミュニケーション苦手かもしれないと思ったら、親子のコミュニケーションで少しずつ教えていってあげてください。
\親子で笑顔になれる/
練習はしないでたった3つの習慣をするだけ
吃音はす〜っと落ち着く
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年齢が上がったお子さんの場合、ロールプレイが難しければ、ストーリーにして教えてあげましょう。
ママの子どもの頃のストーリーでもいいですし、何かのドラマや映画の話として聞かせるのもよいです。
実は、少女漫画や青春漫画などは感情のやりとりばかりを題材としているので、情緒面でうちの子少し心配…なんていうお子さんには漫画がよい先生になってくれる場合もあります!
色々活用してみてください!
\1日3分で吃音が落ち着く!/
ママの声かけを○○に変えるだけ
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執筆者:おざわつきこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)