吃音がよくなった先をみる視座を持つ

吃音

今、みなさんは、
目の前の我が子の吃音が
増えた、減ったということが
気になると思います。

ですが、
そこは実は1番重要では
ないんです。

吃音は脳が発達すれば
よくなるので、
少し視座をあげて、
視野を広げ、
よくなった先をみてください。

どもらなくなってきたけど、

・自分の気持ちを
 あまり話さない

・何を聞いても 
 「楽しかった!」
 「わからない」
 「忘れちゃった」

ばかりの子は要注意です。

簡単に一言で言うと、
このタイプのお子さんは
「取り繕い」が上手に
なっているだけです。

小さい頃から
細かなことを親から
しつけられてきている子は、

「怒られたくない」

という用心の壁が厚くなります。

そうすると、
親に怒られるようなことは
親に語らなくなっていきます。

そのため悩みを親には
相談できなくなり、

都合の悪いことは
隠すようになります。

実は、吃音もその一つに
されてしまうのです。

親を心配させてしまう
と思うので、
親の前でもどもれなく
なっていきます。

その行為が吃音を悪化させる
ことにも気づかず、
吃音を隠すための
工夫を繰り返し、
症状が進行していきます。

だからこそ、
吃音が増えた・減ったかよりも、

子どもが自分の気持ちを
言えているかどうか、

自由に想いを言葉で
語る表現力が育っているか
どうかに注目してほしいのです。

本当に吃音がよくなっても
自分に自信がない子は、
想いや考えを言葉で表現せず、
隠すようになります。

それでは、
生きにくいですよね。

子どもが選択できる人生を
歩めるように、

想いを言葉で表現する力は
言語発達だけでは解決
しないんです。

子どもが自分を認め、
自分を好きになって
自信をもつから表現できる
ようになります。

そこが吃音克服のための
センターピンとなります!

センターピンを倒すために
変えるのは、
まず親である私たちです。

コミュニケーションの力
子どもの思考の癖、
脳のネットワークの育ち
変えていきましょう!

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